小籠包・魯肉飯・牛肉麺・マンゴーかき氷。
これらは台湾で堪能する定番グルメですが、台湾のローカルの人々が日々の暮らしの中で食べているグルメには、もっと美味しくてもっと面白いものがたくさんあります。
私自身、台湾で暮らす以前はド定番と言われるグルメしか知りませんでしが、生活する中で「こんなものもあるんだな…」と知ることになった食べ物がたくさんあります。
この記事では「ローカルのように食を楽しむ」をテーマに、ジャンル別に厳選した台北で食べるおすすめ台湾グルメについて紹介します。
目次
これだけは食べた方が良いおすすめ台湾グルメ
この記事ではおすすめグルメ40選として様々な台湾グルメを紹介していますが「台湾滞在中にそんなにたくさん食べれない!」というケースもあると思います。
そこで、これだけは台湾で食べた方が良いなと思うおすすめグルメをピックアップしてみました。
台湾発祥ではないものが大半なので、厳密に言うと”台湾グルメ”ではないものの、台湾で楽しむべきグルメとして紹介します。
点心系グルメ
小籠包
- ピンイン:xiǎo lóng bāo
- カタカナ発音:シャオロンバオ
台湾で小籠包や点心系のものを食べるなら、以下のお店がおすすめです。
- 鼎泰豐
- 杭州小籠湯包
- 點水樓
上記3店全てミシュランガイド台北2018でビブグルマンを獲得しています。
大定番であるものの、鼎泰豐(ディンタイフォン)が飛び抜けて食事&サービスのレベルが高いと感じています。
いつ行っても、気持ちの良いサービス、そして美味しい料理をいただくことができます。
❤︎それぞれのお店の詳細はこちら↓↓↓
シンガポール発のパラダイスダイナシティもおすすめ!
台湾発の小籠包のお店に拘らないのであれば、シンガポールの樂天皇朝(パラダイスダイナシティ)もおすすめです。
パラダイスダイナシティは日本にも進出していますが、鼎泰豐と比較すると、どこにでもあるというわけではないので、台北で食べるのもアリだと思います。
パラダイスダイナシティと言えば、やはりこのカラフルな8色小籠包。
一般的な小籠包と比較して、何個食べても飽きない楽しさ&美味しさがあります。
❤︎パラダイスダイナシティの詳細はこちら↓↓↓
蔥油餅
- ピンイン:cōng yóu bǐng
- カタカナ発音:ツォンヨウビン
蔥油餅は小麦粉に水を加えて作った生地の中に油と青ネギをミックして焼いたスナックです。
夜市や市場、レストランなど色々なところで販売されています。
蔥抓餅
- ピンイン:cōng zhuā bǐng
- カタカナ発音:ツォンジュアビン
蔥油餅と似たものに蔥抓餅というものがあります。
材料は基本的に同じなのですが、作るプロセスにおいて違いがあります。
蔥抓餅の抓には掴むという意味があり、生地を焼き上げる段階でフライ返しを使って生地を引っ張ったり中央に寄せたりして焼き上げます。
これにより蔥油餅とは異なる食感が生まれます。
蔥抓餅は永康街にある天津蔥抓餅が有名です。いつも行列ができているお店ですが、何度食べても美味しいです!
❤︎永康街の詳細はこちら↓↓↓
台湾のスーパーの冷凍食品のコーナーに置いてある蔥抓餅。
冷凍食品ですが、自宅で簡単に蔥抓餅がフライパンで作れる上、安くて美味しいです。
胡椒餅
- ピンイン:hújiāo bǐng
- カタカナ発音:フージャオビン
胡椒餅は豚肉餡に青ネギと胡椒の他、五香粉などを加え、タンドール窯のような形状をした容器の中に貼り付けて高温で焼き上げて作られたものです。
胡椒餅が有名なお店はいくつかありますが、饒河街觀光夜市にある福州世祖胡椒餅が有名です。
福州世祖胡椒餅はミシュランガイド台北2018でビブグルマンを獲得しています。
❤︎饒河街觀光夜市についてはこちら↓↓↓
鍋貼
- ピンイン:guōtiē
- カタカナ発音:グオティエ
焼き餃子の鍋貼。
台湾で焼き餃子を食べるなら超安くて美味しい八方雲集がおすすめです。
❤︎八方雲集についてはこちら↓↓↓
包子
- ピンイン:bāozi
- カタカナ発音:バオズ
包子はあんまんや肉まんなどのように、餡を饅頭(マントウ)の生地で包んだ点心です。
おかず系・おやつ系の包子があります。
観光のついでに便利なロケーションにあるお店は、姜太太や姜包子です。
民生社区にあるこちらのお店はおやつ系の包子が美味しいです↓↓↓
ご飯系グルメ
ご飯系グルメにも美味しいものがたくさんあります。
魯肉飯
- ピンイン:lǔròu fàn
- カタカナ発音:ルーローファン
台湾で食べるご飯もののグルメの代表格は魯肉飯。
魯肉飯は細かく刻んだ脂身の多い豚肉を調味料と共に煮込んで、それを白いご飯の上にかけたものです。
観光客の間では金峰魯肉飯がよく知られていますが、私は黃記魯肉飯が美味しいと感じています。
豬腳(豚足)が有名な富霸王豬腳というお店の魯肉飯も絶品です。
❤︎ルーローハンの詳細はこちら↓↓↓
雞肉飯
- ピンイン:jīròu fàn
- カタカナ発音:ジーローファン
魯肉飯よりもさっぱり食べることができる雞肉飯もおすすめです。
梁記嘉義雞肉飯の雞肉飯が有名ですが、私が気に入っているお店は饒河街觀光夜市近くにある司機俱樂部というお店の雞肉飯です。
深夜営業をしているので、真夜中にお腹が空いた時でも雞肉飯を食べることができます。
❤︎司機俱樂部の詳細はこちら↓↓↓
油飯
- ピンイン:yóu fàn
- カタカナ発音:ヨウファン
油飯は台湾のおこわです。
油飯もいくつか有名店があり、迪化街(大稻埕)エリアにある林合發油飯粿店や珠記大橋頭油飯が人気です。
饒河街觀光夜市の中に入っている東發號も有名で、ミシュランガイドのおすすめのお店として紹介されています。
❤︎東發號についてはこちら↓↓↓
肉粽
- ピンイン:ròu zòng
- カタカナ発音:ロウゾン
肉粽はちまきです。
台湾でも北部と南部で調理方法が異なるので、台北に加え南部を旅する予定があれば、色々な場所で肉粽を試してみても面白いと思います。
麺系グルメ
台湾でよく食べられているメジャーな麺の種類には、意麵・麵線・陽春麵・油麵、そして刀削麺や米苔目などがあります。
それぞれの麺が様々なスタイルで各種麺料理に使われています。
麺料理も色々なものがありますが、おすすめをいくつかピックアップして紹介します。
牛肉麵
- ピンイン:niúròu miàn
- カタカナ発音:ニューロウミエン
牛肉麺には大きく分けけて、清燉と紅燒という2種類のスープがあります。
清燉は上の画像のようなクリアスープタイプのもので、あっさりしています。
こちらは紅燒に分類される牛肉麺。
これにトマトが加えられたものもよくあり、番茄牛肉麵と呼ばれています。
お店によって使われている麺が異なり、刀削麺からストレート麺まで様々です。
牛肉麺については、台北に人気店がたくさんありますが、おすすめはMRT國父紀年館駅近くにある清誠中國牛肉麺食館というお店の清燉タイプの牛肉麺。
また、牛肉麺はスープの方がメジャーですが、汁なしの牛肉麺もあります。
汁なしの牛肉麺は乾拌牛肉麵と呼ばれています。
乾麺
- ピンイン:gānmiàn
- カタカナ発音:ガンミエン
汁なし混ぜ麺の乾麺。
乾拌麵と呼ばれることもあります。
乾麺と言ってもお店によって使われている麺や味が異なり、色々なお店で乾麺を食べる楽しさがあります。
上の画像にある乾麺は油麺が使われているタイプの乾麺です。滷肉や野菜が乗っていますが、もっとシンプルなものの方が一般的です。
意麵も汁なし麺によく使われています。
乾麺の中でも私がおすすめするのは福州乾麵。
一般的な乾麺との違いはそのシンプルさと食べ方の違いです。
福州乾麵は茹でた麺に油と青ネギを加えた状態で提供され、後はテーブルにある調味料で好みに応じてアレンジを加えていきます。
福州乾麵は、別名で傻瓜乾麵とも呼ばれています。
福州乾麵を台北で食べるなら小南門エリアがおすすめです。名店が軒を連ねているエリアです。その他に宜品福州乾拌麵というお店も美味しいです。
❤︎小南門で食べる福州乾麵が美味しいお店はこちら↓↓↓
麵線
- ピンイン:miàn xiàn
- カタカナ発音:ミエンシエン
麺線は日本のそうめんのような細い麺です。
大腸蚵仔麵線と言って、大腸や牡蠣がミックスされた麺線がポピュラーです。
麺線が有名なお店に阿宗麵線があります。
観光客の方が多く常に行列ができている人気店として有名です。
クセがない麺線を食べたい時におすすめです。
擔仔麵
- カタカナ発音:ダンザイミエン
- ピンイン:-
観光客の間で人気が高い担仔麺のお店と言えば度小月。
上の画像にある担仔麺は迪化街にある永樂担仔麵のものです。永樂担仔麵は孤独のグルメの台湾出張編で取り上げられたお店の一つです。
涼麵
- ピンイン:liáng miàn
- カタカナ発音:リャンミエン
夏場におすすめの麺類は涼麺。
台湾の冷やし中華です。
涼麺は台北の松山区に美味しいお店が多いので、このエリアに足を運ぶことをおすすめします。
❤︎涼麺特集はこちら↓↓↓
擔擔麵
- ピンイン:dàn dàn miàn
- カタカナ発音:ダンダンミエン
日本でも人気の担々麺。
鼎泰豐をはじめ、色々なレストランで食べることができますが、一味違う担々麺を食べるなら、餘記麵館というお店がおすすめです。
絶品担々麺をいただくことができます。
❤︎餘記麵館の詳細はこちら↓↓↓
紅油抄手麵
- ピンイン:hóng yóu chāoshǒu miàn
- カタカナ発音:ホンヨウチャオショウミエン
紅油抄手は四川料理に分類されますが、台湾でもよく食べられている料理です。
ワンタンにチリオイルや花椒を混ぜて作ったソースを絡めた料理が紅油抄手で、麺を加えたものを紅油抄手麵と呼んでいます。
上の画像はパラダイスダイナスティのワンタンのチリソース和え麺というものですが、こちらもかなり美味しいです。
こちらは麺なしの一般的な紅油抄手。
担々麺で紹介した餘記麵館の紅油抄手で、花椒の香りが強いタイプの紅油抄手です。
ちなみに、辛いものが苦手という方にはチリが加えられていない餛飩麵(ワンタン麺)の方が食べやすいと思います。
米粉湯
- ピンイン:mǐfěn tāng
- カタカナ発音:ミーフェンタン
米粉湯はとってもあっさりしたシンプルなスープ麺です。
米粉(ビーフン)というと一般的に細いビーフンを思い浮かべる方が多いと思いますが、「粗米粉」と呼ばれる少し太めの米粉が使われていることもあります。
民生社区の市場の中に入っているお店の米粉湯が美味しいと感じています。
❤︎詳細はこちら↓↓↓
ただし、こちらのお店は観光客の方には使いにくい面もあるので、観光ついでに米粉湯が食べたい場合は、迪化街にある民樂旗魚米粉の方が便利です。
雞絲麵
- ピンイン:jī sī miàn
- カタカナ発音:ジースーミエン
いわゆるチキンラーメンのようなもので、食べたことがなくても何となく懐かしい味がする不思議な一品です。
例えるなら、駄菓子屋さんにあるようなインスタント麺。
台北であれば政江號と言うお店がおすすめです。
政江號の湯圓や甜不辣も有名で、麺類からデザートまで色々なものをいただくことができます。
❤︎政江號の詳細はこちら↓↓↓
もし、高雄まで足をのばす機会があれば、阿財雞絲麵というお店の雞絲麵を試してみてください。このお店の雞絲麵はシンプルながら最高に美味しいです。
❤︎阿財雞絲麵の詳細はこちら↓↓↓
スープ系グルメ
中華圏のスープは「体に優しいな」と感じることができるものが多いです。
漢方ががっつり使われたスープからあっさり系のスープまで色々なものがあります。
四神湯
四神湯は茯苓(ブクリョウ)、淮山(山芋)、芡實、蓮子という4つの漢方成分がベースになっています。
- ピンイン:sì shén tāng
- カタカナ発音:スーシェンタン
これにハトムギや豚の小腸を加えて作られています。
四神湯は色々なところでいただくことができるので、メニューを見て四神湯があれば注文してみるという形がおすすめです。
上記の肉粽(ちまき)のセクションで紹介した割包のお店でも四神湯を提供しています。
スープで薬膳系のものが好きな方は藥燉排骨もおすすめです。
饒河街觀光夜市にある陳董藥燉排骨というお店が有名です。
鼎邊銼
- ピンイン:dǐng biān cuò
- カタカナ発音:ディンビエンツオ
鼎邊銼は上の画像にある白いテロテロっとしたものが特徴的なスープです。
これはお米(ライスミルク)が原材料になっていているもので、大きな鍋で蒸して作られています。
鼎邊銼は基隆の廟口にあるお店が有名ですが、迪化街のすぐ側にある慈聖宮という、廟周りに台湾伝統グルメを楽しむことができるエリアでも鼎邊銼をいただくことができます。
同じお店のしらすチャーハンも素朴な味で美味しいです。
❤︎慈聖宮グルメの詳細はこちら↓↓↓
魚丸湯
- ピンイン:yú wán tāng
- カタカナ発音:イューワンタン
フィッシュボールスープの魚丸湯。
上記のスープは迪化街にある佳興の三色丸湯ですが、お店で手作りしたふかふかのフィッシュボール(つみれ)がとても美味しいです。
フィッシュボールスープは色々なお店にある定番のスープですが、小南門にある福州乾麵のお店のフィッシュボールスープも美味しいです。
❤︎佳興の詳細はこちら↓↓↓
肉羹
肉羹は豚のひき肉に魚のペーストを混ぜて作られた練り物が入ったトロッとしたスープです。
- ピンイン:ròu gēng
- カタカナ発音:ロウガン
カタカナ発音にはロウガンと書きましたが、正しい発音は少し異なります。「geng」という音を日本語っぽく「gan」と発音してしまうと、ちょっと悪い意味の言葉に聞こえてしまうので、グーグル翻訳などで正しい音を確かめてみてください。
肉羹は豚のひき肉がベースですが、肉羹以外にもバリエーションがあり魷魚羹などがあります。魷魚羹はイカに魚のペーストを和えたものを茹でて作られています。
上の画像にあるスープは迪化街にある老阿伯魷魚羹というお店のフィッシュボールと魷魚羹がミックスされたスープです。
三合一湯
- ピンイン:sān hé yī tāng
- カタカナ発音:サンハーイータン
三合一湯は、味噌・貢丸(豚のつみれ)・溶き卵の3つがミックスされたスープです。
台北では涼麵とセットで注文するスタイルが定番です。
ホッとする優しいテイストが魅力です。
三合一は英語で言うthree in one(3 in 1)という意味です。
軽食系グルメ
軽食系グルメを紹介します。
割包
- ピンイン:gē bāo
- カタカナ発音:グァバオ
割包は台湾式ハンバーガーです。
長崎の角煮まんじゅうのようですが、酸菜・パクチー・ピーナッツパウダーなどのトッピングが加えられ、独特のハーモニーを醸し出しています。
角煮まんじゅうよりもクセが強いので、好き嫌いが分かれるグルメです。
台湾式ハンバーガーは藍家割包が有名ですが、MRT松山駅近くにある松山割包は藍家割包と同じクオリティの割包を食べることができる上、並ばずに食べることができる穴場としておすすめです。
❤︎藍家割包の詳細はこちら↓↓↓
❤︎松山割包の詳細はこちら↓↓↓
蚵仔煎
- ピンイン:-
- カタカナ発音:オアジェン
蚵仔煎は牡蠣オムレツです。
台湾語の発音でオアジェンと呼ばれています。
蚵仔煎は寧夏夜市にある圓環邊蚵仔煎が有名です。
❤︎寧夏夜市についてはこちら↓↓↓
肉圓
- ピンイン:ròu yuán
- カタカナ発音:ロウユエン
肉圓は台湾語の発音でバーワンと呼ばれることも多いです。
地域によって作り方が異なり、肉圓を蒸すだけの調理法の他、蒸したものを油で揚げる調理法があります。
肉圓が有名な彰化の他、台湾の中部は揚げるスタイルがメジャーで、南部に行くと蒸すスタイルが一般的です。
上の画像にある肉圓は高雄スタイルの蒸した肉圓で、揚げた肉圓と比較してかなりあっさりしています。
豆漿&油條
- ピンイン:dòujiāng & yóutiáo
- カタカナ発音:ドウジャン & ヨウティアオ
豆漿は豆乳です。
上の画像の右側にあるものが揚げパンの油條(ヨウティアオ)。
豆漿には油條を浸して食べることが多いので、セットで購入して一緒食べてみてください。
台北にある豆漿で有名な朝ごはん用のお店と言えば阜杭豆漿。ものすごい行列ができます。阜杭豆漿では、塩っぱい鹹豆漿(シエンドウジャン)が有名です。
阜杭豆漿よりも個人的におすすめのお店が四海豆漿大王。四海豆漿大王の鹹豆漿もかなり美味しいです。
蛋餅
- ピンイン:dàn bǐng
- カタカナ発音:ダンビン
豆漿&油條の他、サンドイッチや蛋餅も朝ご飯としてよく食べられています。
フランチャイズ展開している美而美に行くと、蛋餅の他、ハンバーガー・サンドイッチなど定番の朝食を食べることができます。美而美は色々な場所にあります。
サイドディッシュ系グルメ
台湾では飲食店に「小菜」と呼ばれる前菜料理にあたる一品料理が置いてあるところが多く、自分の好きな小皿料理をセルフサービスで自由に取るという形になっています。
小菜にはキュウリや豆乾など色々なものがあります。
ここでは小菜以外に、ローカルの人が普段よく食べているサイドディッシュをピックアップして紹介します。
黑白切
- ピンイン:hēi bái qiē
- カタカナ発音:ヘイバイチエ
黑白切はサイドディッシュを総称する表現で、米粉湯を提供するお店をはじめ、小吃店で提供されていることが多いです。
黑白切はお店によって品揃えが多少異なりますが、豚のいくつかの部位(嘴邊肉・五花肉など)の他、内臓、ソーセージ、豆腐、海鮮、野菜など色々なものがあり、欲しいものを指定して盛り合わせにしてもらうことが可能です。
おすすめは嘴邊肉(豚の頬周りの肉)。
黑白切の由来
台湾語で「適当・好きなようにする」という意味を持つ「烏白(オーペッ)」という言葉が元になっていて、黑白切は直訳すると「適当に切ったもの」という意味です。
黑白切の注文方法
例えば、豆腐なら「一份(一個)豆腐」という形で欲しいものを欲しいだけ指定するか、「NT$100分下さい」などと金額を言ってお任せにしてもらうこともできます。
お任せにすると内臓部分など欲しくないものが盛り合わせになってしまうことがあるかもしれないので、欲しいものを指定した方が安全だと思います。
以前、お任せにした時にかなりエグイ部位が出てきて、食べられなかったことがあります…。
燙青菜
- ピンイン:tàng qīngcài
- カタカナ発音:タンチンツァイ
燙青菜は湯がいた野菜です。
滷肉汁とにんにくで和えたり、お店によってソースなどを加えて味つけします。
上の画像にあるものは地瓜葉(さつまいもの葉)の燙青菜です。
シンプルですが、シンプルだからこそ美味しいと感じることができる一品です。
燙青菜は色々なお店にあります。
ドリンク系グルメ
台湾はドリンクスタンド天国です。
日本にはないとってもクリエイティブなドリンクがたくさんあります。
金桔(キンカン)系のドリンクや青蛙下蛋という夜市によくあるドリンクも定番人気ですが、ここでは定番のタピオカミルクティーのほか、おすすめのドリンクについて紹介します。
珍珠奶茶
- ピンイン:zhēnzhū nǎichá
- カタカナ発音:ジェンジューナイチャー
タピオカミルクティーの珍珠奶茶。
上の画像にあるタピオカミルクティーは春水堂のものですが、50嵐、CoCoをはじめとしたドリンクスタンドでタピオカミルクティーをいただくことができます。
❤︎春水堂についての詳細はこちら↓↓↓
黑糖珍珠鮮奶
- ピンイン:hēitáng zhēnzhū xiānnǎi
- カタカナ発音:ヘイタンジェンジューシエンナイ
黒糖タピオカミルクは珍煮丹というお店のものが美味しいです。
黒糖のコク、そして黒糖タピオカのもっちり加減が最高です。
タピオカミルクティーよりも黒糖タピオカミルクの方が美味しいなと感じています。
❤︎珍煮丹についての詳細はこちら↓↓↓
水果茶
- ピンイン:shuǐguǒ chá
- カタカナ発音:シュエイグオチャー
フルーツティーの水果茶。
水果茶は一芳(イーファン)のものが美味しいです。
一芳は日本にも進出しているので、台湾でしか飲むことができないものではなくなっているものの、やっぱり台湾に来たら飲んで欲しいな〜と思うドリンクです。
❤︎一芳の詳細はこちら↓↓↓
フルーツ&デザート系グルメ
日本では高級であったり希少な果物でも、台湾では安く購入して食べることができます。
また日本にはないデザートも色々あるので、気になったものを試してみてください。
芒果
- ピンイン:mángguǒ
- カタカナ発音:マングオ
マンゴーが旬の時期は様々な品種を食べることができるチャンスです!
旬の時期はスーパーがマンゴーのワンダーランド化しているので、興味がある方は現地のスーパーをのぞいてみてください。
もちろん、定番人気デザートのマンゴーかき氷もおすすめですが、マンゴーはマンゴーだけでも本当に美味しいです。
❤︎台湾スーパーの詳細はこちら↓↓↓
火龍果
- ピンイン:huǒlóng guǒ
- カタカナ発音:フオロングオ
火龍果はドラゴンフルーツです。
ホワイト・レッド・イエローがありますが、台湾でよく見るのはホワイトとレッドです。
上の画像の左側にあるものがレッド、右側にあるものがホワイトのドラゴンフルーツです。
レッドドラゴンフルーツはホワイトよりも甘みが強くとても美味しいです。是非、食べてみてください。
湯圓
- ピンイン:tāngyuán
- カタカナ発音:タンユエン
湯圓は白玉団子のようなプレーンなものから、中にゴマペーストや小豆餡が入ったものがあったり、豚肉餡が入ったおかず系ものなど様々なものがあります。
冬至や元宵節に必須の定番デザートですが、年中よく食べられています。
上の画像の湯圓は雞絲麵のセクションで紹介した政江號のものです。
中華系のデザートでは豆花も人気です。
❤︎湯圓の詳細はこちら↓↓↓
杏仁豆腐
- ピンイン:xìngrén dòufu
- カタカナ発音:シンレンドウフー
杏仁豆腐を観光ついでに食べるなら迪化街にある夏樹甜品というお店が便利です。
また、于記杏仁豆腐という杏仁専門店の杏仁豆腐や杏仁茶もコクがあって美味しいです。
杏仁茶が好きな方は、スーパーなどで粉末の杏仁茶を購入して自宅使いにすることもおすすめです。
❤︎于記杏仁豆腐についてはこちら↓↓↓
鳳梨酥
- ピンイン:fènglí sū
- カタカナ発音:フォンリースー
鳳梨酥はパイナップルケーキです。
オリジナルフレーバーの他、色々なフレーバーのパイナップルケーキを販売しているお店もあります。
上の画像にあるパイナップルケーキは佳德(ChiaTe)というお店のクルミ入りパイナップルケーキです。
昔ながらのパイナップルケーキを販売しているお店に行くと、パイナップルケーキ以外の中華菓子も豊富に取り扱っています。
❤︎パイナップルケーキが美味しいお店はこちら↓↓↓
芋頭酥
- ピンイン:yùtou sū
- カタカナ発音:ユートウスー
芋頭酥はタロイモケーキです。
タロイモケーキは台中に本店がある先麥食品のものが有名です。台北でも購入することができるので、現地で食べたりお土産におすすめです。
❤︎先麥のタロイモケーキの詳細はこちら↓↓↓
鍋物系&おまけのグルメ
鍋物&上記に分類しにくいと感じたグルメを追加で紹介します。
麻辣鍋
- ピンイン:málà guō
- カタカナ発音:マーラーグオ
鍋料理は台湾の人に愛されている料理の一つです。
特に麻辣鍋の人気が高く、老四川というお店が有名&人気です。
大人数でワイワイしながら食事をしたい時におすすめのレストランです。
花雕雞
- ピンイン:huādiāo jī
- カタカナ発音:ホワディアオジー
麻辣鍋と比較すると、そこまでメジャーではないのですが、冬になると食べたくなる料理です。
一品花雕雞というお店は花雕雞に加え、サイドディッシュがとても美味しいです。
❤︎一品花雕雞の詳細はこちら↓↓↓
菱角
- ピンイン:língjiǎo
- カタカナ発音:リンジャオ
菱角はヒシの実です。
そのブラックな見た目から敬遠されがちなヒシの実ですが、こちらも個人的におすすめです。甘さ控えめでホコホコしていて美味しいです。
冬になると菱角を販売するお店を見かけるようになります。
滷味
- ピンイン:lǔwèi
- カタカナ発音:ルーウェイ
滷味は観光客の方はあまり口にしないジャンルに分類されるグルメになりますが、ローカルの人はよく食べています。
鹽水雞や鹹酥雞と共に夜食の定番とも言える料理です。
初めて台湾を訪れる方は上記で紹介したグルメを優先して食べることをおすすめしますが、何度も台湾に来たことがある方は挑戦してみても良いかなと思うグルメです。
もっと冒険してみたい方は・・・
もっと冒険したい方は鴨血や豬血糕などの内臓系のものだったり、鶏の足にあたる鳳爪だったり、まだまだ他にもあります。
予約が必要になりますが、高級食材が詰め込まれたスープの佛跳牆も美味しいです。
臭豆腐も食べてみたいという方はトライしてみてください。
ミシュランガイドのビブグルマンを参考にするのもおすすめ
2018年3月にミシュランガイド台北2018が販売されました。
星付きのレストランなどは予約が必要であったり、価格が高いものが多いのですが、ビブグルマンはお手頃価格で楽しめるグルメなので、気軽に挑戦することができます。
ビブグルマンを中心に台北グルメを攻めてみる方法もおすすめです。
❤︎ビブグルマンを獲得したお店の詳細はこちら↓↓↓
まとめ
この記事で紹介しているものはディープなものではなく、普通に美味しくいただくことができるものばかりです。
気になるものがあれば台北で食べてみてください。
以上、台湾のおすすめグルメ40選でした!
❤︎限られた時間で台北のグルメと観光を楽しみたい!そんな時におすすめの記事です↓↓↓