台湾に来たら、パイナップルケーキをお土産に購入する方が多いと思います。
しかしながら、台湾土産の定番となっているパイナップルケーキは「もう飽きた!」と感じていて、パイナップルケーキ以外のお土産を探している人は決して少なくないはずです。
この記事では、そんな時におすすめのタロイモケーキについて紹介します。
目次
タロイモって何?
タロイモは中国語で芋頭と呼ばれています。
サトイモ科に属し、紫色をした色が特徴的な芋です。(鮮やかな紫色のもの、白色に近い淡い紫色など、品種によって色味が異なります。)
台湾ではデザートによく使われているポピュラーな食べ物です。
タロイモケーキを買うなら先麥
元祖タロイモケーキのお店として有名な先麥食品(Shan Mai Food)。
先麥の創業は1967年、タロイモの産地として有名な台中の大甲に本店を構えています。
台中以外に、台北にもいくつか店舗があります。
先麥食品の名物となっているタロイモケーキが先麥芋頭酥です。
先麥芋頭酥ってどんなもの?
先麥芋頭酥は、タロイモ餡を柔らかい皮で包み上げたお菓子で、これまでに数々の受賞歴があります。
数年前、台湾人の友人に「お土産におすすめだよ」と教えてもらって以来、気が向いた時にパイナップルケーキと交互でお土産に購入しています。
こだわりの一品
大甲で採れたタロイモを使い、「一つのタロイモから40〜50%しか取れない一番美味しいところを選別して作っている」ものになります。
ペースト状にしたタロイモを、一つずつ丁寧に手作業で皮に詰めて丸めて作られています。
先麥芋頭酥(タロイモケーキ)の種類
いくつかのフレーバーがあります。
以下に簡単に紹介します。
芋頭酥(オリジナル)
オリジナルフレーバーはタロイモのシンプルな美味しさを味わうことができる一品です。
甘さ控えめで、外側の皮はしっとりしています。
食べる直前にトースターなどで少し焼くと、外側の皮がパリッとして美味しくなります。
芋頭Q(お餅入り)
お餅というよりも、求肥に近いものが入っています。
お餅が入っていることで、オリジナルのタロイモケーキとは違った食感があります。
お餅入りのタロイモケーキが一番おすすめです。
蛋黃酥(卵黄入り)
卵黄入りのタロイモケーキ。
私は卵黄が入っている月餅など、卵黄がそのまま丸ごと入っているお菓子が苦手なので、これはあまり好きではないのですが、卵黄入りの月餅が好きな方は比較的抵抗感なく食べることができると思います。
このほか、「新一代」と呼ばれるフレーバーがあります。
お店の方によると、新一代の方は表面に白ごまと黒ごまがのっているだけで、ほとんどオリジナルフレーバーと同じだそうです。
お値段はどのフレーバーでも1個あたりNT$40です。
タロイモケーキ以外の商品
タロイモケーキだけではなく、太陽餠、パイナップルケーキなど色々な商品の販売もしています。
お店の一角にはタロイモのアイスクリームもありました。
先麥の店舗ロケーション
先麥の店舗は台中に多くありますが、ここでは台北市内にある店舗情報について紹介します。
2023年1月現在、台北市内にある店舗は以下の通り。
- 京站(Qスクエア)
- 松山機場(台北松山空港)
- 桃園/長庚轉運駅
京站(Qスクエア)
住所:台北市大同區承德路一段1號B3F
最寄駅は台北駅。
京站(Qスクエア)というショッピングモールの地下3階にある銘品コーナーに先麥の店舗があります。
松山機場(台北松山空港)
住所:台北市松山區敦化北路340-10號號
最寄駅はMRT松山機場駅。
国内線1階に店舗があります。
桃園/長庚轉運站專櫃
桃園市龜山區復興街7號
2022年12月にオープンした桃園/長庚轉運站專櫃。
ここ数年の間、先麥の店舗は入れ替わりが激しく、店舗が閉店して、新しい場所にオープンしたりと、変動が多いため、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめします。
まとめ:タロイモが好きな人におすすめのお土産
正直なところ、タロイモは日本人の間で好き嫌いが分かれる食べ物です。
お土産として持っていったら、「口に合わなかった…」「独特な味だね」という声もこれまでに聞いたことがあります。
もし不安な場合は、自分用に試しに1個購入してみて、口に合うようならお土産として箱買いするという方法も良いかもしれません。
(試食できるのか確認できていませんが、もし可能であれば、試食して味を確かめてから購入する方がおすすめです。)
ただ、台湾らしいお土産としてタロイモケーキはおすすめです。
以上、先麥食品のタロイモケーキについての紹介でした!
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先麥芋頭酥は食の安全面にもこだわり、防腐剤不使用となっています。賞味期限が短めなので、お土産用に購入する時は日付のチェックもしてみてください。