台湾旅行に欠かすことのできないグルメの一つ、ディンタイフォン(鼎泰豊)の小籠包。
小籠包は何度でもリピートしたくなるメニューですが、小籠包以外にも美味しいものがたくさんあります。
私自身、台湾で暮らすようになってから、本場のディンタイフォン(鼎泰豊)で色々な料理を試し、そんな中で気づいたことがたくさんあります。
この記事では、ディンタイフォンのおすすめメニューと台北にある穴場のお店について紹介します。
目次
ディンタイフォンのメニューカテゴリー
ディンタイフォン(鼎泰豊)のメニューカテゴリーは、
- 前菜
- 小籠包
- 餃子&焼売
- 饅頭
- スープ
- 野菜炒め
- スープ麺
- 汁なし麺
- 炒飯
- ワンタン
- 粽
- デザート
- ドリンク
…になります。
絶対外せないメニューは小籠包。
1人ではなく複数人でディンタイフォンを利用する時は、小籠包のほか、餃子や焼売などの点心、炒飯や麺類、野菜炒めなどを注文する形がおすすめです。
おすすめメニュー①:小籠包
ディンタイフォン(鼎泰豊)の代名詞でもある小籠包。
はじめて食べる場合は、オリジナル小籠包(Pork Xiaolongbao)がおすすめです。
小籠包の皮に小さな穴を開けると、ジューシーな肉汁が溢れ出てきます。
ヘチマとえび入りの小籠包もおすすめ
ヘチマとえび入り小籠包もおすすめです。
ヘチマとえび入り小籠包はとてもあっさりしていて、豚肉だけが使われたオリジナル小籠包とはまた違った美味しさを楽しむことができます。
小籠包以外の点心では、海老と豚肉入り蒸し餃子をおすすめします。
ジューシーで美味しいです。
小籠包を美味しく食べるためのつけダレ黄金比
ご存知の方が多いかもしれませんが、小籠包をつける酢と醤油。
各テーブルにこのようなセットが置いてあります。
ディンタイフォン(鼎泰豊)が提案する酢と醤油のベストな割合は3:1です。
通常はお店の方が丁寧に説明してくれる上、小皿に酢と醤油を入れてくれると思います。
たまに間違えて、醤油3・酢1でタレを作ってしまうことがあるのですが、これはこれで美味しいです。
タレには自分の好きな割合があると思うので、味見して自分好みの味に調整してみてください。
ショウガはおかわりできる
小籠包を美味しくいただくには、タレの他、ショウガも大切な脇役です。
小籠包とタレ、そしてたっぷりの細切りショウガが絶妙なハーモニーを生み出します。
ショウガはおかわりできるので、必要に応じて店員さんにおかわりをリクエストしてみてください。
おすすめメニュー②:チャーハン
ディンタイフォン(鼎泰豊)のチャーハンが美味しいということは割と有名ですが、やっぱり美味しいです。
絶妙な塩加減と共に、ご飯のパラパラ感が最高です。
チャーハンのメニューには…
- 骨なし豚肉のスペアリブがチャーハンの上にのったパイクーチャーハン
- 海老チャーハン
- 豚肉チャーハン
- 海老と豚肉チャーハン
- 野菜と椎茸のチャーハン
…がありますが、シンプルに海老チャーハンが一番おすすめです。
プリプリの大きな海老がゴロゴロ入っています。
おすすめメニュー③:麺
麺類は湯麵(スープ麺)と乾拌麵(汁なし混ぜ麺)に分けられています。
好みにもよりますが、どちらかというと汁なし混ぜ麺カテゴリーの方が美味しいなと感じるものが多いです。
担々麺など既にメジャーな麺類を制覇していて、新しいものにトライしたいという人にはセリホンと豚肉入り和え麺がおすすめです。
中国語名は雪菜肉絲乾拌麵です。
シンプルな汁なし麺ですが、とっても美味しいです。
こちらは定番の担々麺。
ツルッとした食感の上品な細麺が使われています。
ゴマだれをしっかり絡めていただきます。
また、辛いものが好きという人には汁なし麺カテゴリーの紅油燃麵というピリ辛の麺が良いチョイスになると思います。
こちらは紅燒牛肉麺。
ディンタイフォン(鼎泰豊)の牛肉麺は普通に美味しいです。
ただ、台湾で本当に美味しい牛肉麺を食べるなら牛肉麺専門店に行く方がおすすめです。
おすすめメニュー④:チキンスープ
元盅雞湯というチキンスープがおすすめです。
シンプルな美味しさを味わうことができます。
様々な料理の味のベースになるチキンスープが美味しいからこそ、ディンタイフォン(鼎泰豊)のスープ麺や野菜炒めが美味しいんだ!ということがわかる逸品です。
おすすめメニュー⑤:野菜炒め
一般的に、野菜炒めはメニューの中では脇役的な存在ですが、ディンタイフォン(鼎泰豊)の野菜炒めは一味違います。
野菜炒めに使っているスープの美味しさに加え、塩加減と味付け、火の通し具合。
全てが完璧です。
シンプルな料理ですが、シンプルだからこそ、他のお店とはクオリティが違うということが一口食べただけではっきりわかります。
野菜メニューには、A菜、キャベツ、空芯菜、サツマイモの葉やヒョウナがあります。
おすすめメニューはヒョウナと湯葉の炒め。
湯葉なしの選択もできますが、湯葉入りの方がおすすめです。
野菜炒めについては、夏季限定、冬季限定となっている品があるため、食事をする季節によって注文できないものもあります。
詳しくはメニューに記載されているため、注文前に確認してみてください。
珍しい野菜に挑戦するのも良し
さつまいもの葉は地瓜葉(ディーグワイエ)と呼ばれています。
「さつまいもの葉なんて食べられるの?」とビックリしてしまうかもしれませんが、栄養価が高い上、非常に美味しいです。
A菜と同じように、台湾では色々な飲食店で普通に提供されている野菜なので、ディンタイフォン(鼎泰豊)や他の飲食店でぜひ食べてみてください。
鼎泰豊で購入できるお土産
お持ち帰りにできるアイテムがあります。
こちらは粽(チマキ)。
パイナップルケーキもあります。
こちらはまんじゅうセット。
気になるものがあれば、お土産にしても良いと思います。
台北にある鼎泰豊の店舗と穴場情報
2023年1月現在、台北市内に下記の店舗があります。
- 信義店(本店)<最寄駅:MRT東門駅>
- 復興店(SOGO復興館にある店舗)<最寄駅:MRT忠孝復興駅>
- 天母店(SOGO天母店にある店舗)<最寄駅:MRT芝山駅>
- 101店(台北101にある店舗)<最寄駅:MRT台北101・世貿駅>
- 南西店(新光三越南西店にある店舗)<最寄駅:MRT中山駅>
- A4店(新光三越信義新天地A4館にある店舗)<最寄駅:MRT市政府駅>
- A13店(遠東信義A13にある店舗)<最寄駅:MRT市政府駅>
- 新生店(本店に近くにある店舗)<最寄駅:MRT東門駅>
A13店は2019年末、新生店は2020年1月にプレオープンした新店舗になります。
基本的にどの店舗も混んでいるものの、立地的に観光客が多いのは台北101店や新生店になります。
A13店と新生店がオープンする前は、復興店やA4店が穴場だと感じていましたが、以前よりも店舗が増えているので、南西店やA13店など滞在場所に応じて便利な店舗を選んでみてください。
台湾のディンタイフォンの店員さんのサービスの質はかなり良いので、どの店舗を利用しても気持ち良く食事をすることができます。
鼎泰豊公式サイトの情報によると、本店(信義店)は、現在テイクアウトのみになっています。本店近くには新生店があるため、店内飲食したい場合は新生店に足を運んでください。
SOGO復興店
SOGO復興店はMRT忠孝復興駅に直結しているSOGO復興館にあります。
同じ建物の地下3階にCity Super(シティースーパー)というスーパーが入っています。
ディンタイフォン(鼎泰豊)で長い待ち時間が発生した時はCity Superでぶらぶらしながら時間を潰すことができます。
デパートに入っている店舗であるため、食事の時間帯は地元の買い物客などで混み合いますが、観光客の数は本店や101店よりも少ないです。
A4店
A4店は台北101に歩いていける距離にある店舗でありながら、101店ほど混雑していません。
観光で台北101に行きたい場合は、ディンタイフォン(鼎泰豊)A4館で食事をしてから歩いて台北101に行く、そんなコースもおすすめです。
新光三越信義新天地A4館はMRT市政府駅が最寄駅となり、新光三越まで徒歩ですぐにアクセスすることができます。
また、台北101付近にある穴場の店舗としては、A13店もおすすめです。
本店は他店より美味しい?
台湾人の友人から、「鼎泰豊の本店は支店と味が違って、より美味しいんだよ」と都市伝説のような噂話を聞いたことがあります。
私もこのウワサに興味津々で、それを確かめるべく本店に行ってみたことがあります。
私は本店と支店の味の違いを感じることはできなかったのですが、グルメな友人は「絶対に本店が美味しい」と言っていました。
興味がある方は本店と支店の味を食べ比べてみるという楽しみ方をしてみてください。(ただし、現在はテイクアウトのみになっている点に注意してください。)
本店(信義店)へのアクセス方法
MRT東門駅の5番出口から真っ直ぐ歩いて行くと本店に到着します。
住所:台北市大安區信義路二段194號
本店の近くには観光スポットの永康街があります。
【裏技】ミールクーポン(お食事券)を使って待ち時間を短縮
非常に混み合うことで知られる台湾の鼎泰豊(ディンタイフォン)。
グルメクーポン(お食事券)を使うと、待ち時間を短縮できることがあります。
まとめ:台湾のディンタイフォンは美味しい
ディンタイフォン(鼎泰豊)には、この記事の中で紹介したもの以外にも美味しいものがたくさんあります。
一部のメニューには「ハズレだったな」と思うものもありますが、ほとんどハズレのない美味しいものが多いです。
メニューを見て「これ食べてみたいな」と感じるものを注文して、食事を楽しんでください。
以上、台湾のディンタイフォン(鼎泰豊)についての紹介でした!