クアラルンプールにある老舗コピティアムの1つとして知られるYut Kee Restaurant(鎰記中西菜館)。
カヤトーストや海南チキンチョップが人気のお店で、昔ながらの味を守り続けている伝統コピティアムになります。
この記事では、Yut Kee Restaurant(鎰記中西菜館)の概要と同店で食べる伝統グルメについて紹介します。
目次
鎰記中西菜館(Yut Kee Restaurant)
創業1928年。
90年以上の歴史を持つYut Kee Restaurant(鎰記中西菜館)は、クアラルンプールのKopitiam(コピティアム)の中で最も古い歴史を持つ老舗の一つとして知られています。
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ローカルのお客さんと観光客で賑わっている有名店になります。
Yut Kee Restaurantのメニュー
チキンチョップ、ポークチョップ、ラムチョップ、フィッシュチョップのほか、おかゆやチキンライス、チャーハンなどのご飯ものや麺類があります。
昔ながらの伝統的なレシピをもとにしているため、鎰記中西菜館(Yut Kee Restaurant)で提供される料理は、どこか懐かしさを覚えるような、素朴な味がするものが多いです。
メニューと価格
数年前と比較して少しずつ値上がりしてますが、2021年10月時点の各メニューの価格は以下の通りです。(今後、さらに値上がりする可能性があります。)
麺類系とご飯系メニュー。
一品料理やチョップス、ローストポークのメニュー。
ドリンク、ケーキ、トースト類のメニュー。
値上がりしているものの、それでも一般的なコピティアム価格で安いと言えます。
Yut Kee Restaurantの人気メニュー
お店のおすすめメニュー(看板メニュー)は、写真付きで掲載されているので、迷った時はこの中から選ぶ形がおすすめです。
上記おすすめメニューのなかでも特に有名なものがチキンチョップになります。
看板メニューの海南チキンチョップ
看板メニューの海南チキンチョップ。
チキンチョップは鶏肉に衣をまぶして油で揚げ、グレービーソースをかけていただく料理で、
…これがマレーシアの海南チキンチョップの特徴です。
(上の画像にあるチキンチョップにはじゃがいもが見当たりませんが、通常はセットになっています。)
Yut Kee Restaurantのポークチョップも食べたことがありますが、チキンチョップの方が美味しいと感じています。
チョップ系のメニューには、チキンチョップやポークチョップのほか、ラムチョップとフィッシュチョップもあります。
海南チキンチョップの誕生秘話
海南チキンショップは植民地時代にマラヤで英国人に仕えていた海南出身のシェフたちが、当時手に入れることができる食物で英国人の口に合うようにアレンジを加えて作られた料理であると言われています。
つまり、海南チキンチョップはマレー半島に渡った海南の人々により独自に作られた創作グルメです。
海南の人々の元々の出身地である中国の海南島にも「海南チキンチョップ」と呼ばれるものはない…そうです。
Yut Kee Restaurantで食べるマレーシア定番朝ごはん
シンガポールやマレーシアに行くと、カヤトーストと半熟卵、そしてコーヒーという定番の朝ごはんを食べたい!という方が多いと思います。
Yut Kee Restaurantでは、そんな定番の朝ごはんをいただくことができます。
Kaya Toast(カヤトースト)
トーストにカヤとバターがセットになったカヤバタートースト。
Yut Kee Restaurantではセルフサービスで、自分でパンにカヤとバターを塗って食べます。
Yut Kee Restaurantのカヤは、カヤが持つ本来の自然な味がして、とても美味しいです。
こんな感じでトーストにカヤジャムとバターを塗って、サンドしていただきます。
Yut Kee Restaurantのカヤトーストは非常に美味しいので、注文することをおすすめするメニューです。
カヤジャムが店内で購入できる
Yut Kee Restaurantではレジ横でカヤの販売もしています。
スーパーや空港で販売されているカヤジャムはあまり美味しくないので、Yut Kee Restaurantでお土産用に購入することもおすすめです。
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半熟卵
カヤトーストとセットで注文すべきもの、それは半熟卵(温泉卵)のハーフボイルドエッグ。
殻を破り、卵を取り出します。
テーブルの上に調味料セットがあるので、お好みに応じて胡椒と醤油をかけます。
あとはスプーンで卵を溶いて、それにカヤトーストをディップしていただきます。
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Kopi(コピ)などのドリンク類
コーヒーや紅茶も朝食の定番です。
コンデンスミルク入りのコーヒー、Kopi(コピ)。
こちらは砂糖入りコーヒーのKopi O(コピ オー)。
砂糖入りの紅茶、Teh O(テーオー)。
コンデンスミルク入りの紅茶、Teh(テー)。
コーヒーと紅茶をミックスしてコンデンスミルクを加えたCham(チャム)。
エバミルクと砂糖入りのKopi C(Kopi Si)。
ドリンク類に関しては、ソフトドリンクの他、ミロ、barley(バーリー)、ライムジュースなどがあります。
❤︎マレーシアで定番のドリンク特集はこちら↓↓↓
Yut Keeで食べるそのほかのグルメ
Yut Kee Restaurantには、ほかにも様々なグルメがあります。
金曜日・土曜日・日曜日限定で提供されるローストポークスペシャル。
グレービーソースとりんごのソースがセットになっています。
豚肉が入ったフィリングをパンで包んで揚げたRoti Babi。
海南麺(Hailam Mee)。
麺線(Mee Sua)を炒めた麺料理のFried Mee Sua。
Belacan(ブラチャン)を使った炒飯のBelacan Fried Rice。
フィッシュ&チップス。
牛肉を使った麺料理のBeef Noodle。
Yut Keeで食べるデザート(ケーキ)
デザート(ケーキ)類にはマーブルケーキとカヤロールがあります。
マーブルケーキ。
しっとりしていて甘みの強いケーキです。
マーブルケーキもカヤロールもスライスで購入できるほか、ホールでの購入も可能です。
カヤロール。
マーブルケーキとカヤロールもYut Kee Restaurantの人気メニューになっています。
ロケーション&アクセス方法
2014年8月に店舗を移転して、現在以下の場所にお店があります。
住所:1, Jalan Kamunting, Chow Kit, 50300 Kuala Lumpur
最寄駅はモノレールのMedan Tuanku駅。
徒歩で約5〜7分です。
朝早くから営業していますが、ティータイム前後には閉店してしまうので、営業時間に注意してください。
週末のブランチの時間帯は非常に混み合うので、混雑を避けたい時は開店直後の朝一番の時間帯がおすすめです。
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まとめ:Yut Kee Restaurantはコピティアム体験におすすめ
混み合うことが難点であるものの、クアラルンプールにある老舗のコピティアムで伝統グルメを楽しんでみたい時にYut Kee Restaurantはおすすめのスポットです。
料理に関しては昔ながらの味がするので、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、Yut Kee Restaurantのカヤトーストはクアラルンプールにあるコピティアムの中でトップクラスに美味しいと感じているお店の一つです。
以上、Yut Kee Restaurantについての紹介でした!
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