手軽な朝食に便利なシリアル。
コーンフレークのほか、近年ではグラノーラの人気が高まっていますが、美容の面からも健康の面からもおすすめすることができるものは、ミューズリー。
私自身、ミューズリーを食べはじめて10年以上になりますが、毎日食べても食べ飽きない…そのくらい気に入っています。
この記事ではコーンフレークやグラノーラとの違いを説明した上で、おすすめのミューズリーや食べ方、より美味しくいただくためのアレンジ方法について紹介します。
ミューズリーとは?
ミューズリーはオーツ麦を中心に、様々な穀物、ドライフルーツ&ナッツ&シード(種子)がブレンドされたスイス発祥の食べ物です。
近年、ミューズリーのほか、オートミールを食べる人が増えてきていますが、ミューズリーに使われている穀物のメイン素材となるものがオーツ麦になります。
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スイス人医師が考案したミューズリー
スイス人医師のMaximilian Oskar Bircher-Benner氏が考案、ミューズリーを広めたと言われ、Bircher-Bennerが作りだしたミューズリーレシピはBircher Muesliと呼ばれています。
ミューズリーの特徴
一般的に、ミューズリーは砂糖や油分が使われずナッツやドライフルーツがバランス良くブレンドされていることから、
- 低カロリー
- 低GI
- 食物繊維が豊富でそのほかの栄養価も高い
…こんな特徴があります。
Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略です。GIは食後の血糖値の上昇度合いを示す指標であり、低いほど健康に良い&太りにくいと言われています。低GI食品の代表的なものに玄米があります。
コーンフレークやグラノーラの特徴
コーンフレークやグラノーラは、ミューズリーと比較して、カロリーが高かったり、糖分が多めであると言われています。
それぞれの特徴は以下の通りです。
コーンフレーク
原料はとうもろこし。
コーンミールを水で練り、加熱+圧搾。それを薄く伸ばして成型したものがコーンフレークです。
砂糖不使用のものと砂糖が使用されているものがあり、日本でよく見るコーンフレークには砂糖がたっぷり使われているものが多いです。
表示をよく見てみると、結構な高カロリーで塩分が高いものも多いです。
グラノーラ
グラノーラ専門店ができるほど、人気になったグラノーラ。
こちらも実は高カロリーです。
グラノーラの原材料自体はミューズリーとあまり変わりません。
大きな違いは、砂糖・メープルシロップ・はちみつや植物性の油脂をつけてオーブンで焼き上げているというプロセスがあるところです。
ヘルシーな印象のあるグラノーラですが、意外にもカロリーが高く、食べ過ぎると糖分過多になることがあります。
ただし、最近では健康面を意識したグラノーラも販売されているので、一概にグラノーラはダメ!ということではありません。
例えば、米麹を使った砂糖不使用のグラノーラもあります。
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ミューズリーの選び方
同じように見えて、ブランドやブレンドにより美味しさが異なります。
大きく分けると….
- ナッツ&シード系が多め
- ドライフルーツ系が多め
こんな2つに分けることができます。
結局は穀物にナッツ&シードとドライフルーツが混ざったものがミューズリーになりますが、どちらの比重が大きいかということも自分の好みのミューズリーを見つけるポイントになります。
表示をじっくり確認して、自分の好みのものが含まれている商品を選んでみてください。
甘いものが苦手な人はドライフルーツよりもナッツやシードが多いミューズリーを選ぶと食べやすいです。
スイススタイルミューズリーについて
ミューズリー商品のなかには、Swiss Style Muesli(スイス スタイル ミューズリー)と表記されているものもあります。
スイススタイルミューズリーは、ミルクパウダー(脱脂粉乳やホエイパウダー)があらかじめブレンドされているもので、少々粉っぽい食感が特徴のミューズリーになります。
もともとスイスの兵隊のために作られたもので、アルプスの山でミルクパウダーがブレンドされたミューズリーに雪を加えて食べていた…という歴史を持つ伝統的なブレンドのミューズリーになります。
ただ、好みが分かれるケースがあります。
おすすめのミューズリー
海外ではミューズリーの商品が豊富という国も多々ありますが、日本で購入する場合は選べるチョイスが狭めです。
ここでは、アマゾンなどネットで購入できるものをピックアップして紹介します。
Carman’s(カーマンズ)
個人的におすすめの商品はCarman’s(カーマンズ)。
オーストラリアブランドのミューズリーで、グラノーラ的な感覚で食べることができます。
ミューズリーを食べ慣れている人からすると、多少物足りなさがあるかもしれませんが、グラノーラやコーンフレークからミューズリーに移行する時に食べるミューズリーとしておすすめです。
Carman’s(カーマンズ)の商品はシナモンが含まれているものが多いため、シナモンが嫌いな人は注意してください。
カーマンズはミューズリーバーも美味しいです。
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カントリーファーム
カントリーファーム フルーツナッツミューズリー 750g【朝食】【輸入食品】
はじめてミューズリーを食べてみる時のおすすめはカントリーファーム。
ミューズリーらしい定番の味がする商品で、手頃な価格が魅力です。
カントリーファームのフルーツナッツミューズリーはクセがなく食べやすいというところがおすすめポイントです。
適度なドライフルーツとナッツが入っていてバランスが良く、飽きずに食べることができます。
ALARA(アララ)
イギリスブランドのアララ。
アララもカントリーファームのようにすごく食べやすいミューズリーブランドです。
Dorset(ドーセット)
ミューズリーのブランドとしては、アララに加えドーセットも有名です。
ドーセットもイギリスブランドになります。
dorset(ドーセット)のミューズリーには様々なブレンド&フレーバーの商品があります。
エルサンクジャポン
有機シリアル ビオミューズリー プレミアム(480g)【イチオシ】【org_2】【エルサンクジャポン】
エルサンクジャポンの商品はレーズンが多く、全体的に甘みが強めです。
甘みの強いオーガニックミューズリーを探している場合は試してみても良いかもしれません。
また、有機という点もポイントです。
ちなみに、私はナツメヤシが入ったファイバープレミアム(紫のパッケージ)よりもビオミューズリープレミアム(緑のパッケージ)の方が好きです。
ただ、どうしても甘みが強いなと感じてしまうので、甘いテイストが苦手な方にはおすすめしません。
Aplen(アルペン)
Alpen(アルペン)のミューズリーもアマゾンなどで購入できます。
いくつか商品バラエティがありますが、砂糖なしのものが良いという場合はNo Added Sugarと記載された商品をチョイスする形がおすすめです。
原材料は全粒小麦(43%)、ロールドオーツ(37%)、レーズン(15%)、脱脂粉乳、ホエイパウダー、スライスナッツ<ヘーゼルナッツ&アーモンド>(2%)、麦芽エキス、食塩。
Alpen(アルペン)のSwiss Style Muesli(スイススタイルミューズリー)は脱脂粉乳やホエイパウダーが使われたスイススタイルミューズリーであることから、ほかのミューズリーと比較してやや粉っぽさが目立ちます。
また、食感はサクサクとしていて、ミューズリーというよりもコーンフレークのような感覚で食べることができます。(牛乳に浸すとすぐにふにゃっとなるので、サクサク感を楽しみたい時は液体を注いだらすぐに食べるか、ヨーグルトのトッピングとして食べる形も良いと思います。)
レーズンやナッツが入っているものの、少ない…と感じる程度の分量であるため、Aplen(アルペン)のミューズリーを食べる時は、自宅にあるレーズンやかぼちゃの種、ナッツ類を追加して食べています。
ミューズリーの食べ方
牛乳に浸して食べる
そのままだとパサパサしているので、牛乳や豆乳などといった液体に浸して食べます。
植物性ミルクという代替えも○
乳製品を控えたいという場合は、牛乳の代わりにアーモンドミルクやオートミルクと一緒に食べる形もおすすめです。
❤︎植物性ミルクのおすすめブランド詳細はこちら↓↓↓
牛乳&ヨーグルトを加えて食べる
牛乳や豆乳などにプラスして、ヨーグルトを入れて食べても美味しいです。
ヨーグルトを入れると、牛乳だけで食べる時よりも味にコクと深みがでます。
個人的にギリシャヨーグルトが好きで、無糖タイプのギリシャヨーグルト+牛乳や植物性ミルクという組み合わせでミューズリーを食べる方法が一番好きです。
もし、無糖のヨーグルトだと甘みが足りないという場合は、バナナやブルーベリーなどの果物を加えると自然な甘味で食べやすくなります。
ミロに浸して食べる
体が甘いものを欲する時はミロも使っています。
ミロとミューズリーの組み合わせはミスマッチに思えるかもしれませんが、これが結構合います。
特に寒い時に温かいミューズリーをミロと一緒に食べると気分がホッとします。
ただ、ミロは糖分が気になるので、摂取はほどほどにしています。
ピタヤやアサイーボールにミックスにしても◯
もっとヘルシーにミューズリーが食べたいという時は、ピタヤ(ドラゴンフルーツ)やアサイーボールに加える形もおすすめです。
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ミューズリーのアレンジ方法
ここからは、より美味しくミューズリーをいただくためのアレンジ方法について紹介します。
おすすめのアレンジ方法は以下の通り。
- ドライフルーツやナッツ類を加える
- フレッシュフルーツを加える
- グラノーラをミックスする
アレンジ方法①:ドライフルーツ&ナッツを加える
ドライフルーツやナッツ&シードを加えると歯応えが生まれ、少量のミューズリーで満腹感を得ることができます。
シード類であれば、かぼちゃの種・ひまわりの種のほか、チアシード。
ドライフルーツであれば、レーズン、クランベリーなど。
ナッツ類であれば、アーモンド、カシューナッツ、クルミ、ピーカンナッツなどお好きなものをトッピングとして入れてみてください。
異なるシードやナッツ、ドライフルーツをトッピングとして加えることで、毎日違う味のミューズリーを楽しむことができます。
逆にドライフルーツが多めのミューズリー商品には、オーツを加えて甘みを中和する方法もおすすめです。
ミューズリーではなく、オーツ麦だけ食べる…というシンプルな方法もおすすめです。
この場合、ミューズリーではなく、オーバーナイトオーツを作ってみても良いかもしれません。
❤︎オーバーナイトオーツの詳細はこちら↓↓↓
アレンジ方法②:フレッシュフルーツを加える
ミューズリーには、レーズンなどのドライフルーツが含まれていることが大半ですが、フレッシュフルーツを追加するとジューシーさが増し、もっと美味しくなります。
ミューズリーを食べる時にほぼ毎回加えているものはバナナ。
そして、気分に応じてブルーベリーやラズベリー、マスカットなどを入れて食べることもあります。
アレンジ方法③:グラノーラを加える
「ミューズリーだけだとやっぱり食べにくい…」
こんな風に感じたら、グラノーラを加えて食べてみてください。
びっくりするくらい食べやすくなります。
フルーツをトッピングするだけでかなり食べやすくなる
上記でグラノーラとミックスするアレンジ方法を紹介しましたが、ミューズリーにフルーツを加えるだけでかなり甘みが増して食べやすくなるので、市販のミューズリーを食べて甘みが足りない…と感じた時はフレッシュフルーツやドライフルーツを加えることから試してみてください。
私は上記のトッピング材料を自宅にストックしておいて、日替わりでトッピングを変えて毎朝ミューズリーを食べています。
まとめ
ミューズリー本来のテイストに慣れてしまえば、その自然な美味しさにやみつきになります。
ただし、はじめは抵抗感があるかもしれません。
そんな時は無理して食べるよりも、まずはグラノーラとミックスして、美味しく食べるということを優先してみてください。
徐々にグラノーラの量を減らていくと、段々とミューズリー本来の味に慣れてきます。
また、ミューズリーは材料さえ揃えてしまえば、簡単に手作りできます。
自分好みのブレンドにすることができる上、長い目で見た時に節約にも繋がります。
既製品のミューズリーを試してみて、本格的に続けていきたいという場合は、是非手作りミューズリーに挑戦してみてください。
以上、ミューズリーについての紹介でした!
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もし、ニキビや便秘に悩んでいたら食生活を思い切って見直してみることもおすすめです。
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