ニキビに悩んでいる人は、ニキビに良いと言われるありとあらゆる洗顔料や化粧水を試したことがある人が多いのではないでしょうか。
私もそうでした…。
思春期の頃から酷いニキビに悩まされ、大人になると今度は仕事から受けるストレスも加わって、ニキビが悪化。
かなり肌をこじらせてしまいました。
色々な商品を試す中で最終的に行き着いた答えは「スキンケアをシンプルにする」ということです。
私の場合、それが石鹸洗顔。
「手頃な価格の石鹸でも十分なんだ!」
…こんなことに気づいてからは、とにかくより良い石鹸を求めて色々な商品を試してきました。
この記事では私が実際に使って良いと感じた石鹸やニキビ肌を改善するために行っている取り組みについて紹介します。
目次
私のニキビレベル
まずはじめに、私のニキビのレベルを参考までに紹介します。
白ニキビや黒ニキビというものよりも、一度ニキビができると赤ニキビや膿を持った黄色ニキビに悪化してしまう筋金入りのニキビ肌です。
ピーク時は膿を持った大きなニキビが顔全体に大量発生したこともあります。
あまりにも酷すぎて、鏡に映る自分の顔を直視できない…そんな状態でした。
現在はスキンケア、食生活など生活習慣の大幅な見直しを行ったため、ニキビができにくくなっていますが、過去に色素沈着したニキビのせいで、肌にはニキビ跡がいくつか残ってしまっています。
また、今でもスナック菓子やケーキ類を食べると、すぐあごにニキビができてしまうくらい、ニキビができやすい肌です。
洗顔に石鹸を選んだ理由
一般的な洗顔料に含まれている成分を見ると、合成界面活性剤をはじめ、びっくりするほどたくさんの化学物質が加えられていることがわかります。
一方で、純石鹸と呼ばれるものは原料が本当にシンプルです。
化学物質がたくさん使われたものよりも、原料がシンプルでナチュラルな石鹸を使った方が肌に良いのでは?と思うようになったことがきっかけです。
シンプルスキンケアにおすすめの石鹸
以下に、私が実際に愛用している石鹸について紹介します。
①:阿原(ユアンソープ)
ずっと愛用している石鹸が阿原(ユアンソープ)。
台湾発の手作りナチュラル石鹸である阿原(ユアンソープ)は、天然成分を組み合わせて作られています。
阿原(ユアンソープ)には様々な石鹸がありますが、「艾草(ヨモギ)」の石鹸が人気です。
適度にさっぱりするのにつっぱらない、絶妙な洗い上がり感があります。
②:NOV A アクネソープ
NOV(ノブ)の石鹸やノブのスキンケアラインは皮膚科で購入したことがある人が多いかもしれません。
私も学生の時にかかりつけの皮膚科でこの商品を知り、今でもたまに使っています。
非常にマイルドな使い心地です。
また、無香料の石鹸を求めている人にもおすすめです。
③:ETVOSのクリアソープバー
NOVの石鹸が好きな人にはETVOS(エトヴォス )のクリアソープバーもおすすめすることができます。
洗い上がりが優しく、大人のゆらぎ肌やインナードライが気になる人にはETVOSのクリアソープバーがおすすめです。
エトヴォス パーフェクトキットを購入すると、クリアソープを試すことができます。
④:ガミラシークレット
ガミラシークレットの石鹸をはじめて使ったのは今から10年以上前。
今でも気が向いた時にリピ買いしています。
価格が高いことが難点ですが、使い心地は良いです。
オリジナルをはじめ、ゼラニウムやローズマリーなどいくつか種類がありますが、ラベンダーの石鹸が一番のお気に入りです。
⑤:カウブランドの牛乳石鹸
ニキビ対策の石鹸で定番人気の石鹸と言えばカウブランドの牛乳石鹸。
上記で紹介した石鹸と比較すると、牛乳石鹸は洗浄力が強めです。
肌が乾燥しやすい人は注意が必要ですが、牛乳石鹸を使って「自分の肌に合っている」と感じることができるのであればおすすめです。
青箱と赤箱があり、青がさっぱり、赤がしっとりという特徴があります。好みがありますが、私の肌には青箱の方が合っています。
牛乳石鹸を背中のケアに活用する
牛乳石鹸を「顔に使うのはちょっと…」という方は、ボディーソープの代わりに体に使ってみることをおすすめします。
私は背中にもニキビができやすいのですが、色々な物質が含まれたボディーソープを使うより、牛乳石鹸を使う方がさっぱりすると感じています。
とにかく安いので、気兼ねなく使えるところが気に入っています。
ニキビを改善するための取り組み
以上が私がニキビ肌を落ち着かせるために使っている石鹸になりますが、石鹸だけでニキビが治るわけではありません。
食事、運動、普段のメイク、精神の状態など、様々な要素が絡み合ってニキビの改善に繋がると実体験から感じています。
ここからはニキビ肌を改善するために、私が実際に行ってみて重要だなと感じたことについて紹介します。
①食生活を見直してみる
結論から言うと油っぽいものを少し控えるようにしたら、ニキビができにくくなりました。
意識して実行していることは下記になります。
- 肉よりも魚(肉を食べるなら、豚肉や牛肉の赤身ではなく、鶏のささみを食べる)
- 揚げ物は控えめにする
- 毎日たくさんの野菜を食べる
- 玄米・発芽米・雑穀米・オートミールを取り入れる
- 適切な量のフルーツを食べる
これだけのことを実施したら、肌質が変化し、便秘が改善され、ニキビが圧倒的に少なくなりました。
普段の食生活を見直してみることも、ぜひ検討してみてください。
②ベースメイクの見直しをする
「ニキビ跡を隠したい!」
そんな思いからコンシーラーとリキッドファンデーションを使って長年メイクをしてきました。
ただし、私の肌にはリキッドファンデーションを落とすために使っていたクレンジングが相当肌に負担をかけていたようです。
本来肌に必要となる油分まで根こそぎ落としてしまっていたのか、肌が乾燥し、乾燥から肌のコンディションが不安定になり、ニキビができやすくなるという負のサイクルに陥っていました。
③ミネラルファンデーションに変えた
メイクとニキビで肌がボロボロになっていくと感じた時、思い切ってミネラルファンデーションに変えてみたところ、これが正解でした。
ニキビに悩んでいる方は思い切ってベースメークを変えてみる、そんなことを検討しても良いと思います。
欠点を隠すメイクをやめる勇気を持ち、肌にとってより優しいものをチョイスする、そんなことを考えてみてください。
私自身はETVOSを愛用しています。
ニキビが酷い場合は迷わず皮膚科へ
ニキビ肌を改善するための方法をいくつか紹介しましたが、どうしても酷いニキビがある場合、しつこく繰り返すニキビがある場合には、迷わず皮膚科で適切な治療を受けてください。
私はニキビが酷くなりすぎて、何度も色素沈着を起こしてしまいました。
色素沈着を起こすと数年経っても跡が残ったままです。
色素沈着をどうにかするには「もうレーザー治療しかないのかな…」と本当に後悔しています…。
早い段階で治療を受ければ、悪化を防ぐことができます。
ニキビ治療に力を入れている皮膚科を選ぶ
皮膚科でニキビ治療をしていた時に悩んでいたこと。
それは皮膚科で処方される薬を飲んでも思うような効果がなかったり、担当の先生がニキビ治療にあまり真剣に向き合ってくれなかったり、「本当に今の皮膚科で治療を続ければ良いの?」と疑問に感じることがよくありました。
炎症を抑える抗生物質だけ出して終わりという先生ではなく、ニキビ治療にしっかりと向き合ってくれる先生を見つけることが大切です。
地元の皮膚科の口コミをチェックしてみて、自分に合った先生を探してみてください。
まとめ:シンプルスキンケアはおすすめ
余計なものを削ぎ落とし、シンプルにする、これが私にとってのキーポイントでした。
石鹸のみの洗顔に変えてから、肌がつっぱることが少なくなり、洗顔後に化粧水をつけないことすらあります。
それくらい、肌が本来の潤いを取り戻してきているのだなと実感しています。
もし、ニキビに悩んでいて、あれもこれも試してダメだったという場合は、シンプルにするということを念頭に置いて、スキンケアを変える、食事を変える、ファンデーションを変えるということを実行してみてください。
以上、ニキビを改善する石鹸についての紹介でした!