植物性ミルクのなかで、近年高い注目を集めているオーツミルク。
この記事では、おすすめの無添加&オーガニックのオーツミルクについて紹介します。
目次
おすすめオーツミルク①【オートリー】
海外における数年前のオートミルクブームを引き起こした火付け役とも言えるブランドのOATLY!(オートリー)。
スウェーデンに本社を構える企業で、スタバのオーツミルクドリンクに使われているほか、世界の様々なカフェでバリスタに採用されている非常に有名なブランド(メーカー)としてその圧倒的地位を築き上げています。
…と言われている世間の評判通り、個人的に一番飲みやすいと感じているオートミルクがオートリーです。
オートリーのオーツミルクには色々な商品がありますが、ここでは
- オーガニックオートミルク
- オリジナルオートミルク
- バリスタエディション
…について紹介&比較します。
オーガニックオーツミルク【無添加&油なし】
オーガニック&無添加のオーツミルクを探している時におすすめの商品がOATLY!(オートリー)のOrganic OAT DRINK(オーガニックオートドリンク)。
OATLY!のオートミルクのなかでも、原材料が最もシンプルでオーガニックかつ無添加であるものがオーガニックオートドリンクになります。
原材料はオーガニックのオーツ麦を使ったオートベース(水&オーツ麦10%)にシーソルトのみ。
ほのかに感じる優しい甘さがあるものの、これは人工的なものではなく、オーツ麦由来の自然な甘みになります。
ただ、原材料がシンプルな分、味もあっさりしているので、バリスタエディションなどのオーツミルクと比較すると、「味が薄い…水っぽい…」と感じることがあるかもしれません。
オリジナルオーツミルク
Oatly!(オートリー)のオリジナルオートミルク。
オーガニックオートドリンクとどう違うの?という疑問を持つことがあるかもしれません。
OATLY!(オートリー)オリジナル版オートドリンクの原材料は、水とオーツ麦(10%)のほか、菜種油・炭酸カルシウム・リン酸カルシウム・食塩・ビタミンになります。
オーガニックとオリジナルの間で、テイストに関しては大きさ差はあまりないと感じていますが、オリジナルの方は油やカルシウムなどが添加されています。
バリスタエディション
スターバックスでも使われているオートリーのオーツミルクは、オートリーオートドリンクバリスタエディション。
バリスタエディションと呼ばれるように、カフェ使用に向いた商品で、味の良さと泡立ちの良さが特徴です。
バリスタエディションの原材料は、水、オーツ麦(10%)、菜種油、Ph調整剤、炭酸カルシウム、食塩、ビタミンになります。
ミルクフォーマーを使うと、きめ細かいふわふわのフォームドミルクを作ることができます。
バリスタエディションの味に関しては、オーガニック版やオリジナル版よりもコクがあり、コーヒーによく合います。
オートリーのオリジナルやオーガニック版をコーヒーに入れても美味しいものの、バリスタエディションはその上を行く美味しさがあり、オーツミルクを使って美味しいコーヒーを楽しみたい時におすすめの商品です。
オートリーのバリスタエディションのオーツミルクを飲むと、スタバをはじめ世界のバリスタがこの商品を使う理由がわかります。
オートリーのオーガニックオートドリンクは自然なテイストで、添加物なし&オーガニックのオーツミルクを探している時におすすめ。
バリスタエディションは、コーヒー好きに推奨。
【番外編】チョコレート味のオーツミルク
ちなみに、オートリーにはチョコレート味のオーツミルクもあります。
ココアパウダーをオーツミルクに加えたドリンクで、甘みが強めです。(ミロのような感覚で飲むことができます。)
おすすめオーツミルク②【マイナーフィギュアズ】
UKブランドのMinor Figures(マイナーフィギュアズ)も非常に有名です。
オーガニックオートミルク
Minor Figures(マイナーフィギュアズ)のオーガニックオートミルク。
成分は水・オーガニックオート麦(12%)、オーガニックサンフラワーオイル・食塩・ph調整剤(炭酸カリウム)。
オートリーのオーガニックオートミルクとバリスタエディションの中間のような味で、適度なコクがありつつ、ナチュラルさも残っています。
コーヒーによく合うテイストで、紅茶に入れても美味しいです。
そのまま飲んでもコーヒーに入れても美味しいと感じるブランドが、マイナーフィギュアズのバリスタオーツミルクで、万人受けする味になっているところがおすすめポイントです。
オートミルク
マイナーフィギュアズのオーガニックではないオーツミルク商品。
Minor Figures(マイナーフィギュアズ)のオートミルクの成分は、水・オーツ麦(10%)・低エルカ酸菜種油・リン酸三カルシウム・炭酸カルシウム・食塩。
Minor Figures(マイナーフィギュアズ)の普通のオートミルクとオーガニックオートミルクでは、オーガニックオートミルクの方が美味しいと感じています。
コーヒーとの相性が良いオーツミルク。
マイナーフィギュアズのオーツミルクを購入するのであれば、オリジナルよりもオーガニックがおすすめ。
おすすめオーツミルク③【オーツサイド】
シンガポールブランドのOatside(オーツサイド)。
新しいブランドですが、近年メキメキとマーケットシェアを伸ばし、頭角を現しています。
Oatsideバリスタブレンド
本記事で紹介するオーツミルクのなかで、最も濃厚なコクを持つOATSIDE(オーツサイド)のバリスタブランド。
オートリーのバリスタエディションに似た味ですが、バリスタエディションよりも濃厚なコク&甘みを持ちます。
オーツサイドのオーツミルクは、アラビカなど人気カフェで使用される実績を持ち、プロのバリスタにも認められています。
オーツサイドバリスタブレンドは、その濃厚さから料理やお菓子作りなど牛乳の代替えとして活用しやすい点、オートリーやマイナーフィギュアズよりも価格が安い点も特筆すべきポイントになります。
料理に牛乳を使いたくない時の代替えに最も適したオーツミルクだと感じています。
非常に濃厚な風味が特徴。
コーヒーによく合うことに加え、濃厚さを活かして牛乳の代わりに料理やお菓子作りに活用できる。
オートリーとマイナーフィギュアズの比較
人気2大ブランドであるオートリーとマイナーフィギュアズの間で、「どっちを購入すれば良いの?」と、迷うことがあるかもしれません。
成分を比較して決めたい…という場合に、それぞれの情報をまとめてみたものが以下の図になります。
上述したように、
…という使い分けをする形がおすすめです。
そのほかのオーツミルク
オートリーやマイナーフィギュアズ以外のオーツミルクについて、いくつかピックアップして紹介します。
Rude Health(ルードヘルス)
ロンドンベース・UKブランドのRUDE HEALTH(ルードヘルス)のオーツミルクも自然な味で美味しいです。
RUDE HEALTH(ルードヘルス)のオートドリンクの成分は、天然水・オーガニックオート麦(11%)・オーガニックコールドプレスひまわり油・シーソルト。
オーガニック版のOATLY!(オートリー)のようにシンプルな成分で、テイストもよく似ています。
ルードヘルスの商品には、アーモンドオーツミルクやソイミルクなどもあります。
alpro(アルプロ)
alpro(アルプロ)のオートミルクも飲みやすいです。
日本では、オートリーやマイナーフィギュアズよりも、手に入れやすい商品になります。
そのほかの商品
マルサンにもオーツミルク商品があります。
また、カゴメからもオーツミルク商品が登場しています。
以前と比較して、日本のメーカーのオーツミルク商品が増えてきています。
オーツミルクの添加物について
オーツミルクを購入する時に、商品に記載されている成分表を見て「添加物が多いな…」と驚いた経験がある人は決して少なくないはずです。
市販のオーツミルクの原材料は、オーツ麦と水、そして塩や油が基本になっていて、さらに保存料、酸化防腐剤、増粘剤、安定剤、乳化剤、香料などの添加物を含んでいるものがあったり、カルシウムやビタミン、砂糖などを添加している商品もあります。
添加物の有無や添加物の種類の多さはメーカーによって異なるため、健康のためにオーツミルクを食生活に取り入れる場合は、購入前に成分表示をしっかり確認することをおすすめします。
オーツミルクと油
市販のオーツミルク商品の成分表示を見て、ほぼ全てのオーツミルクに菜種油やひまわり油(サンフラワーオイル)などの油が使われていることに気づき、
「なんで油が入っているの?」
「油が使われているものは嫌だな…」
…と感じることがあるかもしれません。
特にダイエット中で脂肪分の摂取に注意している時や、健康上の理由で油を控えた食生活をしている時ほど、これらの成分が気になるはずです。
なぜ油が入っている?オーツミルクに油が使われる理由
水とオーツ麦を混ぜ合わせ、滑らかな口あたりにするために油が使われています。
いわば乳化剤のような働きをするものが油で、オーツミルクの質感を滑らかにし、より美味しく、そして飲みやすくするために加えられています。
油なしのオーツミルク
市販のオーツミルクは、
- 油が加えられているものが多い
- 添加物あり
- 保存料なしの商品は、開封してから数日以内に飲み干す必要がある
…といった特徴があり、一般的な1リットルのパック商品は1人暮らしの人には消費が大変という側面があります。
また、健康や美容に気をつかっている人ほど、油や添加物が多く使われていることがネックになり、購入を躊躇することがあるかもしれません。
そんな時はEarth MILK(アースミルク)を検討してみても良いと思います。
「油なし&添加物なしのオーツミルクが飲みたい!」という消費者の声に耳を傾けて開発されたEarth MILK(アースミルク)。
原材料は、オーツ麦と酵素のみ。
保存料や香料のほか、油さえも使っていない無添加のオーツミルクになります。
自宅で簡単にオールミルクを作ることができる便利な商品です。
ただ、市販のオーツミルクの味と少し異なり、甘酒っぽい味がするため、多少好き嫌いが分かれることがあるかもしれません。
油なし&添加物なしということに加え、好きな時に好きなだけ作ることができることから、フードロスを抑えることができる点もEarth MILKの利点です。
アースミルクのレビューはこちら
【結論】無添加オーガニックオーツミルクのおすすめはこの3つ
色々なメーカーのオーツミルクを飲んでみて、
- オートリー
- マイナーフィギュアズ
- オーツサイド
この3つのブランドのオーツミルクが美味しいと感じています。
無添加かつオーガニックにこだわりたい場合は、オートリーのオーガニックオーツミルクがイチオシです。
また、コーヒーとの相性を重要視する場合は、オートリーのバリスタエディションまたはマイナーフィギュアズのオーガニックオートドリンクをおすすめします。
コーヒーにもよく合い、かつ料理にも活用しやすいオーツミルクを探している時は、オーツサイドを検討する形がおすすめです。
以上、オーツミルクをはじめとする植物性ミルクについての紹介でした!
オーツ麦の詳細はこちら
オーツミルクのおすすめブランドは、
✔︎オートリー
✔︎マイナーフィギュアズ
✔︎オーツサイド
…になります。