IKEA(イケア)の商品のなかで、長年その存在を知りつつ、購入をためらっていたアイテムがあります。
それはミルクフォーマーのPRODUKT(プロドゥクト)。
カフェではラテ系のドリンクを飲むものの、自宅で淹れて飲むコーヒーはほとんどハンドドリップのブラックということもあり、ミルクフォーマー(ミルクフローサー)はいらないかな…と感じていたことが購入に至らなかった一番の理由です。
しかしながら、自宅で過ごす時間が格段に増えた時に「ミルクフォーマー、自宅にあっても良いかな?」と思うようになり、PRODUKT(プロドゥクト)を購入してみたところ、ほぼ毎日使っているくらいお気に入りのアイテムになりました。
この記事ではIKEAのミルクフォーマーをレビュー、その使い心地について紹介します。
目次
IKEAのミルクフォーマー(PRODUKTプロドゥクト)

- 商品名:PRODUKT(プロドゥクト)のミルク泡立て器
- 価格:149円
非常に低価格であるPRODUKT(プロドゥクト)。
たった149円という安さです。
ミルクフォーマー(ミルク泡立て器)の使い方

使い方は簡単。

容器にミルクを入れたら、あとはミルクフォーマーのスイッチをオンにするだけです。

簡単にフォームドミルクが作れます。
ミルクは60℃くらいに温めています。

IKEA(イケア)のPRODUKT(プロドゥクト)で作ったふわふわのフォームドミルク。

あとはコーヒーに注ぐだけです。
簡単に自宅でふわふわミルクのコーヒードリンクを楽しむことができます。
ちなみに、上記画像で使用しているガラスのマグはIKEA 365+シリーズのものになりまます。
安くて使い勝手の良いマグです。

気分に応じてカプチーノにココアを振りかけたり、カフェモカにして楽しんでいます。
冷たいミルクでも泡立てることができる

冷蔵庫で冷やした状態の冷たい牛乳でも泡立てることができます。
キメの細かいフォームドミルクができない時【失敗の原因と改善方法】
今でこそ、PRODUKT(プロドゥクト)を使ってふわふわのフォームドミルクを簡単に作ることができるものの、購入当初は「少し荒いな…」「泡がもろいな…」と感じる仕上がりになっていました。

上記画像はIKEA(イケア)のPRODUKT(プロドゥクト)を使い、はじめてミルクを泡立てた時のものです。
大きな泡ができてしまい、キメ細かさとは程遠いものができあがってしまいました。
これは使用するミルク(低脂肪を使っていた)とミルクを温めすぎていたことが失敗の原因だったため、
- ミルクを変える(低脂肪→成分無調整の生乳)
- ミルクを温める時は適性な温度に温める(60℃を目安)
- YouTube動画でミルクフォーマーを使ってキメ細かい&滑らかなフォームドミルクを作るコツやポイントを学ぶ
…上記改善を行ってからはフォームドミルク を上手に作ることができるようになりました。
脂肪分の異なる生乳をいくつか使ってみて、泡立ちのはやさや泡の持ちがかなり違う…と感じています。
「ミルクフォーマーでフォームドミルクが上手に作れない…」という悩みを抱えている場合は、適切なミルク&ミルクの温度・ミルクフォーマーの角度・泡立てる時間などをバリスタの人が解説している動画を参考にしてみると良いかもしれません。
牛乳選びと温度を間違わなければ、フォームドミルクを簡単に作ることができます。
植物性ミルクで作るフォームドミルク

普段、植物性ミルクを飲むことが多いので、牛乳以外に植物性ミルクを使って泡立てることもあります。
ただ、普通の豆乳・オートミルク・アーモンドミルクなど、一般的な植物性ミルクを使っても牛乳のように泡立たないので、泡立てたい場合はバリスタ用の植物ミルク(バリスタシリーズやバリスタエディション)を使用しています。

牛乳を使う時と同じようにミルクフォーマーのスイッチをオン。

牛乳を使った時と比較するとキメの荒さが目立つものの、ふわふわとした泡を作ることができます。
バリスタ向けの植物ミルクでもブランドによって泡立ちが良い・悪いものがあり、泡の持ちや弾力も牛乳と比較すると弱いケースが多いので、特に植物ミルクではないとダメという理由がなければ、普通の牛乳を使う方が泡立てが簡単だと思います。
❤︎植物性ミルクの詳細はこちら↓↓↓
IKEAのミルクピッチャー(ミルクジャグ)は必要?
- 商品名:MÅTTLIG(モットリグ)のミルクジャグ
- 価格:799円
IKEA(イケア)にはMÅTTLIG(モットリグ)のミルクジャグという商品があります。
素材はステンレススチール。
ラテアートをする人やフォームドミルクをしっかり作りたい人に適した商品です。

容量は0.5L。
結構な量のミルクを入れて泡立てても飛び散りが気にならない大きさがあります。
また、フォームドミルクを注ぐ時にも綺麗に注ぐことができると感じています。
正直、ミルクジャグはいらないかな…と思っていたのですが、実際に使ってみてとても良い商品であることがわかり、満足しています。
手頃な価格も魅力です。

あまりフォームドミルクに対するこだわりがないのであれば、自宅にあるマグカップなどを使って泡立てる形でも良いかもしれませんが、私自身は少量のフォームドミルクを作る時でも、必ずMÅTTLIG(モットリグ)のミルクジャグを使っています。
ラテアートをするわけではないのですが、フォームドミルクをきれいに注ぐことができる(液体が先で、後から泡が落ちてくる)ので、ミルクジャグは必ず使用しています。
また、電池を変えたばかりの時はPRODUKT(プロドゥクト)がかなりパワフルに動き、少量のミルクでも飛び散りやすくなるので、ミルクジャグを使う方が便利だと感じています。
IKEA(イケア)ミルクピッチャーの活用例
IKEA(イケア)のミルクピッチャー(ミルクジャグ)は、フォームドミルクを作る時以外にも、様々な形で活用しています。
例えば、マサラチャイを作る時。
シナモン・カルダモン・クローブ・黒胡椒・生姜などのスパイスをすり潰しブレンドして、紅茶の茶葉とミルクを煮込んで作るマサラチャイ。

全ての材料を煮込んでミルクティーを濾す時に、IKEA(イケア)のミルクピッチャーを使っています。

ミルクティーを濾したあとは、ミルクピッチャーともう1つ別の容器を用い、2つの容器を使って上から下へとミルクティーを流し込むようにする動作を繰り返し、液体に空気を含ませるようにして泡立ててから飲んでいます。
MÅTTLIG(モットリグ)は容量が大きく口が広いため、ミルクティーを上から下に流す動きをする時に液体が飛び散ることがありません。
IKEA(イケア)のミルクピッチャーはキッチン周りで何かと重宝しているので、購入して良かったな…と感じています。
また、ホールスパイスを砕く時は、IKEAの乳棒&乳鉢が便利です。
❤︎詳細はこちら↓↓↓
電池の入れ方(電池交換)
IKEA(イケア)のミルクフォーマーに関わる口コミは好意的なものが多い一方、電池を入れたり、電池交換がしにくいという声もあります。
私もPRODUKT(プロドゥクト)を購入後、はじめて電池を入れる時にプラスマイナスの向きで迷ったので、電池の入れ方について簡単に紹介します。

電池を入れる部分は底にあります。
使用する電池は単3形アルカリ電池(LR6 AA 1.5V)2本。
電池は別売りになっています。

矢印の方向に沿ってスライドさせると….

蓋が開きます。

電池のプラスとマイナスを入れる向きについては、底の部分にある「+」のマークが目印になります。

+のマークがある方に電池のプラス側が来るように入れ、残りの1本は最初に入れた電池と逆の方向に配置する形になります。

具体的な入れ方を説明します。
1本目の電池はプラスが上になるように入れます。

2本目の電池はマイナスを上にして入れます。

上記画像のように配置できていればOKです。
あとは蓋を閉めて、サイド部分にあるスイッチをつければ動きます。
電池は少し入れにくいところがあったり、蓋の開け閉めもスムーズではないところがあるものの、頻繁に電池を入れ替えたり、蓋を開閉するわけではないので、普段使っている分にはそれほど気になりません。
ミルクフォーマーが壊れた?寿命は?
IKEA公式サイトに掲載されている口コミのなかに「動かなくなった」「壊れた」というレビューを見かけたことがあり、実際私自身も購入する前は「どのくらいもつのかな?」と疑問に思っていました。
購入後、数ヶ月の間は問題なく使えていたものの、1年弱経過したところで動かなくなり、改めてIKEA(イケア)で新しいミルクフォーマーを購入しました。
欲を言えば、もう少し長く使うことができたら良いな…と思うところがあるものの、149円という低価格であるため、定期的に買い替えが必要なものとして使用しています。
ただ、品質にこだわりたい場合は、有名ブランドのミルクフォーマーを選んでも良いかもしれません。
まとめ
はじめは上手にフォームドミルクが作れず、「ミルクフォーマーはいらなかったかも…」と少しだけ後悔したものの、慣れてしまえば簡単に綺麗なフォームドミルクを作ることができるので、購入して良かったと感じています。
おうち時間が増えて、自宅でラテやカプチーノを楽しみたい時に便利なアイテムです。
以上、PRODUKT(プロドゥクト)についての紹介でした!
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