クアラルンプールに旅行するとなった時、宿泊予約のためにホテル予約サイトを見たものの、
「どのエリアがおすすめ?」
「どこに泊まればいいの?」
…と膨大なホテル情報を前に迷ってしまうことはありませんか?
この記事では、はじめてクアラルンプール旅行する人向けに、おすすめ滞在エリアと主要エリアの特徴、高級ホテルを中心としたエリア別ホテル情報について紹介します。
目次
クアラルンプール中心部おすすめ宿泊エリア
はじめてクアラルンプールを旅行する人におすすめの宿泊エリアは、
- KLCC
- ブキッビンタン
- KLセントラル
…この3つです。
クアラルンプールの主要観光スポットとおすすめ滞在エリアの位置関係を地図(イメージマップ)にまとめてみたものがこちら。
観光目的の旅行であれば、上記3エリアに絞ればOKです。
特に、KLCCとブキッビンタンを含むゴールデントライアングルと呼ばれるエリアは、旅行者に人気の滞在エリアになります。
①KLCCエリア
クアラルンプールの”顔”と呼べるKLCC。
KLCCエリアの特徴
KLCCのアイコンであるペトロナスツインタワー。
お買い物スポットのSuria KLCC。
Suria KLCCの後方にある2つのシルバーカラーの建物が、ペトロナスツインタワーになります。
ツインタワーやSuria KLCC前に広がる緑溢れるエリアがKLCC公園で、リラックスした時間を過ごすことができる場所です。
KLCCの代表的なホテル
宿泊料金が特に高いハイエンドの高級ホテルは、フォーシーズンズとW クアラルンプール。
マンダリンオリエンタルやグランドハイアットはやや古さが気になるところがありますが、その分、宿泊料金が抑えられています。
トレーダースホテルはKLCC公園に面した絶好の立地にありながら、マンダリンオリエンタルほど宿泊料金が高くなく、安さが人気の理由になっています。
KLCCエリアのホテル詳細はこちら
②ブキッビンタンエリア
クアラルンプールの人気ショッピングエリアのBukit Bintang(ブキッビンタン)。
ブキッビンタンエリアの特徴
ブキッビンタンのアイコンであるPavilion KL。
一流ブランドひしめくお買い物スポットです。
モノレールやMRTのBukit Bintang駅前にあるLot10。
ドンキや伊勢丹(ISETAN The Japan Store)のほか、地下にはフードコートの十號胡同があります。
ブキッビンタンの代表的なホテル
Bukit Bintang(ブキッビンタン)も、KLCCのように世界的な大手資本のホテルが多いエリアになります。
バンヤンツリーだけは群を抜いて宿泊料金が高いものの、それ以外は5つ星のホテルでも手頃な料金になっています。
パビリオンホテルは、バンヤンツリーが経営するホテルでパビリオン内にあるエレベーターで繋がっています。
ブキッビンタンエリアのホテル詳細はこちら
③KLセントラルエリア
クアラルンプール中央駅があるKLセントラル。
空港から電車でクアラルンプール市内にアクセスする時の玄関口になるエリアです。
KLセントラル駅周辺エリアの特徴
多くの人が行き交うKL Sentral駅。
KLIAエクスプレス&KLIAトランジット、LRTやモノレール、バスなどの公共交通機関の駅があります。
KLセントラル駅に直結したショッピングモールのNu Sentral。
飲食店、アパレル、カフェ、スーパー、コンビニ、両替所、映画館などがあります。
KLセントラル駅があるエリアは、Brickfields(ブリックフィールズ)と呼ばれ、インド人街(リトルインディア)があるほか、インド料理のお店が多いエリアになります。
KLセントラルの代表的なホテル
KLセントラルエリアで、宿泊料金グッと高い高級ホテルが、ザ・セントレジス。
ル・メリディアン、ヒルトン、アロフトは、KLセントラル駅直結のホテルになります。(駅構内からアクセスが可能)
KLセントラルエリアのホテル詳細はこちら
どの場所が一番おすすめ?【エリア比較】
KLCC、ブキッビンタン、KLセントラルの3つのエリアに絞っても、まだまだホテルの選択肢が多いので、「結局どのエリアが良いの?」という疑問が残ると思います。
それぞれのエリアの特徴を比較してみました。
KLCC vs. ブキッビンタン
クアラルンプールのホテル選びのなかで一番迷うポイントは、
…という点だと思います。
KLCCとブキッビンタンはどちらもクアラルンプール中心部になりますが、それぞれ異なる雰囲気を持つエリアです。
基本的には、
…という「旅のスタイル」で選択する形がおすすめです。
KLCC公園に近いエリアにあるホテルは周りの雰囲気が良く、のんびり過ごすには良い場所ですが、Suria KLCC以外で食事をしたい時に選択肢がそれほど多くなく、Bukit Bintang(ブキッビンタン)の方まで行くことが多くなるケースが多いという点がデメリットです。
周辺の飲食店が充実しているのは圧倒的にブキッビンタンです。
ただ、KLCC公園周辺の雰囲気は特別なものがあり、はじめてクアラルンプールに滞在する人にはおすすめのエリアでもあります。
KLCCとブキッビンタンは徒歩でアクセスできる
KLCCとブキッビンタンはKLCC-Bukit Bintang Walkwayというスカイブリッジで繋がっていて、徒歩で歩ける距離にあります。(距離にして1kmちょっとで、20分程度歩きます。)
そのため、どちらのエリアに滞在してもKLCC-Bukit Bintang間のアクセスは悪くないので、最終的には泊まりたいと思えるホテルがあるエリアに決める形が良いかな…と思います。
KLCC/ブキッビンタン vs. KLセントラル
KLセントラル駅周辺は、KLCCやブキッビンタンとはまた異なる雰囲気を持つ場所です。
LRT、MRT、モノレールなど各種公共交通機関網が充実している点がKLセントラル周辺に滞在することのメリットで、特に早朝のフライトに備えたり深夜の到着でKLIAエクスプレスを利用する時におすすめのエリアです。
KLセントラル駅は、
…など、各種観光スポットに近いエリアにあり、植物園まで歩いて行くこともできるという点がポイントです。
ただ、はじめてクアラルンプールを訪れる人には、KLセントラル駅周辺よりもKLCCやブキッビンタンの方がおすすめです。
まとめ:クアラルンプールは高級ホテル狙いがおすすめ
はじめてクアラルンプールを訪れる人に特におすすめのエリアは、
…です。
クアラルンプールには供給過剰気味と言えるくらいホテルが充実していて、消費者の立場として選びやすいので、高級ホテルを狙って検索する形がおすすめです。
以上、クアラルンプールのホテルについての紹介でした!
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