ペトロナスツインタワーやSuria KLCCがあるクアラルンプール市内中心部のKLCC。
この記事では、KLCC公園やツインタワーの周辺にあるホテル情報をマップつきでまとめて紹介します。
目次
イメージマップで見るKLCCのホテル
![KLCCエリアにある名所とホテルの位置を示す地図(イメージマップ)](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/klcc-hotel-map.png)
KLCCエリアの象徴となるものが、ツインタワー、Suria KLCC、KLCC公園です。
イメージマップの青い部分がホテルになり、メインはKLCC公園のすぐそばにある高級ホテルで、Ampang Park駅周辺にあるホテルはツインタワーまで少し距離があります。
![マンダリンオリエンタルとフォーシーズンズとツインタワー](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/klcc-park-hotelsIMG_2494-2.jpg)
ペトロナスツインタワーと、その横にあるマンダリンオリエンタルとフォーシーズンズ。
このように比較してみると、マンダリンとフォーシーズンズの建物の高さの違いがわかると思います。
![マンダリンオリエンタルとグランドハイアット](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/klcc-park-hotelsIMG_2524-2.jpg)
マンダリンオリエンタルとグランドハイアットの間には、コンベンションセンターがあり、グランドハイアットはコンベンションセンターの後方に位置しています。
![トレーダースホテル](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/klcc-park-hotelsIMG_2471-2.jpg)
コンベンションセンターの一番奥の方にあるトレーダースホテル。
ホテルを出たら、すぐにコンベンションセンターへの入口があるというロケーションで、ツインタワーが正面に見えます。
ツインタワーそば!KLCC公園沿いにある5つ星&4つ星ホテル
KLCC公園を取り囲むように立地しているホテルがKLCCエリアにおける人気ホテルになります。
フォーシーズンズ
![フォーシーズンズホテルクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/four-seasons-klIMG_2521-1.jpg)
2018年にオープンしたフォーシーズンズは、KLCCエリアにあるホテルのなかで比較的新しい高級ホテルになります。
老舗ホテルとは異なり、ホテルの外観もより都会的なデザインになっています。
5つ星ホテルのなかでも特にグレードが高く、ほかの5つ星と比較して宿泊料金が高めです。(一番安い客室で1泊あたり3万円以上…というイメージです。)
![Suria KLCCとフォーシーズンズクアラルンプールホテル](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/four-seasons-klccIMG_2522-1.jpg)
フォーシーズンズはKLCC公園の敷地内ではなく、正確には道路を挟んだ先に位置していますが、目と鼻の先にある距離感で、Suria KLCCやツインタワーはすぐ目の前にあります。
また、LRTのKLCC駅も近くにあり、ロケーションは非常に便利です。
![Shoppers at Four Seasons Place](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/shoppers-at-four-seasons-placeIMG_2566.jpg)
ホテルに隣接したShoppes At Four Seasons Place(旧ロビンソンズ)。
![フォーシーズンズクアラルンプールのショッピングモールにあるフードコート](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/malaysia-food-villageIMG_7951-1.jpg)
Shoppes At Four Seasons Placeのなかには、デカトロン、スターバックスリザーブ、Kenny Hills Bistroのほか、フードコートのMalaysia Food Villageもあります。(以前は、Malaysia Boleh!という名称でしたが、現在はMalaysia Food Villageに変わっています。)
Kenny Hills Bistroは、Kenny Hills Bakersが手がけるビストロになります。
ショッピングモールに関しては、ホテルに対面にAvenue Kもあります。
マンダリンオリエンタル
![マンダリンオリエンタルホテルクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/mandarin-oriental-kl-loungeIMG_2576-1.jpg)
スリアKLCCの開業とほぼ同じタイミングでオープンした長い歴史を持つマンダリンオリエンタル。
世界のマンダリンオリエンタルホテルと比較して、かなりお手頃価格で泊まることができる点が魅力です。
ただ、その歴史ゆえに老朽化が目につくところがあり、ハード面とソフト面で他国のマンダリンオリエンタルとのクオリティの差にがっかりする人がいることも事実です。
それでも、素敵な笑顔で挨拶をしてくれるドアマンからフロントスタッフ、細かいところまで気を配ってくれるレストランのスタッフまで、基本的に温かみのあるサービスを受けることができるホテルです。
![マンダリンオリエンタルクアラルンプールとツインタワー、スリアKLCCの位置関係](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/mandarin-oriental-klIMG_2516-2.jpg)
マンダリンオリエンタルは、ホテルを出たらすぐスリアKLCCやツインタワーにアクセスできる位置にあり、さらにコンベンションセンターも横にあります。
ツインタワーまでの距離がとても近く、タワービューの部屋からは至近距離でタワーを眺めることができます。
![KLCC公園に面したマンダリンオリエンタルホテルクアラルンプールのラウンジ](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/mandarin-oriental-kl-loungeIMG_0453-1.jpg)
KLCC公園に面したラウンジでは、マレーシアならではのトロピカルな雰囲気を感じながら、お茶や食事を楽しむことができます。
グランドハイアット
![グランドハイアットクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/grand-hyatt-klIMG_2585.jpg)
2012年に開業した5つ星ホテルのグランドハイアット。
コンベンションセンターに近い位置にあり、国際会議などでKLCCに滞在する時に便利なホテルになります。
また、KLCCとBukit Bintang(ブキッビンタン)を繋ぐ歩道橋の入口がホテル近くにあるので、ブキッビンタンへのアクセスが良い点がグランドハイアットの魅力です。
![グランドハイアットクアラルンプールの裏側のドア](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/grand-hyatt-kl-to-klccIMG_2589.jpg)
ホテルからコンベンションセンターやブキッビンタンに行く時は、ロビー後方にあるドアを使います。
![グランドハイアットホテルの裏口を出たところから見えるスカイブリッジ](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/grand-hyatt-kl-to-klccIMG_2590.jpg)
ドアを出て、歩道橋がある方向に歩いていきます。
![クアラルンプールコンベンションセンター](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/grand-hyatt-kl-to-klccIMG_2592.jpg)
ここにコンベンションセンターの入口があります。
コンベンションセンター横には、ブキッビンタンにアクセスできるKLCC-Bukit Bintang Walkwayがあり、この歩道橋を使うとPavilion KLにアクセスできます。
![水族館やスリアKLCCに繋がるエスカレーター](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/grand-hyatt-kl-to-klccIMG_2595-1.jpg)
コンベンションセンター内に入り、階段やエスカレーターで下に行くと、水族館があるほか、スリアKLCCに繋がる通路があります。
![KLCC公園に繋がる階段](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/grand-hyatt-kl-to-klccIMG_2598.jpg)
KLCC公園に繋がる階段もここにあります。
グランドハイアットのメインエントランスの道路を挟んだ対面には、インピアナKLCCがあります。
インピアナホテルもコンベンションセンターとブキッビンタンへのアクセスが良く、宿泊料金はグランドハイアットよりもずっと安いです。ただ、古さが目立つホテルであるため、好き嫌いの評価が分かれるかもしれません。
トレーダースホテル
シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツが経営するトレーダースホテル。
KLCC公園を挟んだSuria KLCCやツインタワーのほぼ正面というロケーションの良さに対し、宿泊料金が安いところが人気の理由です。
トレイダーズはシャングリ・ラの廉価版ビジネスホテル系統になるので、いわゆる”シャングリラ感”を期待すると少しがっかりすることがあるかもしれませんが、立地に対するコスパの良さがアドバンテージです。
![クアラルンプールコンベンションセンターに隣接しているトレーダースホテル](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/traders-hotel-klIMG_2499-1.jpg)
上記画像の下部にある茶色い建物がコンベンションセンターになり、トレーダースホテルはコンベンションセンターに隣接するように位置しています。
![トレーダースホテルからコンベンションセンターに続く通路](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/kl-convention-centreIMG_2489.jpg)
ホテルを出ると、すぐ横にコンベンションセンターへの入口があり、さらに奥に歩いて行くとマンダリンオリエンタルに到着します。
![トレーダースホテルクアラルンプールのスリアKLCCまでのフリーシャトルバギーサービス](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/traders-kl-free-shuttle-buggiesIMG_2477-1.jpg)
トレーダースホテルからSuria KLCCまではKLCC公園内を歩いてアクセス可能ですが、少し距離があります。
そのため、Suria KLCCまでのバギーサービスがあり、結構な頻度でバギーが公園内を走っています。
トレーダースホテルは、タワーの真正面にあることから、撮影したり眺める時にちょうど良い距離感にあります。
KLCC公園付近にある新しい5つ星高級ホテル
上記で紹介したホテルほどKLCC公園に近くないものの、KLCC圏内にある高級ホテルについて紹介します。
W クアラルンプール
2018年に開業したW クアラルンプール。
フォーシーズンズと同じ年にオープンした新しいホテルで、ツインタワーまでは徒歩10分です。
カンポンバルやKLタワーまでは、車で10分でアクセスで可能です。
ホテルと同じ並びに、24時間営業のNasi Kandar Pelitaがあり、適度にローカルの雰囲気がある場所で食事を楽しむことができます。
EQ クアラルンプール
元々は1973年に開業したホテルエクアトリアルがベースになっているホテルで、2012年に再開発のために一旦閉業、2019年に再オープンしたEQ クアラルンプール。
KLCC、ブキッビンタン、KLタワーの3つのエリアを繋いで見た時に、ど真ん中に位置するホテルになります。
ツインタワーまでは少し距離がありますが、ブキッビンタンへは徒歩10分ほどでアクセスできます。
EQクアラルンプールがある通りをBukit Nanas駅方面(北部)に行くと、シャングリ・ラがあります。(ツインタワーよりもKLタワーに近い場所にあります。)
シャングリラはやや古さが目立つものの、老舗ならではの豪華さは健在です。
アンパンパーク駅近くにあるホテル
LRTまたはMRTのAmpang Park駅周辺にあるホテルになります。
インターコンチネンタル
旧ホテルニッコーがあったインターコンチネンタル。
建物自体は1997年に作られたものですが、2011年にホテルニッコーからインターコンチネンタルクアラルンプールにリブランディングされ、2014年にリノベーションが行われています。
Ampang Park駅のすぐそば、ツインタワーまでは徒歩10分以上かかります。
ダブルツリーバイヒルトン
ショッピングモールのThe Intermark Mallのなかに入っているダブルツリーバイヒルトン。
また、Ampang Park駅から連絡橋で繋がっていて、最寄駅からのアクセスが良好です。
道路を挟んだホテルの対面にはThe Linc KLというショッピングモールがあり、高級スーパーのBen’s Independent Grocerのほか、ミシュランのビブグルマンに認定されたDe. Wan by Chef Wanのレストランがあります。
KLCCエリアでホテルを選ぶ時のポイント
ホテル選びのポイントについて簡単に紹介します。
シティービューやパークビューなど客室タイプを確認
KLCCエリアでホテル探しをしている人は、客室からツインタワーが見える部屋を希望していることが少なくないと思います。
ツインタワーの近くにあるホテル=どの部屋からもツインタワーが見える
…わけではなく、客室の位置によりツインタワーが全く見えないケースも当然あります。
ホテルからツインタワーが見えることを売りにしているホテルの場合、
…という分類で客室からの景観を分けていることが多く、「タワーが見える部屋が良い!」という場合は、ホテル予約時にタワービューを手配するようにしてください。
Park View(パークビュー)のParkはKLCC Parkを意味し、緑溢れるKLCC公園に面した客室になります。
KLCCエリアにあるホテルのCity Viewは、ツインタワーやKLCC公園が見えないタイプの客室を意味することがほとんどです。
ツインタワーが見える客室は宿泊料金が高くなる
客室からツインタワーが見える部屋は、一概に宿泊料金が高めです。
同じホテルのシティビューの部屋と比較しても、グッと料金が高くなります。
まとめ:KLCCエリアのおすすめホテルはどこ?
ツインタワー近くにある特に人気の高級ホテルは、フォーシーズンズやマンダリンオリエンタルになります。
また、もう少し宿泊料金を抑えたい場合は、トレーダースホテルが人気です。
以上、ツインタワー&KLCC公園付近にあるホテルについての紹介でした!