クアラルンプール国際空港に増加中のカプセルホテル、Capsule Transit(カプセルトランジット)。
この記事では、クアラルンプール空港で仮眠したい時に便利なターミナル1とターミナル2にあるカプセルトランジットについて紹介します。
クアラルンプール国際空港ターミナル2に、カプセルトランジットMAXが新しくオープンしています。
仮眠に便利なカプセルホテルがクアラルンプール国際空港に増加中!
2024年9月現在、
- カプセルトランジットスリープラウンジ KLIA T1【KLIA1非制限区域】
- カプセルトランジットKLIA2(エアサイド)【KLIA2制限区域】
- カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)【KLIA2非制限区域】
- カプセルトランジットMAX【KLIA2非制限区域】
…という4つのCapsule Transit(カプセルトランジット)がクアラルンプール国際空港(ターミナル1とターミナル2)にあります。
ターミナル別に見ると、
- KLIAターミナル1:1つ
- KLIAターミナル2:3つ
…という分布になっています。
2024年9月にオープンしたカプセルトランジットMAXが一番新しいホテルになります。MAXはカプセルホテルではなく、普通のホテルになり、広々とした客室になっています。
クアラルンプール国際空港ターミナル1の仮眠スポット
カプセルトランジットスリープラウンジKLIA T1(ランドサイド)
クアラルンプール国際空港ターミナル1の出発ホール(Level 5)にオープンしたカプセルトランジットスリープラウンジ KLIA T1。
非制限区域にあるため、早朝のフライトに備えたり、深夜着で遅くなった時に利用するタイプのホテルになります。
カプセルトランジットスリープラウンジ KLIA T1の内部には、トイレやシャワー設備がないので、この点に注意してください。
トイレとシャワーはカプセルホテル外にあるターミナル1の設備を利用する形になっています。
シャワーに関しては、ターミナル1のLevel 4に無料の公共シャワー施設があります。
カプセルトランジットスリープラウンジ KLIA T1は、Costa Coffee(コスタコーヒー)やYa Kun Kaya Toast(ヤクンカヤトースト)の奥に位置しています。
Costa Coffeeを左手側にして奥に進んで行くと、カプセルトランジットがあります。
ターミナル1の外になりますが、非制限エリアのホテルであれば、Sama-Sama Hotelも選択肢になります。
サマサマホテルはカプセルホテルではなく、きちんとしたホテルなので、仮眠というよりもしっかり休みたい時におすすめのホテルです。
専用ブリッジを利用してターミナル1から歩いてアクセス可能です。
一方、ターミナル1の制限区域内にあるトランジットホテルは、現状Sama-Sama Express KLIA (サマサマエクスプレス)だけになるので、短めの乗り継ぎの待ち時間にトランジットホテルを利用する場合は、サマサマエクスプレスが選択肢になります。
ちょっとした休憩ならラウンジ利用も○
クアラルンプール国際空港ターミナル1の制限エリア内でのちょっとした休憩であれば、椅子に座ってゆっくりできるプラザプレミアムラウンジやトラベルラウンジを選ぶ方法もあります。
ラウンジに関しては、どちらも綺麗ですが、トラベルクラブラウンジの方がゆっくりできる雰囲気があります。
クアラルンプール国際ターミナル2の仮眠スポット
カプセルトランジットMAX
2024年9月にオープンしたカプセルトランジットMAX。
gateway@klia2のLevel 2Mにあるエアポートホテルで、従来のカプセルホテルではなく、一般的な客室設備を備えるエアポートホテルになります。
クアラルンプール国際空港の非制限エリアにあるエアポートホテルを探している時に検討してみても良いと思います。
カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)
gateway@klia2のLevel 1にあるカプセルトランジット KLIA 2(ランドサイド)。
カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)には共用のシャワールーム&トイレの設備があります。
また、ホテルを出たすぐ近くにも、空港のお手洗いがあります。
カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)は、3時間、6時間、12時間という滞在時間の選択ができるほか、2人用のQueen Capsule(クイーンカプセル)やスイートルームもあります。
ただ、クイーンカプセルやスイートルームの料金だと、gateway@klia2の2MにあるカプセルトランジットMAXやエアロテルを選択して、きちんとしたベッドがある客室でゆっくり休んでも良いかな…と思います。
また、カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)では、
- シャワー設備だけの利用
- ロッカー設備の利用
…という使い方もできます。
料金表によると、シャワーの利用はRM35、ロッカーの使用は3時間でRM20、6時間でRM25、12時間でRM35、24時間でRM45になります。(2023年8月時点)
広々としたロッカースペース。
サーフボードを預けているお客さんもいます。
gateway@klia2のLevel 1にあるカプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)。
Level 2にある到着ロビーからエスカレーターで下に行き…
奥の方に歩いて行くと、カプセルホテルに到着します。
gateway@klia2の2Mには、エアロテルのほかプラザプレミアムラウンジがあるので、予算に応じて選択する形がおすすめです。
カプセルトランジットKLIA2(エアサイド)
クアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA2)の制限エリアにあるカプセルトランジットKLIA2(エアサイド)。
サテライトビルの国際線出発フロア(Level 2)にあるカプセルホテルで、シャワー&トイレの設備があります。
KLIA2の制限エリアにあるホテルには、Sama-Sama Express KLIA2もあります。カプセルホテルではなく、きちんとしたホテルに泊まりたい時はサマサマエクスプレスKLIA2が選択肢になります。
プライオリティパスでカプセルトランジットが利用できる
プライオリティパスを所持している場合、
- カプセルトランジットスリープラウンジ
- カプセルトランジットKLIA2(エアサイド)
- カプセルトランジットMAX
…が利用できます。(2024年9月時点の情報に基づきます)
利用条件等の詳細はプライオリティパス公式サイトで確認できます。
クアラルンプール空港で寝れる場所を探している時に便利
空港でしっかり身体を休めたい時は、一般的なエアポートホテルを選ぶ方が無難ですが、ちょっとした仮眠であったり休憩をとりたい時にCapsule Transit(カプセルトランジット)は便利です。
以上、カプセルトランジットについての紹介でした!