クアラルンプール随一の繁華街であるBukit Bintang(ブキッビンタン)。
多くの観光客が集まるエリアとして知られています。
この記事では、Bukit Bintang(ブキッビンタン)にあるホテルについて紹介します。
目次
イメージマップ(地図)で見るブキッビンタンのホテル
![クアラルンプールのBukit Bintang(ブキッビンタン)にあるホテルのイメージマップ](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/hotels-bukit-bintang-3-1.png)
上記イメージマップの青色はホテル、黄色はショッピングモールになります。
はじめてブキッビンタンに泊まる時は、パビリオンKLに近い場所にあるホテルから選ぶ形がおすすめです。
その理由は、
…であるためです。
Jalan Bukit Bintang(ジャラン ブキッビンタン)というパビリオン前にある通りが、ブキッビンタンのメインストリートになり、昔ながらの老舗ホテルはこの周辺に多くあります。
ただし、老朽化が目立つホテルもあるので、その点に注意してください。
ブキッビンタンの新しい5つ星高級ホテル
まずはじめに、パビリオンのすぐ近くにある比較的新しい高級ホテルについて紹介します。
バンヤンツリー
![バンヤンツリークアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/banyan-tree-klIMG_2919-1.jpg)
2018年にオープンしたバンヤンツリークアラルンプール。
ホテルスタッフのホスピタリティの高さとプロフェッショナルな対応を褒め称える声が多く、「さすが、バンヤンツリークオリティ!」という口コミが多いホテルになります。
![パビリオンとバンヤンツリーを繋ぐ連絡通路がある橋](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/banyan-link-bridgeIMG_2900.jpg)
バンヤンツリーはパビリオンの後方対面にあり、モールとホテルはLink Bridge(リンクブリッジ)で繋がっているので、外に出ることなくホテルとモールを行き来することが可能です。
![パビリオンにあるバンヤンツリーに繋がるリンクブリッジ](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/banyan-tree-kuala-lumpurIMG_2905.jpg)
リンクブリッジはパビリオンのLevel 3にあり、ブリッジを使いホテル側に歩いて行くとそこにエレベーターがあるのでそこからフロントや客室、ホテルエントランスにアクセスできます。
![KLCC-Bukit Bintang Walkway](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/klcc-bukit-bintang-walkwayIMG_2956.jpg)
ホテルからKLCC方面のアクセスも良く、ブキッビンタンとKLCCを繋ぐKLCC-Bukit Bintang Walkwayを使えば、雨に濡れることなくKLCC方面にアクセスできます。
![客家飯店の近くにあるブキッビンタンとKLCCを繋ぐKLCC-Bukit Bintang Walkwayの出入口](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/klcc-bukit-bintang-walkwayIMG_2931-2.jpg)
ウォークウェイにはパビリオンの中から行けますが、ホテルのエントランスを出て、客家飯店とノボテルの間にある出入口からアクセスする方法もあります。
バンヤンツリーはホテルのクオリティの高さに加え、パビリオンへのアクセスもKLCCへのアクセスも良好であるところが特徴です。
パビリオンホテル クアラルンプール マネージド バイ バンヤンツリー
![パビリオンホテルクアラルンプールマネージドバイバンヤンツリー](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/pavilion-hotel-kl-managed-by-banyan-treeIMG_2892-1.jpg)
パビリオンのなかにあるパビリオンホテルクアラルンプール。
正式名称は、パビリオンホテルクアラルンプール マネージド バイ バンヤンツリー (Pavilion Hotel Kuala Lumpur Managed By Banyan Tree)で、その名の通りバンヤンツリーが手がけるホテルになります。
![パビリオン内にあるPavilion Hotel Kuala Lumpur Managed By Banyan Treeへの案内表示](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/pavilion-hotel-kl-managed-by-banyan-treeIMG_2883-1.jpg)
パビリオンのショッピングモール内の「Pavilion Hotel」という表示に沿って歩き、エレベーターに乗るだけで、ホテルの客室にアクセスできます。
![パビリオン内にあるパビリオンホテルに繋がるエレベーター](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/pavilion-hotel-kl-managed-by-banyan-treeIMG_2885.jpg)
モール内の専用エレベーターは、朝10時〜夜10時まで利用可能です。
ブキッビンタンの5つ星ホテル
パビリオンの近くにある5つ星ホテルについて紹介します。
プルマン
![プルマンクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/pullman-klIMG_2921.jpg)
旧プリンスホテルがあったプルマン。
アコーホテルズ(AccorHotels)が買収し、Pullman(プルマン)にリブランディングして誕生したホテルになります。
2019年にリノベーションが行われています。
![バンヤンツリーの横にあるプルマンクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/banyan-tree-pullmanIMG_2899-2.jpg)
プルマンはバンヤンツリーの真横にあります。
パビリオンへのアクセスはバンヤンツリーと同じで、バンヤンツリーのエントランスに行き、そこにあるエレベーターを使ってリンクブリッジ経由が便利です。
プルマンはバンヤンツリーのように高くなく、手頃な宿泊料金でありながら、パビリオンやKLCCへのアクセスが良いロケーションにあるコスパ高のホテルになります。
JWマリオット
![スターヒルのなかにあるJWマリオットクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/jw-marriott-klIMG_2781-1.jpg)
The Starhill(スターヒル)のなかにあるJWマリオット。
パビリオンとファーレンハイト88に囲まれるように位置し、Jalan Bukit Bintangに面するJWマリオットは、ブキッビンタンの一等地にあるホテルです。
ブキッビンタンのなかでは古いホテルで、何度か改装工事が行われていて、2017年12月に再オープンしています。
![JWマリオットクアラルンプールの正面玄関](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/jw-marriott-klIMG_2764-1.jpg)
JWマリオットはスターヒルの正面入口からもホテルにアクセスできますが、パビリオンのブキッビンタンエントランス対面にある出入口利用が便利です。
ルイヴィトンのお店が隣にあるので、これを目印にするとわかりやすいです。
ザ ウェスティン
![ザ・ウェスティンクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/the-westin-klIMG_2757.jpg)
JWマリオットの横にあるザ ウェスティン。
立地も宿泊料金も、JWマリオットとほぼ同じです。
客室や設備の老朽化に言及する口コミが多いものの、ホテルの立地とパビリオンへのアクセスの良さ、部屋の広さに対する良好な口コミが多いです。
ザ・リッツカールトン
![ザ・リッツカールトンクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/the-ritz-carlton-klIMG_2819.jpg)
他国のリッツカールトンよりもお得に泊まれる、クアラルンプールのザ・リッツカールトン。
JWマリオットやウェスティンの奥、Jalan Imbi(ジャランインビ)に面した位置にあるため、実際にはインビ寄りのブキッビンタンにあるホテルになります。
![ザ・リッツカールトンクアラルンプールのホテル内にあるスターヒルズに繋がる連絡通路](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/the-ritz-carlton-klIMG_2834.jpg)
立地的にはJalan Bukit Bintangに面したホテルに劣るところがあるものの、ザ・リッツカールトンとスターヒルズは連絡通路で繋がっているので、パビリオン方面へのアクセスは悪くありません。
ホテルのロビー奥にあるエレベーターを使って2階に行くと、連絡通路があります。
![ザ・リッツカールトンクアラルンプールの通路を使ってスターヒルズに出たところ](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/the-starhillIMG_2837-1.jpg)
そのまま連絡通路を歩いて行くと、スターヒルズ内に出ます。
パビリオンはスターヒルズの対面にあります。
また、リッツカールトンのすぐ近くのインビ側には、Win Heng Sengというコピティアムのほか、バクテーが美味しいSun Fong Bak Kut TehとRestoran Ah Hei Bak Kut Tehがそばにあり、ローカルな雰囲気がある場所で美味しいグルメを楽しみたい時に便利です。
グランドミレニアム
![グランドミレニアムホテルクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/grand-millennium-klIMG_2785.jpg)
パビリオンの横にあるグランドミレニアム。
1989年に開業したリージェントホテルがベースになっている建物で、2007年にグランドミレニアムとしてオープンしたホテルになります。
![パビリオンの横、スターヒルズの対面にあるグランドミレニアムホテルクアラルンプール](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/grand-millennium-klIMG_2758-1.jpg)
メインストリートのJalan Bukit Bintangにあり、横にパビリオン、斜め前にスターヒルズ、対面にファーレンハイト88がある好立地にあるものの、客室とホテル設備に対する不満を述べる口コミが多いという特徴があります。
ブキッビンタンの4つ星ホテル
4つ星ホテルについて紹介します。
比較的新しいホテルをピックアップしています。
カプリ バイ フレーザー ブキッビンタン
![Capri by Fraser Bukit Bintang](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/capri-by-fraser-bukit-bintangIMG_2815-1.jpg)
2021年12月にオープンした新しいカプリ バイ フレーザー ブキッビンタン(Capri by Fraser, Bukit Bintang)。
リッツカールトンのすぐそばにある、コスパの良いホテルです。
客室はスタジオと1ベッドルームタイプがあり、1ベッドルームの客室には簡易キッチンがついています。
WOLOクアラルンプール
![WOLO Kuala Lumpur](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/wolo-kuala-lumpurIMG_2795.jpg)
MRTやモノレールのBukit Bintang駅がすぐそばにあるWOLO(ウォロ クアラルンプール)。
![WOLO Kuala Lumpurのホテル内にあるスターバックス](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/wolo-kuala-lumpurIMG_2792.jpg)
ホテル内にスタバがあります。
![WOLOクアラルンプールの対面にあるLot10](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/lot10IMG_2790.jpg)
ホテルの対面にはLot10&伊勢丹があり、ロケーションは良いです。
客室が小さめで、窓なしの部屋があったり、プールがないなど、マレーシアの一般的なホテルと比較してハード面が劣るものの、ホテルに帰って寝るだけならコスパの良いホテルです。
最寄駅までのアクセスの良さはピカイチで、さらに各ショッピングモールが近いところが便利なポイントです。
ホテル付近には、ケバブが人気のDamascusのほか、コピティアムのCapitol Cafeがあります。
ザ クアラルンプール ジャーナル ホテル
デザイナーズホテルのおしゃれなザ クアラルンプール ジャーナル ホテル (The KL Journal Hotel)。
アロー通りに近い場所にあるホテルになります。
ホテルのすぐ近くには、Congkakというミシュランのビブグルマンに認定されたインドネシア料理のレストランがあります。
MOVホテル
アロー通りまで徒歩3分程度という距離にあるMOVホテル。
Bikit Bintang駅までは徒歩6分、パビリオンまでは徒歩10分かかります。
ホテルに帰って寝るだけ…という人には、前向きな口コミが多いホテルになります。
ブキッビンタンにある新しくて安いホテル(3つ星)
ブキッビンタンにできた新しい3つ星ホテルについて紹介します。
KLoéホテル
おしゃれなブティックホテルのKLoéホテル。
パビリオンまで徒歩8分程度、Bukit Bintang駅までは徒歩10分かかります。
パビリオンのすぐそばにあるホテルと比較すると、離れたところにあるため、徒歩で動きまわる時には、やや不便に感じることがあるかもしれません。
Jalan Bukit Bintangから1本奥に入ったところにあるため、ホテルの入口がわかりにくいという口コミが一部ありますが、シェルのガソリンスタンドを目印にすると迷うことがないはずです。
また、ミシュランのビブグルマンを獲得した海脚人のTRX店まで、ホテルから徒歩7分程度でアクセスできます。
KLCCとブキッビンタンの中間にあるホテル
ブキッビンタンとKLCCの間にあるホテルについて紹介します。
The RuMa Hotel and Residences
![The RuMa Hotel and Residences](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/the-ruma-hotel-and-residencesIMG_2944.jpg)
KLCCとパビリオンの中間地点にあるザ ルーマ ホテル アンド レジデンシーズ(The RuMa Hotel and Residences)。
![The RuMa Hotel and Residencesから見えるプルマン](https://lifestylinglog.com/wp-content/uploads/2023/06/the-ruma-hotel-and-residencesIMG_2942.jpg)
後ろに見えるのはプルマン。
どちらかと言うと、KLCC寄りのロケーションにありますが、パビリオンもKLCCも徒歩圏内です。
まとめ:ブキッビンタンに泊まるならどのホテルがおすすめ?
上述したように、パビリオン正面の一等地にあるホテルは5つ星が多いものの、老朽化が気になるところも多いので、客室の綺麗さにこだわりがある場合は口コミにしっかり目を通して選ぶようにしてください。
…こんな感じで選択する形もおすすめです。
また、KLCCへのアクセスよりもモノレールやMRTなど公共交通機関のアクセスを重視する場合は、Jalan Bukit Bintang周辺にあるホテルを選ぶ方が便利です。
以上、ブキッビンタンのホテルについての紹介でした!