クアラルンプールのMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)。
スーパーや百貨店のほか、アパレルショップ、飲食店、映画館などが入った巨大複合施設です。
この記事ではMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)および併設するThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)の概要と行き方、レストラン&お買い物スポッ情報トについて紹介します。
目次
巨大なMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)
1999年11月にオープンした巨大ショッピングモールのMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)。
Mid Valley City(ミッドバレーシティ)に位置するMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)には、430以上のショップが軒を連ねています。
商業エリアはLG(Lower Ground Floor)・G(Ground Floor)・1F(1st Floor)・2F(2nd Floor)・3F(3rd Floor)で構成されています。
Mid Valley Megamallのロケーション
住所:Lingkaran Syed Putra, Mid Valley City, 59200 Kuala Lumpur
営業時間は10:00〜22:00です。
併設するThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)
Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)の隣にあるThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)。
こちらも200以上のショップがある大型ショッピングセンターです。
マレーシアを代表するピューターブランドのRoyal Selangorや、スキンケアブランドのTANAMERA(タナメラ)もテナントとして入っています。
住所:Lingkaran Syed Putra, Mid Valley City, 59200 Kuala Lumpur
営業時間はMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)と同じ10:00〜22:00。
地下と地上で繋がったミッドベリーメガモールとザ・ガーデンズモール
Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)とThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)は地下や地上で繋がっているため、自由に行き来することができます。
ミッドバレーメガモール(ガーデンズ)への行き方(アクセス方法)
ここでは公共交通機関(電車)を利用したアクセス方法について紹介します。
2つの駅からアクセスが可能になった
以前はKTMコミューターのMid Valley(ミッドバレー)駅からのアクセスに限られていたMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)。
長期間続いていたブリッジ工事が完了したことにより、2019年11月中旬以降はLRTとKTMコミューターのAbdullah Hukum駅方面からもアクセスできるようになりました。
Mid Valley駅とAbdullah Hukum駅、そしてMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)&The Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)の位置関係をイメージマップ化したものがこちら。
濃い緑の部分がMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)、薄い緑の部分がThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)です。
地図の左側にあるAbdullah Hukum駅から足を運ぶ場合は、KL Eco City(ケーエルエコシティ)を経由してThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)側からミッドベリーメガモールにアクセスする形になります。
LRT&KTMのAbdullah Hukum駅からのアクセス方法
LRTのAbdullah Hukum駅の改札を出たところがこちら。
KTMのAbdullah Hukum駅もすぐそばにあります。
KTMのAbdullah Hukum駅の改札があるエリアにエスカレーターがあるので、これに乗ります。(階段もあります。)
エスカレーターを上ると、KL Eco City・ Mall Mid Valley・The Gardensに繋がるブリッジがあるので、表示に沿って歩いて行きます。
KL Eco Cityに到着。
KL Eco Cityを通り抜けます。
その奥にMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)とThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)に繋がるブリッジがあります。
ブリッジから見える風景。
茶色の建物がThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)です。
このまま歩いて行くとThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)に到着します。
KTMのMid Valley駅からのアクセス方法
従来のアクセス方法であるKTMのMid Valley駅からの行き方についても紹介します。
Mid Valley駅の改札を出たら道に沿って歩いて行きます。
突き当たりを曲がるとエスカレーターがあるので、これに乗ります。
エスカレーターの先にあるブリッジを歩いて行くと、Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)に到着します。
どちらの駅からも道のりは非常にシンプルです。
LRTとKTMの路線図
Abdullah Hukum駅からアクセスが可能になったことで便利になった最大のポイントは、LRT(Kelana Jaya Line)でMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)に行くことができるようになったこと。
これに尽きます。
例えば、旅行者の多くが滞在するペトロナスツインタワーがあるKLCCエリアからMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)にアクセスする場合。
以前は、KLセントラル駅でKTMに乗り換える必要がありましたが、現在は乗り換え不要、LRT一本でアクセスできます。
KLCC駅から7つ目にAbdullah Hukum駅があります。
KTMコミューターは2つの駅が利用できる
KTMコミューターを利用する場合は、Mid Valley駅とAbdullah Hukum駅の2つの駅からアクセス可能です。(どちらもKLセントラル駅から一駅です。)
Mid Valley駅とAbdullah Hukum駅の位置関係を示した路線図のイメージがこちら。
Mid Valley駅がある路線はBatu CavesとTampinを結ぶライン、Abdullah Hukum駅がある路線はTanjung MalimとPelabuhan Klangを結ぶラインになります。
上記のイメージマップは路線の一部を切り取ったものになるため、路線全体を確認したい場合はKTMの公式サイトで確認してみてください。
KLセントラルエリアに滞在している方は、LRTでもKTMでもMid Valley Megamallにアクセスすることができますが、乗り物としてはLRTの方が便利なので、LRT利用をおすすめします。
❤︎KLセントラルからLRTに乗り換える方法はこちら↓↓↓
自家用車でアクセスする場合
Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)の駐車場は、場合によって満車になっているケースもあります。
ただ、駐車エリアは色々あり、満車になっているところがある一方、空きスペースがあるところもあります。
駐車場の空き情報を毎10秒ごとにライブアップデートしている情報(Car Park Availability Live Update)をMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)の公式サイトで確認することができるので、駐車場の空き状況が心配な時は、事前に調べてみることをおすすめします。
ミッドバレーメガモールのフロアマップ
とにかく巨大なMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)。
ふらふらとウィンドーショッピングするだけでも結構疲れます。
特定のお店に足を運ぶことを考えている場合は、お店の位置情報を把握しておくと効率化に繋がります。
公式サイトでは各階(LG・G・1F・2F・3F)ごとのフロアマップのほか、各ショップの検索が可能です。
ショップの検索については、カテゴリー・アルファベット・ショップ名、直入力でそれぞれ検索できます。
The Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)についても、公式サイトにフロアマップがあるので、お店の検索が可能です。
覚えておくと良いポイント
Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)には東西南北のそれぞれのエリアに目印となるポイントがあります。
例えば…
- Centre Court(センターコート)
- North Court(ノースコート)
- South Court(サウスコート)
- West Entrance(ウェストエントランス)
- East Entrance(イーストエントランス)
こちらはGround Floorのイメージマップ。
中心にあるCがCentre Court(センターコート)、その前後に西(W)と東(E)のエントランス。
Norh Court(N)の近くにはPADINI Concept Store、South Court(S)の近くにはTopshopがあります。
Mid Valley Megamallはとにかく広いので、お目当てのお店がC・N・S・W・Eのどのエリアに近いところにあるのかチェックしておくと便利です。
中央に位置するCentre Court(センターコート)。
North Court(ノースコート)。
こんな感じで開かれた空間になっています。
East EntranceのそばにあるEast Atrium。
両替スポット
Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)は両替スポットも豊富です。
ローカルの人も利用している場所で、行列ができることもよくあります。
両替できる場所としては、Maybankなど銀行系のカウンターもありますが、両替商の方がレートが良いケースが多いので、ここでは両替商の情報について紹介します。
LGフロアにある両替スポット
KL Remit Exchange、Spectrum Forex、My Money Master、Jags Moneyの両替商がLGフロアのイオンBIGの近くにあります。
少し奥まったところにあるので、見つけにくいかもしれませんが、サンフランシスココーヒーエクスプレスがある角を曲がった細い通路に両替商が密集しています。
ミッドバレーメガモールにある両替商は、ここ数年だけでも入れ替わりや移転が激しいので、最新の情報はミッドバレーメガモール公式サイトで確認するようにしてください。
P1エリアにある両替商
駐車場があるフロアにあるMAX Money。
♦ロケーション:SP1-01
ザ・ガーデンズモールにある両替商
ザ・ガーデンズモールのLGフロアにあるThe Money Exchange Point (SMZ)。
ミッドバレーメガモールのLGフロアにある両替商よりもずっと空いていますが、為替レートが良いおすすめの両替スポットです。
♦ロケーション:LG232C-01(The Gardens Mall)
お買い物スポット
色々なお店がありますが、ここではお土産を購入できるスポットをいくつか紹介します。
PADINI Concept Store(Vincci)
Vincciの靴を買いたいという時に便利なお買い物スポットです。
Vincciのミュールは安くてかわいいものが豊富です。
♦ロケーション:G-026
❤︎Vincciの詳細はこちら↓↓↓
Charles & Keith
シンガポールブランドのCharles & Keith。
バッグがおすすめです。
♦ロケーション:G-002 & 003
Fipper
サンダル(ビーサン)を販売するマレーシアブランドのFipper。
安くて履き心地抜群です。
♦ロケーション:F-083A
❤︎Fipperの詳細はこちら↓↓↓
TANAMERA
マレーシア発スキンケアブランドのTANAMERA。
優しい使い心地のスキンケアアイテムが豊富で、女性向けのお土産におすすめのアイテムが揃っています。
♦ロケーション:Lot S-K02, 2nd Floor(The Gardens Mall)
❤︎TANAMERAの詳細はこちら↓↓↓
スーパー&ハイパーマーケット
ハイパーマーケットのAEON BIG(イオンビッグ)。
AEON(イオン)のスーパーもすぐ近くにあります。
♦イオンビッグのロケーション:AT-1
♦イオン(スーパー)のロケーション:AT-3
Jaya Grocer。
輸入品が充実しています。
お土産アイテムを購入するのであれば、イオンまたはイオンビッグの方がおすすめです。
♦ロケーション:LG-229(The Gardens Mall)
❤︎マレーシアのスーパーで購入するおすすめアイテムはこちら↓↓↓
食事スポット(レストラン&カフェ)
Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)にもThe Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)にも、レストランやカフェはかなりの数があり、充実しています。
ジャンルもマレーシア料理からウェスタン、日本、韓国、タイ、ベトナム、中華、ファーストフードなど多岐に渡ります。
ここではその中から旅行者の方におすすめのお店を紹介します。
マレーシア料理ならMadam Kwan’s
スリアKLCCやPavilion KLにも店舗があるMadam Kwan’s。
レストランでマレーシア料理を楽しみたい時におすすめのお店です。
♦ロケーション:F-052
❤︎Madam Kwan’sの詳細はこちら↓↓↓
ニョニャカラーズ
クエやお手頃価格のローカルグルメを楽しみたい時はニョニャカラーズがおすすめです。
♦ロケーション:LG 230A(The Gardens Mall)
❤︎ニョニャカラーズの詳細はこちら↓↓↓
Bungkus Kaw Kaw
Nasi LemakやMee Siamが美味しいBungkus Kaw Kaw。
お手頃価格で美味しいローカルグルメが楽しめるスポットです。
♦ロケーション:LG-K23(The Gardens Mall)
❤︎Bungkus Kaw Kawの詳細はこちら↓↓↓
オリエンタル・コピ
2022年7月7日、Mid Valley MegamallにオープンしたOriental Kopi(オリエンタルコピ)。
オープン以来、長い行列ができている光景を目にするお店で、今最も注目を集めているお店です。
オリエンタルコピの看板メニューは、エッグタルトや菠蘿包(Polo Bun)。
エッグタルトは特におすすめです。
♦ロケーション:LG-054
オールドタウンホワイトコーヒー
ホワイトコーヒーが有名なオールドタウンホワイトコーヒー。
オールドタウンの店舗は以前からMid Valley Megamallのなかに店舗があり、場所を移動したり、一時的に閉店状態になっていたこともありますが、Mid Valley MegamallのFirst Floorに新しくオープンして営業を再開しています。
新しい店舗はKTMに続く入口の近くにあります。
♦ロケーション:F-028B &028C
❤︎オールドタウンの詳細はこちら↓↓↓
Purple Cane Tea Cuisine
お茶を使った料理を楽しむことができるPurple Cane Tea Cuisine。
The Gardens Mall(ザ・ガーデンズモール)のLGフロアにあり、塩分控えめで優しい味つけの料理を提供しています。
レストランの横にドリンクバーが併設されていて、ティータイムにお茶だけを楽しみたい時にも使えます。
♦ロケーション: LG-206(The Gardens Mall)
❤︎Purple Caneの詳細はこちら↓↓↓
鼎泰豊(ディンタイフォン)
Purple Caneの対面にある鼎泰豊(ディンタイフォン)。
鼎泰豊(ディンタイフォン )は台湾発祥のお店ですが、マレーシアの鼎泰豊(ディンタイフォン )には台湾にはないメニューもあるので、台湾とは異なる体験ができます。
台湾の店舗は行列ができて待ち時間が長いということで有名ですが、マレーシアの鼎泰豊(ディンタイフォン)はあまり待つことなく席に案内してもらえます。
♦ロケーション:LG-207(The Gardens Mall)
マレーシアには豚肉を使っていない鼎泰豊(ディンタイフォン)もあります。
この店舗はスリアKLCCやNU Sentralにあります。
❤︎DIN by Din Tai Fungの詳細はこちら↓↓↓
Ah Cheng Laksa
Ah Cheng Laksaはアッサムラクサを食べてみたい時におすすめのお店です。
♦ロケーション:LG-088
❤︎Ah Cheng Laksaの詳細はこちら↓↓↓
Nando’s
マレーシア発のお店ではないものの、ローカルの人に人気のNando’s。
ガッツリ鶏肉が食べたいという時におすすめです。
♦ロケーション:LG-053
❤︎Nando’sの詳細はこちら↓↓↓
恭和堂(Koong Woh Tong)
亀ゼリーやハーバルティーが有名な恭和堂(Koong Woh Tong)。
その場で立ったまま、グビッとハーバルティーを飲むこともできます。
♦ロケーション:LG-069
❤︎恭和堂(Koong Woh Tong)の詳細はこちら↓↓↓
ホテル(シティテル)へのアクセス方法
Mid Valley(ミッドバレー)周辺にはいくつかホテルがありますが、ショッピングモールに直結したCititel Mid Valley(シティテルミッドベリー)。
上の画像の手前にある建物がMid Valley Megamall(ミッドベリーメガモール)。
その奥にある高い建物がCititel Mid Valley(シティテルミッドバレー)になります。
Mid Valley Megamall(ミッドベリーメガモール)のG(Ground Floor)のEast Entrance(イーストエントランス)近くに、Cititel Mid Valley(シティテルミッドバレー)に繋がる通路があります。
ユニクロの対面、The Coffee Bean & Tea Leafというカフェの横に通路に繋がる入口があるので、目印にしてみてください。
こちらがその通路。
Cititel Mid Valley(シティテルミッドバレー)のロビー。
まとめ
アクセス面で以前よりも便利になったMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)。
とにかく広くてお店の数が多いので、お買い物をしていると歩き疲れてしまう面もありますが、お買い物好きな方は楽しく過ごすことができる場所です。
以上、Mid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)についての紹介でした!
2019年11月から新しいアクセス方法が増えています。その点も最新情報として取り上げているので、ぜひチェックしてみてください。