台湾のゴミ出し・分別方法とカラフルで可愛いゴミ袋を紹介!

台湾のゴミ袋

台湾で生活を始めた当初のことですが、どうやってゴミを捨てるのか、ゴミの分別やゴミ出しの方法がわからずに戸惑った経験があります。

当時の私のように、「ゴミの分別や出し方がわからない!」と感じている方も少なくないはずです。

この記事では台湾の中でも台北市のゴミの分類や出し方についてケース別にご紹介します。

台北のゴミの分別とゴミ出し方法

基本的には、居住している場所にゴミ捨て場がある場合・ない場合で、ゴミ出し方法が変わってきます。

以下にそれぞれのケースについて紹介します。

住んでいる場所にゴミ捨て場がない場合

ゴミ置場がない住居(アパートなど)に住んでいる場合、各自でゴミを捨てる必要があります。

補足
ただし、ゴミ捨て場がない場合でも、大家さんが人を雇って有料でゴミを回収しているケースがあるかもしれないので、詳しくは大家さんに確認してみてください。

ゴミの分類

自分でゴミを捨てる場合、ゴミの分別について理解することが第一ステップです。

大きく分けると、ゴミの分別は以下の通り。

  1. 一般ゴミ
  2. 生ゴミ(台所ゴミ)
  3. 資源ゴミ
  4. その他(粗大ゴミなど)

生ゴミと資源ゴミはさらに細かい分類があります。

生ゴミの分類

以下の2つに分類します。

  1. 肥料用
  2. 豚の餌用
  • 肥料用→果物の皮、花、葉っぱ、お茶・コーヒーの出がらしなど
  • 豚の餌用→果物、野菜、調理済料理の食べ残しなど

基本的には生ゴミの中で豚の餌にできないものは肥料用にするというイメージです。

ゴミを捨てる時に、生ゴミ用の青いバケツと赤いバケツ、そして生ゴミを入れたビニール袋を回収するバケツがあるので、それぞれ間違って捨てないように注意してください。

昔、生ゴミの分別を間違えてゴミを捨てていた欧米の方がいたのですが、ゴミ収集員に間違いを指摘され、「Oh, no! どぅいぶちー(對不起/ごめんなさい)!」と頭を抱えながら言っていた光景を見て、「頭を抱えるその気持ち、よくわかる・・・」と思いました。

慣れないと難しいです。

資源ゴミ

リサイクルに活用される資源ゴミについては、以下の分類になります。

  1. 立體類(立体的なゴミ)
  2. 平面類(平たいゴミ)
  3. 其他類(そのほかのゴミ)

立体的なゴミはビンや缶、ペットボトルやプラスチックの容器など。

平たいゴミはビニール袋(油などの汚れがないもの)や紙袋、古着などです。

また、そのほかのゴミは蛍光灯や電池、CDなどのゴミになります。

詳しくは台北市政府環境保護局のウェブサイトでチェックしてみてください。アイテムごとの分類方法を確認することができます。

調べてみたところ、台北市政府環境保護局のイラストつきのゴミ分類表が便利だな…と感じたので、参考にしてみてください。

印刷して自宅のどこかに紙を貼っておく形も便利だと思います。

もし、上記リンクで分類表が表示されない場合は、「台北 垃圾分類」とブラウザで検索すると、「台北市政府環境保護局」のページを見つけることができるはずなので、探してみてください。

ゴミの種類によって収集日が異なる

日本と同じように、ゴミの種類によって、収集日が異なります。

一般ゴミと生ゴミ

月、火、木、金、土

資源ゴミ

資源ゴミについてはアイテム別(立體類と平面類)で収集日が異なります。

それぞれの収集日は以下の通りです。

♦立體類

火、木、土

♦平面類

月、金

♦其他類

月、火、木、金、土

注意!
水曜日と日曜日はゴミの収集自体がお休みです。

一部のエリアで水曜日や日曜日にも生ゴミの収集をしているところがありますが、基本的には水曜日と日曜日はお休みです。

粗大ゴミについては事前連絡が必要です。

一般ゴミは有料の指定袋が必要

一般ゴミは台北市が指定するゴミ袋に入れて捨てます。

台北市専用ゴミ袋

臺北市專用垃圾袋」(台北市専用ゴミ袋)という表記があり、袋に番号付きのシールが貼られていることが特徴です。

このゴミ袋はスーパーやコンビニなどで購入することができます。

青いゴミ袋に入れたゴミはゴミ収集車のトラックに投げ込む形で捨てます。

資源ゴミは、ぞれぞれ袋があるので、その袋に入れるか、収集員の方に手渡す形になります。

資源ゴミは争奪戦に巻き込まれることも

普通の資源ゴミではなく、大型のもの、例えばミネラルウォーターが入っている大きなボトルなどはリサイクル品としてちょっとしたお金になるらしく、このような容器をゴミ捨てエリアに持っていくと、どこからともなくおじさんやおばさんが近づいてきて、「これちょうだい!」と半ばひったくられるように持っていかれることがあります。

ちょっとびっくりな体験です。

一番始めに体験をした時は「今の何?」と唖然。

慣れてからは、ささっと差し出すことができるようになりました。

ゴミの回収場所と回収時間

住んでいるエリアによって、回収場所や回収時間が異なります。

詳しくは大家さんに確認するのが一番ですが、どのエリアに何時にゴミ収集車が来るのかについても、台北市政府環境保護局ウェブサイトで調べることができます。

台北市政府環境保護局のウェブサイトにある「垃圾清運路線」でお住まいの区など詳細を選択すれば、自宅から最寄りのゴミ収集所や収集時間を確認することができます。

エリアによって収集回数が異なることがあり、1日1回のみであったり、2回に分けて収集車が来るケースもあります。

ゴミ収集車は大きな音楽を鳴らしながらやって来ます。

台北のゴミ捨て事情に見る問題点

コンビニや公共の場に設置されているゴミ箱が家庭ゴミでいっぱいになっている光景をよく見かけます。

また、原付や自転車で乗り付けてきて、家庭ゴミを捨てている人を何度も見かけたことがあります。

それだけ、台湾のゴミ捨て方法に対して面倒だなと思う人が多いという面があることも否定できませんが、ルール違反を目の当たりにすることがよくあり、残念だなと感じることがあります。

住んでいる場所にゴミ捨て場がある場合

この場合は24時間、好きな時にゴミを捨てることができます。

マンションなどに多いパターンです。

ゴミ捨て場の設置場所はマンションによって異なりますが、私が現在住んでいるところはフロアごとにゴミ捨て場があり、玄関を出てすぐゴミを捨てることができます。本当に便利です。

ゴミの分別方法は以下の通りです:

  1. 一般ゴミ
  2. 資源ゴミ
  3. 生ゴミ(台所ゴミ)
  4. 粗大ゴミ

私が住んでいるところでは、赤いバケツに一般ゴミ、青いバケツに資源ゴミを入れる形になっています。

マンションがゴミを回収してくれる場合は、一般ゴミでも台北市が指定する有料のゴミ袋に入れる必要はなく、スーパーなどで販売されているゴミ袋に入れれば問題ないと思います。

ただし、マンションによりルールが異なることがあるため、詳細については管理人さんに確認してみてください。

カラフルでかわいい台湾のゴミ袋

スーパーにあるゴミ袋

スーパーなどでこんな風に販売されています。

上の画像にあるゴミ袋は、グリーンにレモンの香り、紫にラベンダーの香り、ピンクにバラの香りがついています。

大きさは大、中、小の3つです。

ピンクのゴミ袋

日本のゴミ袋と比較すると、ゴミ袋だと思えないかわいさがあります。

アイディア次第で、ゴミ袋の用途以外にも色々使うことができると思います。

グリーンのゴミ袋

使い方は簡単。ロール式になっていて、切れ目が入っています。ミシン目に沿って切り取って使用します。

カルフールのゴミ袋

台湾のカルフールには、ゴミ袋のPB(プライベートブランド)商品があります。

こちらも色使いが鮮やかで綺麗です。

まとめ

ゴミ捨てのルールがわからなかった頃は、間違った袋に入れてしまったり、間違った場所に捨ててしまいそうになり、ゴミ収集人のおじさんに怒られたことが何度かあります。

今では良い思い出です。

はじめは「難しい!」と感じていても、慣れれば簡単なので、心配しないでください。

私は台湾で生活するようになってから、自分でゴミを捨てるパターンとマンションのゴミ捨て場に捨てるパターンの2つのパターンを両方経験していますが、やはり24時間いつでも捨ることができる方が本当に楽です。

台湾で部屋探しをする時はゴミ捨ての方法がどうなっているのか、それを契約する際の一つの条件として加味しても良いのかなと感じています。

特に自炊をする方は生ゴミが毎日たくさん出ると思うので、好きな時に捨てることができる方がずっと楽です。

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