マレーシアの東海岸で親しまれているLaksam(ラクサム)。
この記事では、白いラクサのLaksam(ラクサム)について紹介します。
目次
Laksam(ラクサム)とは?
クランタン州やトレンガヌ州など、マレーシアの東海岸で定番のLaksam(ラクサム)。
ラクサの1種であるものの、クアラルンプールで見るようなカレーラクサとは異なり、白っぽい見た目をしているところが特徴です。
普通のラクサにはない旨味を持つ特別なラクサになります。
Laksam(ラクサム)の材料と特徴
…という点がLaksam(ラクサム)の大きな特徴です。
特徴①:魚とココナッツミルクベースのスープ
Laksam(ラクサム)のスープは、魚とココナッツミルクがベースで、酸味づけにAsam Kepingが使われています。
また、スープベースにはブラックペッパーも加えられているほか、サンバルブラチャンが添えられているので、これらも味のアクセントになり味を引き締めています。
特徴②:Ulam(ウラム)のトッピング
Laksam(ラクサム)には、Ulam(ウラム)と呼ばれるハーブや野菜などの“サラダ”をトッピングに加えます。
特に、トーチジンジャーフラワーやラクサリーフ(ベトナミーズコリアンダー)を使うところが特徴で、これらが香りに良さに繋がっています。
ラクサムに使われるウラムは、Nasi Kerabu(ナシクラブ)やNasi Ulam(ナシウラム)に似ているところがあり、ハーブをたくさん使ったマレーシアの料理が好きな人は、Laksam(ラムサム)の味が好きになるはずです。
特徴③:クルクル巻いたフラットヌードル
Laksam(ラクサム)に使う麺自体の名称がラクサム。
主に米粉を使って作られるお米ベースの麺で、薄く伸ばした生地を蒸して、最後にクルクルと巻いて作られています。
作り方は腸粉に類似しているところがあります。
Laksam(ラクサム)の味
全体的にとてもまろやかな味で、一般的なラクサにはない甘みと旨味があります。
…これら全てが絶妙に絡まっています。
サンバルブラチャンを加えますが、ほかのラクサのような辛さはなく、かなりマイルドです。
まとめ
クアラルンプールにあるお店でLaksam(ラクサム)を食べた時はあまり美味しいと思わなかったものの、トレンガヌのお店のラクサムを食べた時は、感動するほど「美味しい!」と感じました。
クランタンやトレンガヌに行く機会があれば、ぜひ現地で食べてみてください。
以上、マレーシアの東海岸で有名なLaksam(ラクサム)についての紹介でした!