コーヒー好きから高い支持を受けるPorlex(ポーレックス)のコーヒーミル。
私も今から数年前にポーレックスミニを購入して以来、毎日愛用しています。
この記事ではポーレックスミニのレビューをしつつ、同商品の詳細について紹介します。
目次
ポーレックスってどんな会社?
正式名称はジャパン・ポーレックス株式会社。
セラミック製刃が使われたミル関連の商品に強く、ミルの他にも醤油さしやおろし類などのキッチングッズの企画・開発を行っている日本の企業です。
また、国内に自社工場を持ち、商品が全て日本製であることが特徴です。
ポーレックスのコーヒーミルを使い続ける中で…
「やっぱりMADE IN JAPANっていいな」
…と日々感じています。
ポーレックスのコーヒーミル(通常サイズvsミニの違い)
ポーレックスのコーヒーミルには、
- 通常サイズ
- ミニサイズ
…という2つのサイズがあります。
通常サイズは一回あたり30グラム(3人分)まで、ミニは20グラム(2人分)までのコーヒー豆を挽くことができます。
ミニには黒いハンドルホルダーがついているところが特徴です。
何気ないデザインですが、外に持ち出す時などとても便利です。
私が購入した上記のポーレックスミニは6年以上使っていること、扱いが少し雑だったため、使い続けるうちにハンドルホルダーのゴムが裂けてしまいました…。
ハンドルホルダーはなければないで慣れてきますが、やっぱりあった方が便利です。
ポーレックスミニを選んだ理由
私は通常サイズとミニサイズで迷った上、ポーレックスミニを選びました。
購入ポイントの決め手はやはりコンパクトさと持ち運びやすさ。
コンパクトで持ち運びがしやすい
ポーレックスミニは「キャンプにも持っていける!」ということで、外出先で美味しいコーヒーが飲みたいアウトドア派の方にも支持されています。
コーヒー豆、お湯、ドリッパー、フィルター、カップとポーレックスのコーヒーミルさえあれば、どこでも好きな時に挽きたての豆で美味しいコーヒーを飲むことができます。
ポーレックスミニのサイズ感は女性の手にもちょうど良い感じです。
全く重たくない上、大きすぎないので、扱いやすい点もおすすめポイントです。
毎日、コーヒーは1杯か2杯程度淹れるだけという方にはコンパクトなミニの方がおすすめです。
改良品のポーレックス2について(旧製品との違い)
現在、ポーレックス公式サイトで販売されているコーヒーミルはポーレックス2という商品名になっています。
旧製品と比較してポーレックス2は…
- 効率よく豆を挽くことができる(同じハンドル回数で約1.3倍の豆を挽くことが可能)
- なめらかな挽き心地
- 粒度調整がより細かく可能(80ミクロン単位→37ミクロン単位)
- 粒度が安定
…という違うがあるとポーレックス公式サイトで説明されています。
ポーレックスの値段
2017年3月1日に4,500円(税抜)から5,800円(税抜)に値上げがあり、さらに値上げが進み2023年7月現在は7,590円(税込)になっています。
通常サイズのミルもミニも同じ価格です。
記憶が少し曖昧ですが、私が購入した時は3,000円代だったので、現在はちょっと高いかな…と感じてしまう価格になっているものの、非常に長く使い続けることができるものであることから、その価値はあると思います。
ポーレックスの口コミ評価
コーヒー好きに支持されているポーレックス。
口コミの評価が高い商品として知られています。
価格の高さがマイナス評価になっていることもありますが、コーヒーミルの品質としては概ね満足しているユーザーが多い商品です。
ポーレックスコーヒーミルの使い方とレビュー
使い方はとっても簡単です。
まずは上蓋を開けます。
この部分にコーヒー豆を入れます。
前述したように、ポーレックスミニは1回あたり20グラム(2人分)までの豆を挽くことができます。
適量の豆を投入します。
豆を入れたら上蓋をして、ハンドルを上部にセットします。
セットしたら、あとはハンドル部分を回して、ゴリゴリ豆を挽いていきます。
コーヒーミルをテーブルの上に置いてハンドルを回すよりも、片手で抱えつつハンドルをぐるぐる回す方が挽きやすいです。
豆を挽くと、ミルの下の部分にグラインドされた豆が落ちる形になっています。
ポーレックスのコーヒーミルには粒度調節機能が付いています。
上の画像にある手裏剣のような部分をカチカチと調整することで、粒度を変えることが可能です。
細挽き、中挽き、粗挽きなど、淹れ方や好みに応じた粒度にしたい時に非常に便利です。
挽き終わったら、ドリッパーに入れたり、サイフォンに入れたり、エスプレッソマシーンに入れたり、好きな形で使用します。
スペシャルティコーヒーなど、品質にこだわった良いコーヒー豆を購入すると、自宅で楽しむコーヒータイムが特別なものになります。
ポーレックスのお手入れ方法
コーヒーミルを使う中で気になるもの、それはお手入れの部分です。
コーヒーを挽いた後、こんな風にミルの中に挽き終わったコーヒーの粉末が残ってしまいます。
ポーレックスのコーヒーミルは細かく分解できます。
セラミック製刃の部分は水洗いができるので、大切な部分を清潔に保つことができることも良いポイントです。
お手入れが本当に楽です。
ポーレックスミニのメリット
ポーレックスミニの良いところ、メリットについてまとめてみました。
- 軽くて、扱いやすい
- 持ち運びがしやすい
- お手入れが楽
ポーレックスミニのデメリット
反対にデメリットについてです。
あまりデメリットを感じていないものの、あえてデメリットを挙げてみるとすれば以下になります。
- 豆をミルに入れる時に、豆を落としてしまうことがある
- グラインド中に勢い余ってハンドルが外れてしまうことがある
- コーヒー豆をグラインドする量が増えると手や腕が疲れる
- 挽き具合に少しバラツキがある
①:豆を落としてしまうことがある
ミルの口がコンパクトであることから豆を投入する時にポロポロと落ちてしまうことがあります。
これは私のせっかちさと不注意さによるものなので、普通に使う分には全く気にする必要はないと思います。
②:勢い余ってハンドルが外れてしまうことがある
たくさん豆を挽きたい時に、一心不乱に全力でハンドルを回すと、勢い余ってハンドルが本体から外れてしまうことがあります。
私が使っているものは、ハンドルと本体の接合部分の穴が五角形になっている古いモデルで、現在販売されている新しいモデルは、この点が改善されています。
②:手や腕が疲れる
1人分や2人分は全く問題ありません。
ただ、3人分や4人分などコーヒーを入れる量が多くなると、それだけコーヒーミルでゴリゴリしないといけないので、正直疲れます。
コーヒー豆を多く挽かなければいけない時は電動のコーヒーミルを使っていますが、普段は1人〜2人分のコーヒーを淹れることがほとんどなので、ポーレックスのコーヒーミルを使っています。
ただ、二の腕を鍛えるという、ある種のエクササイズとして捉えると、前向きに頑張れます。
手動式は趣があって好きです。
③:挽き具合のバラツキ
挽き終わった豆をよーく見ると、少々大きさが異なることがあります。
私は全く気にならない程度ですが、もしかしたら気になる方がいるかもしれないので、一応デメリットに挙げておきます。
ただ、ポーレックス2は粒度が安定するように改善されているそうなので、挽き具合のばらつきについてはあまり気になることがないかもしれません。
ポーレックスのその他の商品も魅力的!
ポーレックスにはコーヒーミルの他にも、とても魅力的だなと思う商品があります。
例えば、お茶ミル。
緑茶の茶葉をグラインドして、粉末を作ることができるアイテムです。
アイディア次第でお菓子作りにもお料理にも色々使えそうです。
類似商品に注意!
ポーレックスの公式サイトでも注意喚起されていますが、市場にお茶ミルの類似品が出回っているそうです。
ポーレックスによると、セラミック製刃は独自の技術で作られたものであり、きちんとしたものが欲しいという方はコピー品を間違って購入しないように注意してください。
まとめ
日本のメーカーの商品でも、コスト削減の観点から海外生産品が多く、MADE IN JAPANを見つけることが難しくなっている今だからこそ、純日本製のものは非常に高い価値があると感じています。
コーヒーが好きで持ち運びやお手入れが楽な手動ミルを探している方にポーレックスミニはおすすめです。
お気に入りの豆をグラインドして、ゆっくりとコーヒーを淹れる、そんな贅沢な時間を楽しんでください。
以上、ポーレックスミニについての紹介でした!
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