大きなサイズから小さなサイズまで、様々な大きさのタッパーが17個セットになったIKEAのPruta(プルータ)。
価格が安いことが魅力であるものの、
「タッパーが17個もあるなんて多すぎない?」
「使いこなせる?」
「使い心地は良い?」
…という疑問が湧いてくるかもしれません。
この記事ではIKEAのほかの保存容器と比較しつつ、Pruta(プルータ)プラスチック保存容器の使い心地や使い方について紹介します。
目次
IKEAの激安タッパーのPruta(プルータ)

- 商品名:Pruta(プルータ)保存容器17個セット
- 価格:699円
- 素材:PP(ポリプロピレンプラスチック)

Pruta(プルータ)のタッパーはコンパクトに梱包された状態で販売されています。
梱包サイズは幅20cm、長さ:16cm、長さ:24 cmで、持ち帰りに便利なサイズ感になっています。
使わない時は重ねて収納できる

タッパーが17個もあるPruta(プルータ)は、使用しない時は「かさばりそう…」と感じてしまうかもしれませんが、容器とふたを別にすれば重ねて収納できるので、それほど場所を取りません。
プルータは耐熱?電子レンジや食洗機で使える?

IKEA公式サイトの情報によると、
- 耐熱温度は最高100度
- 電子レンジ使用可能
…となっています。
(ただし、電子レンジで加熱する時はふたを半開きにするよう注意書きがあります。)
冷凍庫での使用や食洗機での使用もできます。
私自身はレンジでの加熱にプラスチック素材は使わないようにしているので、Pruta(プルータ)は主に冷蔵庫や冷凍庫で使用しています。
タッパー(プルータ)のサイズと形状
Pruta(プルータ)の容器のサイズは以下の通りです。
- 23x16x8cm(1.8L)× 2個
- 14x14x16cm(1.6L)× 2個
- 12x12x14cm(1L)× 2個
- 14x14x6cm(600ml)× 2個
- 12x12x4cm(300ml)× 2個
- 9x9x4cm(150ml)× 4個
- 12x8x4cm(150ml)× 3個
それぞれタッパーのサイズについて簡単に紹介します。
①:大きいサイズの長方形タッパー

23x16x8cmのタッパーは、容量が1.8LあるPruta(プルータ)シリーズのなかで最も大きなタッパーになります。

長さのある野菜もある程度収納することができます。
②&③:縦長のタッパー

14x14x16cm(容量:1.6L)と12x12x14cm(容量:1L)のタッパーは縦長の形状をしています。
④&⑤&⑥:中〜小サイズの正方形タッパー

14x14x6cm(容量:600ml)、12x12x4cm(容量:300ml)、9x9x4cm(容量:150ml)のタッパーは正方形の形状で、中サイズから小サイズのものになります。

14x14x6cmと12x12x4cmのタッパーは、スライスチーズが入る大きさ…というイメージです。
⑦:小サイズの長方形タッパー

12x8x4cm(容量:150ml)の長方形のタッパー。
9x9x4cmのタッパーと容量が同じで、どちらも少量の薬味やソースなどの保存に便利なサイズ感です。
プルータの使い方
食材の保存や残り物の保存など、色々な形で使うことができるPruta(プルータ)。
使い方(活用例)について、いくつか紹介します。
野菜の保存

Pruta(プルータ)は冷蔵庫に入れる野菜の保存に役立ちます。
ジップロックよりも場所を取るものの、取り出す時に楽です。
野菜のほか、カットした果物の保存にも使えます。
冷凍保存用のタッパー

冷凍保存にはIKEAのフリーザーバッグを使うことが多かったものの、Pruta(プルータ)を使ってみたところ、フリーザーバッグよりも冷凍庫内の整理整頓がしやすく、見やすい&取り出しやすくなったと感じています。
「冷凍するとタッパーのふたが外しにくいのでは?」
…と気になるかもしれませんが、ふたの開閉は問題なく、硬くて外しにくということはありません。
少量のものを冷凍保存する時は、一番小さいフリーザーバッグを使っても大き過ぎると感じることがあったものの、Pruta(プルータ)のミニサイズのタッパーはジャストサイズということが多く、細かいものの保存に役立っています。
粉物の保存に

縦長のタッパーは野菜を立てて保存したい時にも便利ですが、小麦粉など粉物の保存に使えます。
ただ、Pruta(プルータ)は完全密閉タイプの容器ではないので、長く保存する粉物の保存にはゴムパッキン付きの密閉容器を使用する方が良いと思います。
一方、日常的によく使用する粉物の保存にPruta(プルータ)は便利です。
残り物や食べ残しの保存

小サイズのPruta(プルータ)の容器は「ほんの少しだけ余っちゃった…」「食べきれない…」という時の保存用タッパーとしても活躍します。

あと一口で食べ切ることができるけど「今日はもう無理。明日食べよう」という時の、中途半端な食べ残しを入れておく容器として、Pruta(プルータ)をよく使っています。
ただ、Pruta(プルータ)の密閉性は高くないので、クッキーなどサクサクの状態を保ちたい場合は密閉容器に入れて保存する方が無難です。
お菓子を携帯する時に

チョコレートや飴など、小腹が空いた時に食べたいお菓子をまとめて収納するケースとしても使えます。
携帯用には12x8x4cmと9x9x4cmのサイズのタッパーが便利です。
薬入れ(携帯用の小物入れ)

12x8x4cmのミニサイズ長方形のタッパーは、持ち歩き用の薬入れに使っています。
ミニサイズかつ長方形の形状が薬入れとして意外と使いやすいです。
また、12x8x4cmの容器はコットンや綿棒を入れるなど、旅行時の小物収納アイテムとしても活用できます。
プルータとIKEA 365+との比較
普段、保存容器はIKEA 365+シリーズを愛用しているのですが、Pruta(プルータ)を使うようになって双方の違いに気づきました。

IKEA 365+の保存容器は、
- 容器の素材:プラスチック製とガラス製
- ふたの素材:プラスチックと竹素材(容器のサイズ&形状によってはシリコンのふたもあり)
…という特徴がありますが、ここではプラスチック製の容器+プラスチック製ふたのIKEA 365+保存容器とPruta(プルータ)の保存容器の比較をした上で、Pruta(プルータ)の気になる点について紹介します。
プルータの気になる点①:密閉度

IKEA 365+保存容器のプラスチック製のふたにはゴムパッキンがついているので、しっかりと密閉できることに対し、Pruta(プルータ)はやや密閉性に欠けます。
実際に、IKEA公式サイトのPrutaの商品概要欄で、
「完全密閉ではないので、スープなどの液体を保存すると漏れる可能性があります。」
…と記載されています。
そのため、Pruta(プルータ)は汁ものや汁が多いものを持ち運ぶタッパーとしては不向きです。
IKEA 365+のプラスチック容器もしっかりと密閉できますが、密閉容器であればコルケンシリーズも機能性が高く使いやすいです。
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プルータの気になる点②:ふたの締め忘れに気づきにくい

ふたを閉めたつもりでも、気づくと空いていることがあります。
Pruta(プルータ)のふたは閉める時に4つの角がそれぞれカチっという音がするのですが、「カチッ」という音を聞いて、ふたが閉まったと思っていたら、実は三ヶ所だけ閉めて、1ヶ所だけ閉め忘れ、そのせいでふたが半開きになっていたことが何度かあります。
ふたを閉める時は閉め忘れているところがないか、4つの角の開閉状態をしっかりチェックするようにすると、閉め忘れを防ぐことができます。
また、使っていて気づいたことですが、容器のなかにはきっちりふたが閉まったかどうかわからない(カチっと音がならない)ものも一部ありました。
私が使っているものでは縦長タイプの容器のふたがカチッとせず、ふたが取れやすいと感じているので、密閉性が必要なものは入れないようにしています。
プルータの気になる点③:容器の手触りがややシャープ

IKEA 365+とPruta(プルータ)の大きな違いは、プラスチック容器の厚みと手触り。
Pruta(プルータ)は厚みが薄めで手触りがややシャープです。(ふたをのせる部分のプラスチックが硬くてシャープだと感じています。)
手触りが気になる時は容器を洗っている時で、IKEA 365+のように手触りが良いといいのにな…と感じています。
また、耐久性についても、IKEA 365+の方が上です。
ただ、このあたりがPruta(プルータ)とIKEA 365+のコストの差であり、価格差に繋がっている思うので、Pruta(プルータ)の安さを考慮するとしょうがない…と感じています。
プルータのメリット&デメリット
- タッパーの種類&大きさが豊富
- 価格が安い
- 密閉性にやや欠ける
- ふたの締め忘れをしやすいことがある
このあたりになると感じています。
ただ、価格がすごく安いにも関わらず、17個の保存容器がセットになっているため、コスパは高いと言えます。
完全密閉容器ではない…ということを理解した上で、冷蔵庫や冷凍庫、細々したものの収納タッパーとして使う分には便利なアイテムです。
以上、Pruta(プルータ)についての紹介でした!
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