台湾では旧正月が近づくと、何となく街全体がざわつき始め、新年に向けた準備が始まります。
スーパーやショッピングモールには旧正月グッズを販売する特設コーナーが設けられ、眩しいくらい真っ赤な商品が所狭しと並べられるようになります。
旧正月グッズの中には昔ながらの伝統的なものから、ちょっとおしゃれなグッズまで様々なものがあります。
この記事ではチャイニーズニューイヤー特集として、おしゃれな旧正月グッズをピックアップしてご紹介します。
目次
旧正月が近くと華やぐ特設売り場
台湾ではクリスマスが終わり、グレゴリオ暦の新年(1月1日)が過ぎると、今度は旧正月(チャイニーズニューイヤー)に向けた準備が始まります。
普段から混雑している迪化街はさらに混み合い、普通の市場も旧正月用の食材を求めに来る地元のお客さんで賑わい出します。
一方で、スーパーやショッピンモールの一角にはチャイニーズニューイヤー用の特設コーナーが設けられ、旧正月用の音楽を流しながら、真っ赤な旧正月グッズが販売されるようになります。
こちらは台湾のカルフールの売り場ですが、こんな感じで真っ赤になります。
至るところ、真っ赤になります。
色々なところで旧正月のグッズを販売していますが、いくつかお店をピックアップして紹介します。
旧正月グッズお買い物スポット①:節慶禮品街
台北の寧夏夜市の近くにある長安西路には節慶禮品街と呼ばれる有名なエリアがあります。
旧正月、婚礼などの慶事に使用する定番グッズから、クリスマス&ハロウィンなどの季節のイベントごとに応じたグッズ、ラッピング製品を販売しているお店が連なるエリアです。
伝統的な旧正月グッズを探している場合はこのエリアで探すと良いと思います。
旧正月はとにかく赤!ということで、赤いものが好んで使われます。
唐辛子もその一つです。
縁起の良い言葉がデザインモチーフになっている商品です。
手頃な価格なのでバラマキ用のお土産にも良さそうです。
提灯も充実しています。
小さいものから、かなり大きなものまで揃っていて、デザインも豊富です。
パイナップルの飾り
このパイナップルの形をした飾りは鳳梨彩球や開幕鳳梨彩球と呼ばれています。
お店を開店した時に飾ることが多いものですが、縁起が良くおめでたいものであるので旧正月にも使われるアイテムです。
商業用のかなり大きいものから、小さなものまでサイズが豊富です。
値段については上の画像にある一番小さいサイズのものが一対でNT$119、その下にある中サイズが一対でNT$158です。(お店によって値段が変わります。)
広げるとかさばりますが、このようにコンパクトな形で販売されているので、お土産に購入しても日本に持ち帰りやすいと厚み・大きさです。
我が家にも鳳梨彩球があり、このように飾っています。
一個ではなく一対で飾ることが基本になっているので、横並びにして飾っています。
台北の長安西路にある節慶禮品街のロケーション
台北駅から徒歩6分程の場所にあります。
寧夏夜市に行くついでに立ち寄ることも可能です。
このエリアには同じようなお店がたくさんあるので、色々なお店をのぞいてみることをおすすめしますが、私がパイナップルの飾りを購入したお店は以下になります。
住所:台北市大同區長安西路169號
太原路の方まで歩いてみて、色々なお店をまわることをおすすめします。
旧正月グッズお買い物スポット②:ショッピングセンター
続いて、ショッピングセンターで購入する旧正月グッズについて紹介します。
ショッピングセンターにも伝統的な旧正月グッズがたくさんありますが、「こんなデザインのものだったら素敵かも」と感じたものをピックアップして紹介します。
吊るすグッズシリーズ
シンプルなデザインで、さらっと吊るすには控えめで良いと思います。
お値段も一つあたりNT$49と手頃です。
「招財進寶」という縁起の良い文字がデザインされた提灯です。
「招財進寶」は旧正月のグッズによく使われている文字です。
上にある画像では文字が反転してしまっていて少し見にくいかもしれませんが、「招財進寶」という4つの文字が一つになっています。
こちらも同じく招財進寶のグッズです。
右から招、財、進という文字があり、寶という文字が上にかぶさっています。
漢字の一部を別の漢字の一部が補うデザインになっていて、「とても面白いな」と感じる旧正月グッズです。
一番気に入ったのが、福の文字がデザインされたこちらのもの。
大きいサイズ、小さいサイズがあります。吊るさずに置いても素敵です。
これと同じものは長安西路の節慶禮品街でも販売しています。
このように折りたたむことができるので、収納も楽です。
デコウォールシリーズ
壁に貼り付けるタイプのものですが、デザイン性が高いのでちょっとしたインテリアのアクセントになりそうです。
一番気に入ったデザインがこちら。
鳥のモチーフが好きなので「これ、好き!」と直感的に欲しいなと感じた商品です。
鳥以外に松をモチーフにしたデザインもあります。松のデザインも渋くて素敵なので、購買意欲がそそられます。
お花をモチーフにしたものが好きな方にはこちらのデザインもおすすめです。
上記で紹介した壁に貼る商品は全てDecoModeから販売されているDecoWallというシリーズのものです。
お値段はNT$350程度です。
紅包シリーズ
日本のお正月にお年玉が欠かせないように、中華圏でもお年玉にあたる紅包(ホンバオ)は旧正月の重要アイテムです。
お年玉もそうですが、もらう立場だと嬉しいものですが、渡す立場になると結構大変です…。
紅包はシンプルなデザインのお得パックからデザインに凝った高価なものまでピンキリです。
かわいいなと感じたものをピックアップして紹介します。
パイナップル紅包
パイナップル(鳳梨)は台湾語で「オンライ」と発音され、繁栄という意味がある台湾語の「旺來」と同じ発音であることから、縁起の良いものとして旧正月に欠かせないものです。
そんなおめでたいシンボルであるパイナップルがデザインされた紅包があります。
紅包にプリントされたパイナップルがかわいいです。
干支シリーズの紅包です。
2018年は戌年なので、犬がデザインされた紅包です。
犬好きの方にあげると喜んでもらえそうなデザインです。
赤色の他に色違いでもう1色(ゴールド)入っていて、2枚入りで販売されています。
2枚入りでNT$300近くのお値段だったので、かなり高めです…。
こちらも犬シリーズの紅包です。
立体的な造りになっています。
こちらは紅包を入れるケースです。
こんなデザインもあります。
紅包を入れるケースについては迪化街にある永樂布業商場に客家花布柄のかわいいものがたくさんあります。
客家花布のグッズが好きな方は永樂布業商場の方がおすすめです。
❤︎詳細はこちら↓↓↓
おめでたい置物
柿をモチーフにした置物です。
旧正月グッズの購入場所
上記で紹介した商品はHOLA和樂家居館で確認したものです。
HOLAは特力グループが展開するブランドです。
こちらが內湖にある店舗です。
特力屋は台湾版のIKEAというイメージで、様々な生活用品の取り扱いをしています。
IKEAやニトリで見つけることができなかったものが特力屋に置いてあることがあるので、何かと便利なホームセンターです。
こちらは店内の様子です。
台湾でインテリア製品を探している時はIKEA、ニトリ、HOLA辺りのお店をまわると良いと思います。
住所:台北市內湖區新湖三路23號
內湖にある店舗へのアクセスはバスや車の利用が便利です。
旅行者の方は少し不便に感じてしまうかもしれませんが、HOLA內湖店の近くには、カルフール、大潤發(RT-MART)などの大型スーパーや目の前には台北花市があるので、お土産探しや観光を兼ねてまわってみると良いかもしれません。
HOLAに関しては、士林にも店舗があります。
住所:台北市士林區基河路258號
MRT士林駅から徒歩10分程度です。
旧正月グッズお買い物スポット③:誠品書店
誠品はチェーン展開している大型書店ですが、生活雑貨の取り扱いをしている店舗もあります。
誠品書店で取り扱っているものはおしゃれでハイセンスなものが多く、台湾でお土産探しをする時におすすめのお買い物スポットです。
そんな誠品書店で見つけたグッズについて紹介します。
紅包を中心とした商品です。
スーパーで販売されている紅包よりもおしゃれなデザインのものが非常に豊富です。
色鮮やかです。
こちらは紅包ケース。
❤︎誠品書店の詳細はこちら↓↓↓
留意事項
紅包は誠品書店や雑貨店などで一年中販売されていますが、その他の旧正月の商品は旧正月前に特設コーナーが設けられて販売されるケースが多いため、一年中店頭に置いてないものもあります。
HOLAについては旧正月以外にも販売しているのか確認が取れていないので、旧正月後に旧正月グッズを求めてお店に行く場合は注意してください。
旧正月直前であれば、HOLAに限らず、スーパーやショッピングモールでも色々なグッズを販売しているので、いくつかお店をまわって見てみると面白いと思います。
チャーニーズニューイヤーグッズ特集まとめ
探してみると、意外にも良いデザインであったり、おしゃれなデザインの旧正月グッズを見つけることができます。
良いデザインのものは台湾のお土産にしても喜ばれると思います。
旧正月直前の時期に台湾を訪れる予定がある方は旧正月グッズをお土産に検討してみても面白いかもしれません。
以上、チャイニーズイヤー特集として、台湾のおしゃれな旧正月グッズの紹介をしてみました!
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