マレーシアのイポーで飲むべきドリンクと言えば、ホワイトコーヒー。
美味しいホワイトコーヒーが飲みたい時におすすめのスポットは、南香茶餐室(Nam Heong)。
この記事では、多くの観光客が足を運ぶ南香茶餐室(Nam Heong)について紹介します。
目次
イポーの南香茶餐室(Nam Heong/ナムヒョン)
60年以上の歴史を持つ南香茶餐室(Nam Heong)。
イポーの舊街場(オールドタウン)における、ホワイトコーヒーの人気店として知られています。
元々はConcubine Laneで創業したお店ですが、のちに現在の南香茶餐室(Nam Heong)があるJalan Bandar Timahに場所を移して営業しています。
イポーを訪れる観光客に人気の南香茶餐室(Nam Heong)は、いつも多くのお客さんで賑わっています。
南香茶餐室(Nam Heong)のドリンクメニュー。
Kopi、Kopi O、Teh、Teh O、Milo、Cham、Cham O、中国茶、涼茶、豆乳、サトウキビジュース、涼粉などがあります。
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ナムヒョンとオールドタウンホワイトコーヒーの関係
現在の南香茶餐室(Nam Heong)は、創業者の孫にあたる3代目が中心となり経営しているコピティアムになります。
3代目の呉清文(Goh Ching Mun)さんは、OldTown White Coffee(オールドタウンホワイトコーヒー)ブランドを立ち上げた人物として知られています。
幼い頃から南香茶餐室(Nam Heong)で祖父の手伝いをしていた呉清文さんは、日々コピティアムで働き、コーヒーを淹れるなかで、知識と経験を習得し、それがインスタントのホワイトコーヒーの開発に繋がっています。
オールドタウンコーヒーの事業は売却してしまいましたが、呉清文(Goh Ching Mun)さんは南香ブランドのフランチャイズ化にも着手しています。
そのため、イポーにある創業店のほか、クアラルンプールのショッピングモールなどでも南香の味を楽しむことができます。
南香茶餐室のホワイトコーヒー
南香茶餐室(Nam Heong)の看板ドリンクであるホワイトコーヒー。
南香のホワイトコーヒーはTeh Tarik(テータレッ)のように、表面が泡立っているところが特徴です。
南香ホワイトコーヒーのふわふわの泡はどうやって作っている?
Teh Tarik(テータレッ)は2つの容器を使い、上から下に流し入れる動きを繰り返すことで、紅茶とコンデンスミルクの2つの液体を混ぜ合わせつつ空気を含ませる手法で作られているドリンクになります。
南香茶餐室(Nam Heong)のホワイトコーヒーもTeh Tarikと同じように作られているのか?…と思うかもしれませんが、南香(ナムヒョン)ではエスプレッソマシンのミルクスチーマーのようなものを使い、コーヒーを泡立てています。
表面がふわふわのホワイトコーヒーは口あたりが滑らかです。
南香(ナムヒョン)のホワイトコーヒーは、コンデンスミルクの甘みのなかに、コーヒーのコクを感じることができます。
ホットのホワイトコーヒーも美味しいものの、暑い時はアイスのホワイトコーヒーがおすすめです。
ホワイトコーヒーは持ち帰りもできます。
南香茶餐室(Nam Heong)では、ドリンクをテイクアウトする時の容器がカップやプラスチックの袋から選ぶことができるようになっています。
プラスチックの袋の場合、液体がこぼれないように袋の口を紐でギュッと結んだ状態ものと、持ち歩きながらドリンクを飲むことができるように、ストローをさした状態のものから好きなものを選ぶことができます。
南香茶餐室(ナムヒョン)のエッグタルト
南香茶餐室(Nam Heong)はホワイトコーヒーのほか、エッグタルトが有名です。
しっかりとした卵の香りがある滑らかなカスタードを、サクサク食感の生地で覆ったエッグタルトは、とても美味しいです。
エッグタルトは、南香茶餐室(Nam Heong)のコピティアム内にある点心のお店で販売されています。
エッグタルト以外にも叉焼包や焼売など、様々な点心があります。
ホワイトコーヒーに定番のカヤトーストを合わせる形もおすすめですが、南香茶餐室(Nam Heong)で注文するなら、エッグタルトが断然おすすめです。
コピティアム内にあるそのほかのグルメ
南香茶餐室(Nam Heong)のコピティアム内には、イポーの名物の雞絲河粉のほか、Curry Mee(カリーミー)や蝦麺などの食事メニューを販売するお店があります。
清湯粉。
あっさり味のスープ麺です。
炒粿條。
南香茶餐室のロケーション
住所:2, Jalan Bandar Timah, 30000 Ipoh, Perak
イポー駅から徒歩で10分程度の距離に南香茶餐室(Nam Heong)があります。
OldTown White Coffeeと南香のホワイトコーヒー比較
南香茶餐室(Nam Heong)のオーナーが手がけたOldTown White Coffee。
南香茶餐室とOldTown White Coffee、どちらのホワイトコーヒーが美味しい?
…という疑問が湧いてくるかもしれません。
個人的な感想としては、南香茶餐室(Nam Heong)の創業店で飲むホワイトコーヒーの方が断然美味しいと感じています。
OldTown White Coffeeは、ホワイトコーヒーをインスタント化した3in1で有名になったもので、コーヒーの味については伝統的なコピティアムの南香茶餐室(Nam Heong)本店の方が美味しいです。(コーヒーのコクと香りが違います。)
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南香創業店とフランチャイズ店の比較
創業店のホワイトコーヒー方が味が良いと感じています。(エッグタルトに関しては、南香のフランチャイズ店でも割と美味しいです。)
ただ、創業店は観光客が非常に多く、混み合っていることが多い上、落ち着いて飲食することが難しい点がデメリットです。
一方、フランチャイズ店は、綺麗な環境で使いやすいというメリットがあります。
クアラルンプールであれば、Pavilion Eliteのほか、空港(gateway@klia2)に店舗があります。
❤︎gateway@klia2の詳細はこちら↓↓↓
まとめ
美味しいホワイトコーヒーを堪能することができる南香茶餐室(Nam Heong)。
観光客が多い”観光スポット”になっているものの、イポーを訪れる機会があれば足を運ぶことをおすすめする場所です。
以上、南香茶餐室(Nam Heong White Coffee)についての紹介でした!