クアラルンプール国際空港から飛行機で約1時間の距離にあるランカウイ島は、自然溢れる魅力的なマレーシアのリゾートアイランドです。
ランカウイ島に飛行機でアクセスする時に利用することになる空港がランカウイ国際空港(LGK)。
小さな空港であることから、構造自体は複雑ではないものの、利用前に覚えておくと良い点がいくつかあります。
この記事では、“ランカウイ国際空港のガイド”として、知っておくと便利な情報&ポイントについてご紹介します。
- ランカウイ国際空港の概要についてぱぱっと把握したい人
- 空港からの交通手段や主要スポットへの所要時間について知りたい人
- 空港でのチェックイン手続き(エアアジア)について知りたい人
- 空港のレストラン情報について知りたい人
なお、本記事で紹介する内容は、マレーシアの国内線利用でランカウイ国際空港を利用した時の情報をベースにしています。
目次
ランカウイ国際空港のロケーションと概要
ランカウイ国際空港(空港コード:LGK)はランカウイ島の西部に位置する空港です。
空港から主要スポット&ホテルエリアへの所要時間(車利用)は以下の通り。
- クア(Kuah):約20分
- ケーブルカー(Cable Car):約20分
- タンジュンルー(Tanjung Rhu ):約30分
- ダタイ(Datai)エリア:約40分
簡単ですが、それぞれの位置関係をイメージマップ化してみたものがこちら。
拡張工事により新しくなったランカウイ国際空港
ランカウイ島を訪れる観光客の増加に伴い、2017年10月に空港拡張工事が実施されました。
2018年9月、1年に及ぶ工事が完了し、現在では年間400万人の旅客に対応できる空港になっています。
ボーディングブリッジのないランカウイ国際空港
拡張工事をしたものの、ランカウイ国際空港自体は小さな規模の空港です。
一般的な国際空港のような機体とゲートを繋ぐボーディングブリッジ(エアロブリッジ)はなく、階段のタラップのみです。
飛行機から到着ホール、搭乗待合室から飛行機までの道のりは屋外のスペースを歩くことになります。
ランカウイ国際空港に到着後、飛行機を降りたら、こんな風に歩いて到着ホールに向かいます。
空港からの交通手段
ランカウイ観光には車が必須です。
車利用をする場合…
- タクシー(エアポートタクシー)
- Grab
- レンタカー
というチョイスがあります。
Grabやタクシー
必要な時に好きなタイミングで配車手配できるGrabは、レンタカー以外の「足」としておすすめ交通手段です。
エアポートタクシー(定額制)を利用したい場合は、到着ホールの出口付近にあるカウンターでチケット(クーポン)を購入、ターミナルの外に出てタクシードライバーにクーポンを渡して車に乗り込みます。
空港から目的地別の料金(1〜4人利用)の目安は以下の通り。
- パンタイチェナン(Pantai Cenang):RM18
- クア(Kuah):RM24
- ケーブルカー・ベルジャヤビーチリゾート(Cable Car / Berjaya Beach resort):RM24
- タンジュンルー(Tanjung Rhu):RM30
- アンダマン・ダタイ(The Andaman/ The Datai):RM60
レンタカーがおすすめ
ランカウイでアクティブに観光したい場合、車の運転に抵抗がないのであれば、自由に動くことができるレンタカーが一番おすすめです。
レンタカーについては、AVIS(エイビス)やHertz(ハーツ)などの国際ブランドの他、ローカルブランドまで様々な企業のカウンターがあります。
オンライン予約の方がおすすめ
レンタカーはオンライン予約がおすすめです。
車種やシーズンによってレンタル料金に幅がありますが、小型車で1日あたりRM100前後〜130程度、大きめの車でRM200前後…が一つの目安です。
「Langkawi Car Rental」などのキーワードでネット検索すると、比較サイトで価格チェックができます。
日付を入力、車種を指定することで、具体的な価格の確認ができるので、レンタカー利用を検討している方は検索してみてください。
空港でのチェックイン手続き
エアアジアの国内線を利用する時のチェックイン方法について紹介します。(ここでは機内に預け入れる手荷物があるという設定で流れを紹介します。)
以下の流れで手続きを行います。
- キオスクで手続き(チェックイン・搭乗券&手荷物タグの印刷など)
- セキュリティチェックポイントで大型手荷物のX線検査
- バゲージドロップカウンターで荷物の預け入れ
チェックイン手続きをする時は「Self Check-in Kiosk」というエリアに行きます。
こちらがセルフチェックインキオスク。
このキオスクを使って必要な手続きを行います。(チェックイン、搭乗券の印刷、手荷物タグの印刷)
キオスクでの手続きが完了したら、荷物のX線検査エリアに行きます。
この時、持ち出し可能な容量をこえたアルコールなどを所持している場合、チェックが入ります。
印刷した手荷物タグを機内に預け入れる荷物に取り付けた上で、バゲージドロップ(Baggage Drop)カウンターに行きます。
国内線を利用することを想定しているため、Domestic(ドメスティック)の表示があるカウンターに並びます。
搭乗券や手荷物タグのバーコードをスキャンして、セルフで預け入れの手続きを行います。
機内持ち込みの荷物がなく、既にオンラインチェックイン&搭乗券印刷済み(またはアプリで搭乗券を受領済み)であれば、手荷物タグの印刷やバゲージドロップは必要ありません。
♥搭乗券や手荷物タグ印刷・荷物預け入れの具体的な流れはこちら↓↓↓
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ランカウイ空港のラウンジ
非制限エリアにプラザプレミアムラウンジがあります。
こちらは制限エリア内(国内線出発ホールの搭乗エリア)にあるラウンジ。
セントレジスやウェスティンに宿泊したゲスト専用のラウンジになっています。
非制限エリア内のショップ、レストラン&カフェ
ランカウイ国際空港にはコスメやお酒などを販売しているお店がありますが、アルコール類を含めたお土産はクアで購入する方がおすすめです。
空港内の両替スポットついては、CIMB BANKのカウンターがある他、ATMを利用したキャッシングも可能です。
空港内にはマッサージチェアがあります。
フライトの時刻まで時間を潰したい時は、カフェやレストラン利用の他、マッサージチェアで体をほぐして寛ぐ形も良いかもしれません。
食事をする場合、非制限エリアで済ませる方がおすすめです。
制限エリア内はお店の数も種類もかなり限られています。
こちらはOCEAN BAR。
カヤトーストが有名なYa Kun Kaya Toast。
バーガーキング。
COSTA COFFEE。
COSTA COFFEEは非制限エリアの他、制限エリアにも店舗があります。
ちょっとしたカフェ利用であれば、COSTA COFFEEがおすすめです。
コーヒーもサンドイッチも美味しいです。
制限エリア(国内線出発ホール)のショップ
国内線搭乗エリアです。
搭乗アナウンス開始されたら、各ゲートに向かい、そこから外にある機体まで歩いて行きます。
搭乗エリアにあるお店は非常に限られていて、COSTA COFFEEとWHSimithのみです。
WHSimithです。
まとめ:ランカウイ国際空港はコンパクトなエアポート
ランカウイ国際空港を利用する上で、抑えておくと便利な情報は以下の通り。
- 空港からの交通手段はGrab、エアポートタクシー、レンタカーのチョイスがある(滞在ホテルに空港送迎サービスがあれば、その利用も便利)
- 空港内で食事をする時は非制限エリアがおすすめ
- お土産購入は空港よりもクアがおすすめ
クアラルンプール国際空港(KLIA)と比較すると、お店の数や種類に物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、ランカウイ国際空港は非常にコンパクトな空港であるため、迷うことはほとんどないはずです。
以上、ランカウイ国際空港についての紹介でした!
♥クアラルンプール国際空港の詳細はこちら↓↓↓