マレーシアのスーパー、空港、お土産屋さんで見かける定番のチョコレートブランドと言えば、Beryl’s(ベリーズ)。
その商品ラインの充実度や価格の手頃感から、現地で購入するチョコレートのお土産として人気です。
この記事では同ブランドのおすすめアイテムと、クアラルンプールおよびその近郊にある便利な店舗情報について紹介します。
目次
マレーシアのチョコレートブランドのBeryl’s(ベリーズ)
1995年、マレーシアのSelangor州にあるDesa Serdangで創業したBeryl’s(ベリーズ)。
正式名称はBeryl’s Chocolate and Confectionery Sdn. Bhd.。
チョコレートを中心としたお菓子の製造および販売をするメーカーです。
1998年、Seri Kembanganという工業エリアに本社(工場)を移転。
その後、2008年と2013年に新しい工場を稼働させるなど、市場における需要の高まりと共に生産規模を拡大しています。
Beryl’s(ベリーズ)のチョコレート商品の種類

Beryl’s(ベリーズ)の商品カテゴリーには…
- ティラミスチョコシリーズ
- ドラジェシリーズ(アーモンドをチョコと砂糖でコーティングした商品)
- チョコレートバーシリーズ
- クランチーチョコシリーズ
…などがあり、様々なシリーズを抱えています。
いくつか商品をピックアップして、以下に紹介します。
「値段が知りたい!」という方のために、できるだけ値札を入れるようにして商品を撮影していますが、購入場所(直営店、空港、スーパー、お土産屋さん)によって価格が多少違うケースがあります。空港やお土産屋さんによっては、4つ・5つというまとめ買いによる割引をしていることもあるので、「この程度なんだな」という参考にしてみてください。
ギフト&お土産シリーズ

マレーシアのシンボル、ペトロナスツインタワーがデザインされた缶入りのミルクチョコレート商品。
価格は1つあたりRM25、まとめ買いによりRM20程度で購入できることもあります。

こちらもペトロナスツインタワーが描かれたミルクチョコレート商品。
RM13.50程度で販売されていることが多く、まとめ買いでRM12.50というケースもあります。

クアラルンプールやボルネオがパッケージデザインのモチーフになった板チョコ。
Beautiful Malaysia(ビューティフルマレーシア)という商品シリーズで、ストロベリーホワイトチョコレート、ヘーゼルナッツミルクチョコレート、アーモンドミルクチョコレートという味のバリエーションがあります。

バラが描かれたパッケージがかわいいロマンスミルクホワイトチョコ。

ギフトシリーズの中でも高級感があるアソート品。
トリュフチョコレートやプラリネの詰め合わせ品になっています。

ドラジェシリーズの一つ、アーモンドをストロベリーフレーバーのチョコでコーティングした商品。
価格はRM11.70程度です。
ドラジェシリーズはフレーバーが豊富で、抹茶、ビタースイート、ダークチョコ、ホワイトチョコなど様々なものがあります。

ティラミスチョコレート商品。
代表的な商品は以下の通り。
- 白のパッケージ:ティラミスアーモンドミルクチョコレート
- 黒のパッケージ:ティラミスアーモンドホワイトチョコレート
- 赤いパッケージ:ミルクチョコレート味のティラミスチョコ(アーモンド無し)
抹茶チョコのフレーバーもあります。

ティラミスシリーズには200g入り、100g入り、65g入りなど、複数のサイズ展開があります。
上記の画像にあるものは200g入りの商品で、価格はRM18.90。
100gはRM10、65gはRM5.60程度で購入可能です。

また、アーモンドが入っていないティラミスチョコレート商品もあります。
上記画像の商品は、マスカルポーネチーズパウダーを使ったミルクチョコレートになります。
シングルオリジンシリーズ

シングルオリジンの板チョコ。
産地はハイチ、ドミニカ共和国、タンザニア、ペルー、ベトナム、マレーシアなど様々です。

産地の違いの他、カカオの比率別(70%、55%、42%)のバリエーションもあります。

こちらはカカオ42%のシングルオリジンチョコレート。
特におすすめの商品
ここからはお土産用に特におすすめのアイテムについて紹介します。
ティラミスアーモンドミルクチョコレート

手頃な価格でありながら、万人受けしやすいおすすめは、ティラミスアーモンドミルクチョコレート。
一つ一つ個装になっているところもおすすめポイントです。

アーモンドの歯ごたえとチョコレートの美味しさを同時に味わうことができる商品です。
定番人気の商品ですが、定番だけあり美味しいです。
Beryl’s(ベリーズ)の商品の中でお土産探しに迷った時はティラミスチョコをおすすめします。
クッキー

チョコレート商品がメインのBeryl’s(ベリーズ)ですが、実はクッキー類もおすすめです。
個人的なお気に入りはチョコレートオレンジカシューナッツクッキー。
チョコレートベースの生地にオレンジの酸味とカシューナッツの歯ごたえを楽しむことができる美味しいクッキーです。

クッキー商品のなかで、マレーシアらしさがある商品は、Coconut Wafer Roll(ココナッツウエハーロール)。

ウエハーロールには、オリジナルフレーバーとミルクチョコレートフレーバーがあります。
オリジナルフレーバーはココナッツの風味を存分に堪能できる味になっています。
ミルクチョコレート味も美味しいものの、チョコレートの風味が強く、ココナッツの味があまり感じられないので、ココナッツの味が強いものを求めている場合は、オリジナルフレーバーの方がおすすめです。
ちなみに、オリジナルフレーバーのウエハーロールは、伝統菓子のKuih Kapitに似た味をしています。
❤︎Kuih Kapitの詳細はこちら↓↓↓
CAMIOR

ばらまき土産を探している時におすすめすることができるものがCAMIOR。
一つあたりRM3.50、日本円にして100円程度で購入できるプチプラ商品になります。
ビタースイート、ミルクチョコ+ヘーゼルナッツ、ミルクチョコ+アーモンド、ミルクプラリネチョコというフレーバーがあり、中にはチョコレートバーが入っています。
ミルクチョコ+ヘーゼルナッツのフレーバーが美味しいです。
コーヒータイム

個人的に結構気に入っているBeryl’s(ベリーズ)の商品がコーヒータイム。
コーヒー豆をミルクチョコレートでコーティングした商品になります。
価格はRM19.80。

個装ではなく、まとめて包装されています。

コーヒー豆のビターなテイストにミルクチョコレートの甘さが程良くマッチしています。
アーモンドチョコドラジェのアソート品

様々なフレーバーを持つドラジェシリーズ。
色んな味を楽しみたい!という時はアソート品がおすすめです。

抹茶、ストロベリー、ダークチョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコフレーバーのドラジェが入っています。
マレーシアらしいお土産ならツインタワーのミルクチョコ

”マレーシアらしさ”を感じることができるお土産を購入したい時はペトロナスツインタワーがデザインされた商品がおすすめです。

サイドにもクアラルンプールの街並みが描かれています。

チョコレート自体にもツインタワーがデザインされています。
甘みがかなり強いミルクチョコレートなので、ビターなテイストが好きな方にはおすすめしません。
ただし、手頃なサイズ感でマレーシアらしさがあるお土産としてはおすすめすることができます。
シングルオリジンのチョコレート

チョコレートにこだわりがある方にはシングルオリジンというチョイスもあります。
ビターなチョコレートを好む方には、カカオ42%や55%の商品よりも、カカオ70%の方がおすすめです。

中のパッケージ。

板チョコなので、ばらまき用のお土産には適していませんが、チョコレート好きな方には自宅用のお土産としておすすめです。
私自身、ミルクチョコレートよりもビターチョコレート、高カカオのチョコが好きなので、カカオの含有量が選べるシングルオリジンシリーズはお気に入りの商品ラインです。
クアラルンプール周辺のベリーズ店舗情報
Beryl’s(ベリーズ)の直営店、スーパー、空港や街中にあるお土産屋さんで販売されています。
クアラルンプールおよび近郊都市にあるベリーズの直営店は以下の通り。
- Seri Kembangan Chocolate Factory(クアラルンプール郊外)
- Seri Kembangan Cookies Factory(クアラルンプール郊外)
- Mitsui Outlet Park(クアラルンプール郊外)
- KLIA 2(クアラルンプール郊外)
- Jalan Panggong(クアラルンプール市内)
- Sungei Wang(クアラルンプール市内)
- Lot 10(クアラルンプール市内)
- Pavilion(クアラルンプール市内)
- 1 Utama(クアラルンプール郊外)
- Mid Valley(クアラルンプール市内)
①と②はBeryl’s(ベリーズ)の工場がある店舗。
③はクアラルンプール国際空港近くにあるアウトレットモール。
④はクアラルンプール国際空港のLCCターミナル(KLIA2)にある店舗。
⑤はクアラルンプールのチャイナタウンにある店舗。
⑥と⑦はクアラルンプール中心部、Bukit Bintang(ブキッビンタン)エリアにある店舗になります。
⑧と⑨は巨大ショッピングモールとして知られている場所で、⑧はクアラルンプール近郊都市のPetaling Jayaにあり、⑨はKLセントラルの近くにあるミッドバレーメガモールというショッピングモールになります。
詳細&最新情報は公式サイトで確認できます。(マレーシアのほか、シンガポールにも店舗があります。)
おすすめの店舗を以下に紹介します。
JALAN PANGGONG OUTLET(Beryl’s Lot18)

クアラルンプールのチャイナタウンエリアに新しくできたJALAN PANGGONG OUTLET(Beryl’s Lot18)。
JALAN PANGGONG OUTLET(Beryl’s Lot18)はBeryl’s(ベリーズ)の店舗の中でもかなりおすすめのお店です。
すぐ隣には、ベリーズが経営するカフェのKaffe16があります。
住所:Lot18, Jalan Panggong, City centre 50000 Kuala Lumpur, Malaysia
❤︎Beryl’s Lot18の情報はこちら↓↓↓
KLIA2

クアラルンプール国際空港(ターミナル2)に直結したショッピングモール(gateway@klia2)にある店舗です。
エアアジアなど、LCCを利用する方に特に便利な店舗になりますが、クアラルンプール国際空港(KLIA)のメインターミナルを利用する方でもKLIAトランジットでターミナル移動し、お買い物を楽しむことができます。
gateway@klia2にある店舗では、Nayuta(ナユタ)の商品(一部)の取り扱いもしています。

Nayutaのチョコレート商品。
Nayutaは三越伊勢丹がプロデュースするチョコレートブランドですが、Beryls’(ベリーズ)も製造に関わりがあります。
チョコレート商品はマレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナムなど、産地の選択ができるほか、カカオ含有量(40%、51%、72%)のチョイスも可能です。

板チョコよりも手頃なお土産としては、こちらのミニサイズも便利です。
カカオ51%のインドネシアのビターミルクチョコレートがおすすめです。
Nayutaのチョコレート商品が販売されているのを見たのは2019年になります。2021年現在も販売されているか確認できていないので、注意してください。Natyutaのお店はクアラルンプール・Bukit BintangのISETAN The Japan Storeにあったものの、現在はなくなっています。
❤︎gate@klia2の詳細はこちら↓↓↓
Lot10

Lot10と同じBukit Bintang(ブキッビンタン)エリアにあるPavilion(パビリオン)にもBeryl’s(ベリーズ)の店舗がありますが、Lot10の方が若干品揃えが豊富です。
❤︎Lot10の詳細はこちら↓↓↓
ミッドバレーメガモール

KLセントラル駅周辺に滞在予定の方に便利なお買い物スポットがMid Valley Megamall(ミッドバレーメガモール)。
LG(Lower Ground)フロアにBeryl’s(ベリーズ)の店舗があります。
ただし、Beryl’s Lot18やgateway2@klia、Lot10にある店舗ほど商品が充実していないため、品揃えの充実度を求める場合は物足りなさを感じてしまうかもしれません。
❤︎ミッドバレーメガモールの詳細はこちら↓↓↓
スーパー

大抵どのスーパーでもBeryl’s(ベリーズ)の商品を取り扱っていますが、品揃えが充実しているところ・していないところがあります。
割と揃っている店舗はスリアKLCCの伊勢丹。
Beryl’s(ベリーズ)の直営店が多いBukit Bintang(ブキッビンタン)にも近く、便利なショッピングスポットです。
❤︎スリアKLCCの詳細はこちら↓↓↓
ベリーズのチョコレートは日本でも購入できる?
アマゾンを見ていて、マレーシアのBeryl’s(ベリーズ)に発注生産する…という形で、業務用(製菓用)のチョコレートを販売している日本企業があることに気づきました。
業務用として販売しているので容量はかなり大きめですが、お菓子作りをする人たちが購入しているようです。
ビターチョコレート、ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートなどの商品があり、カカオ含有率も75%、62%、52%、46%、41%、28%など様々な選択肢があります。
アマゾンには実際に購入した人たちによる多くの口コミがあるので、参考にしてみてください。
まとめ:マレーシアで購入するチョコレートのお土産におすすめ
Beryl’s(ベリーズ)のチョコレート商品は手頃な価格のものが多いので、マレーシアで購入するお菓子のお土産として検討してみてください。
ティラミスチョコレートシリーズとココナッツウエハーロールは特におすすめです。
以上、Beryls’(ベリーズ)のおすすめアイテムと便利な店舗についての紹介でした!
❤︎マレーシアのお土産特集はこちら↓↓↓