イギリスの紅茶ブランドであるAhmad Tea(アーマッドティー)。
手頃な価格帯の紅茶商品を提供するアーマッドティーは、世界80ヵ国以上で親しまれています。
この記事ではAhmad Tea(アーマッドティー)のイングリッシュブレックファーストとアールグレイをレビューしつつ、同社の紅茶商品について紹介します。
目次
Ahmad Tea(アーマッドティー)とは?
創業1986年。
Ahmad(アーマッド)の創業者はRahim Afsharさん。
Rahim Afsharさんが弟のKarimさんとEbrahamさんと一緒にはじめた家族経営の小さな会社がAhmad Tea(アーマッドティー)のはじまりになります。
企業名でありブランド名であるAhmad(アーマッド)は、Rahim Afsharさん兄弟の父親の名前が由来になっています。
世界のどこにいても美味しい紅茶を楽しむことができるように…
世界のどこにいても、誰もが美味しい紅茶を楽しむことができるようにしたい
…こんな紅茶を愛する思いが起業のきっかけになり、厳選した世界の茶園から調達した質の良い茶葉をブレンドし、ティーマスターたちによるテイスティングを経て、Ahmad(アーマッド)の紅茶は製品化されています。
Ahmad Tea(アーマッドティー)の商品ラインは、
- 紅茶
- 緑茶
- フルーツティー
- ハーブティー
- デカフェ
…など。
定番人気は紅茶商品ですが、フルーツティーシリーズも人気です。
Ahmad Tea(アーマッドティー)の受賞歴
イギリスのGuild of Fine Food(ギルド オブ ファイン フード)が運営する「Great Taste Award」(グレイト テイスト アワード)を2015年から受賞しているほか、のちに「Great Tea Producer」(グレイトティープロデューサー)も授与されています。
アーマッドのイングリッシュブレックファースト
Ahmad Tea(アーマッドティー)の商品のなかで普段使いにおすすめの紅茶は、イングリッシュブレックファースト。
よく使うので私は100個入りのサイズを購入していますが、はじめて購入する場合は小さいサイズから試してみる方が良いと思います。
濃い水色のAhmad Tea(アーマッドティー)のイングリッシュブレックファースト。
香りはあまり強くないものの、適度なコクと渋みがあります。(コクはやや軽めです。)
無難な味ではあるものの、だからこそ普段使いしていて飽きのこないテイストだと言えます。
ミルクティーに適したイングリッシュブレックファースト
Ahmad Tea(アーマッドティー)のイングリッシュブレックファーストは、ストレートよりもミルクティー向きの紅茶であると感じています。
抽出時間を5分にして、少し濃く淹れた紅茶に温めたミルクを注ぐと美味しいミルクティーになります。
ティーバッグ2個で作るロイヤルミルクティー
紅茶の味をもっと強く引き出したい時はティーバッグを2個使うと味わい深いミルクティーができます。
ロイヤルミルクティーは茶葉を煮込んで作る形が基本ですが、日東紅茶やリプトンの公式サイトに掲載されているティーバッグで作るロイヤルミルクティーのレシピを参考にして、Ahmad Tea(アーマッドティー)のイングリッシュブレックファーストでロイヤルミルクティーを作ってみたところ、どちらも美味しく仕上がりました。
ちなみに、
- 日東紅茶のレシピ:マグカップにお湯を注いで紅茶を抽出したのち、レンジで温めた牛乳を注いで蒸らす
- リプトンのレシピ:ティーバッグと水と牛乳をマグカップに入れて電子レンジでチン
…というレシピになります。
日東紅茶のレシピはティーバッグ2個を使い紅茶を抽出。
レンジで温めた牛乳を注ぎ、ふたをして蒸らして完成…という非常に簡単なレシピです。
電子レンジを使うとさらに簡単ですが、加熱時間によってややエグみがで出やすい…と感じているので、お使いのレンジに合わせて微調整するとお好みの味に仕上がると思います。
アーマッドのイングリッシュブレックファーストで作るマサラチャイ
マサラチャイにはリーフティーを使う方が良いものの、Ahmad(アーマッド)のイングリッシュブレックファーストのティーバッグでも割と美味しく作ることができます。
マサラチャイに使うスパイス類は色々ありますが、基本的に生姜、シナモン、クローブ、カルダモン、黒胡椒を使っています。
❤︎スパイスをすり潰す時は、乳棒&乳鉢があると便利です↓↓↓
片付けが手間でなければ、ティーバッグから茶葉を取り出して鍋でしっかり煮出す方が美味しくなります。
イングリッシュティー No.1について
Ahmad Tea(アーマッドティー)には、イングリッシュティーNo.1というものがあります。
イングリッシュティーNo.1はベルガモットの香料をブレンドしたもので、イングリッシュブレックファーストとは異なる商品になります。
アーマッドのアールグレイ
Ahmad Tea(アーマッド)のアールグレイは、口コミの評価で「美味しい」「美味しくない」と賛否両論あります。
アマゾンのレビューを見てみると、「ベルガモットの香りが足りない…」というレビューがあるものの、私自身は全体的に濃い味でベルガモットの香りはしっかりあると感じています。
他社の商品でもっと美味しいアールグレイはある…と感じるところもありますが、味はそこまで悪いとは思わず、価格の安さを考慮するとコスパは良いと言えます。
紅茶のパウンドケーキ作りに使える
紅茶のパウンドケーキを作る時にAhmad(アーマッド)のアールグレイを使っています。
しっかりとした茶葉の香りが出るので、風味の良いパウンドケーキに仕上がります。
また、紅茶のシフォンケーキ作りにも使えます。
もし、Ahmad Tea(アーマッド)のアールグレイを飲んでみて、あまり口に合わない…と思った時はお菓子作りに活用する形もおすすめです。
まとめ:アーマッドティーはまずい?
Ahmad Tea(アーマッドティー)の紅茶は美味しくないという口コミもありますが、普段使いの紅茶としては決して悪くありません。
価格の安さと品質という両面で見た時に「この安さでこのクオリティなら…」と納得できるものがあります。
また、イングリッシュブレックファーストティーに関しては、ミルクとの相性が良いことから、普段ミルクティーをよく飲む…という人におすすめすることができます。
どれにしようか迷った時は、ダージリン、アールグレイ、イングリッシュブレックファースト、イングリッシュティーNo.1がセットになったクラシックセレクションをチョイスしてみても良いかもしれません。
以上、Ahmad Tea(アーマッドティー)についての紹介でした!
ちなみに、イングリッシュブレックファーストをストレートで飲む場合は、ディルマの方が美味しいと感じています。(ディルマの方が香りがあります。)
また、ディルマのアールグレイはアーマッドと比較してより繊細な味がします。
❤︎Dilmahの詳細はこちら↓↓↓
❤︎ハーブティーのおすすめはこちら↓↓↓