クアラルンプール国際空港に増えてきているカプセルホテルのCapsule Transit(カプセルトランジット)。
この記事では、クアラルンプール空港で仮眠したい時に便利なターミナル1とターミナル2にあるカプセルトランジットについて紹介します。
目次
クアラルンプール国際空港にカプセルホテルが増加中!
2024年2月現在、Capsule Transit(カプセルトランジット)は、
- カプセルトランジットスリープラウンジ KLIA T1【KLIA1非制限区域】
- カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)【KLIA2非制限区域】
- カプセルトランジットKLIA2(エアサイド)【KLIA2制限区域】
…の3つがクアラルンプール国際空港(ターミナル1とターミナル2)にあります。
ターミナル1の出発ホールにできたカプセルトランジットスリープラウンジが一番新しいものになります。
カプセルトランジットスリープラウンジKLIA T1(ランドサイド)
クアラルンプール国際空港メインターミナル(ターミナル1)の出発ホール(Level 5)にオープンしたカプセルトランジットスリープラウンジ KLIA T1。
非制限区域にあるため、早朝のフライトに備えたり、深夜着で遅くなった時に利用するタイプのホテルになります。
カプセルトランジットスリープラウンジ KLIA T1の内部には、トイレやシャワー設備がないので、この点に注意してください。
トイレとシャワーはカプセルホテル外にあるターミナル1の設備を利用する形になっています。
シャワーに関しては、ターミナル1のLevel 4に無料の公共シャワー施設があります。
ターミナル1のカプセルホテルへのアクセス方法
カプセルトランジットスリープラウンジ KLIA T1は、Costa Coffee(コスタコーヒー)やYa Kun Kaya Toast(ヤクンカヤトースト)の奥に位置しています。
Costa Coffeeを左手側にして奥に進んで行くと、カプセルトランジットがあります。
ターミナル1の外になりますが、非制限エリアのホテルであれば、Sama-Sama Hotelも選択肢になります。
サマサマホテルはカプセルホテルではなく、きちんとしたホテルなので、仮眠というよりもしっかり休みたい時におすすめのホテルです。
専用ブリッジを利用してターミナル1から歩いてアクセス可能なので、利便性は良いです。
ターミナル1の詳細はこちら
一方、ターミナル1の制限区域内にあるトランジットホテルは、現状Sama-Sama Express KLIA (サマサマエクスプレス)だけになるので、短めの乗り継ぎの待ち時間にトランジットホテルを利用する場合は、サマサマエクスプレスが選択肢になります。
制限エリア内でのちょっとした休憩であれば、椅子に座ってゆっくりできるプラザプレミアムラウンジやトラベルラウンジを選ぶ方法もあります。
ラウンジに関しては、どちらも綺麗ですが、トラベルクラブラウンジの方がゆっくりできる雰囲気があります。
ラウンジの詳細はこちら
カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)
gateway@klia2にあるカプセルトランジット KLIA 2(ランドサイド)。
ターミナル2に隣接するgateway@klia2は、飲食店が豊富な便利スポットです。
ターミナル1にあるカプセルトランジットと異なり、カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)には共用のシャワールーム&トイレの設備があります。
また、ホテルを出たすぐ近くにも、空港のお手洗いがあります。
カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)は、3時間、6時間、12時間という滞在時間の選択ができるほか、2人用のQueen Capsule(クイーンカプセル)やスイートルームもあります。
ただ、クイーンカプセルやスイートルームの料金だと、gateway@klia2の2Mにあるエアロテルを選択して、きちんとしたベッドがある客室でゆっくり休んでも良いかな…と思います。
また、カプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)では、
- シャワー設備だけの利用
- ロッカー設備の利用
…という使い方もできます。
料金表によると、シャワーの利用はRM35、ロッカーの使用は3時間でRM20、6時間でRM25、12時間でRM35、24時間でRM45になります。(2023年8月時点)
広々としたロッカースペース。
サーフボードを預けているお客さんもいます。
ターミナ2(非制限区域)のカプセルホテルへのアクセス方法
gateway@klia2のLevel 1にあるカプセルトランジットKLIA2(ランドサイド)。
Level 2にある到着ロビーからエスカレーターで下に行き…
奥の方に歩いて行くと、カプセルホテルに到着します。
gateway@klia2の2Mには、エアロテルのほかプラザプレミアムラウンジがあるので、予算に応じて選択する形がおすすめです。
場所的にはエアロテルの方が便利です。(ただ、同じ建物にありフロアが異なるだけなので、カプセルトランジットを利用する人もたくさんいます。)
カプセルトランジットKLIA2(エアサイド)
クアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA2)の制限エリアにあるカプセルトランジットKLIA2(エアサイド)。
サテライトビルの国際線出発フロア(Level 2)にあるカプセルホテルで、シャワー&トイレの設備があります。
KLIA2の制限エリアにあるホテルには、Sama-Sama Express KLIA2もあります。カプセルホテルではなく、きちんとしたホテルに泊まりたい時はサマサマエクスプレスKLIA2が選択肢になります。
仮眠に便利なカプセルトランジット
空港でしっかり身体を休めたい時は、一般的なエアポートホテルを選ぶ方が無難ですが、ちょっとした仮眠であったり休憩をとりたい時にCapsule Transit(カプセルトランジット)は便利です。
以上、カプセルトランジットについての紹介でした!