高雄観光の”足”として大活躍するライトレール(LRT)。
この記事では高雄ライトレールの乗車方法と注意事項について紹介します。
高雄のライトレール

高雄の街をスイスイ走るライトレール。
ライトレールは、中国語で輕軌(Qīngguǐ)と呼ばれている乗り物になります。
高雄ライトレールの路線図
路線図全体を確認したい時は、高雄捷運公式サイトの利用がおすすめです。
薄緑の路線がライトレールの路線図です。(赤とオレンジの路線はMRTになります)

観光客が高雄観光で利用することが多い駅は、駁二芸術特区周辺にある駁二大義、駁二蓬萊、哈瑪星あたりになります。
ライトレールの運行頻度

ピーク時は10分、オフピーク時は15分の間隔で運行しています。
ピーク時間は6:30〜8:30と16:30〜18:30、オフピーク時間は14:00〜18:00。
各駅の始発電車と終電の情報も高雄捷運公式サイトで確認できます。
ライトレールの終電はやや早めの時間になっているので、注意してください。
ライトレールの乗り方
高雄ライトレール乗車時のポイントは、
- ICカードで支払いする時は乗車時と降車時の2回タッチ
- 車両ドアを開ける時はボタンを押す
…という2点です。
運賃支払い方法
ライトレールの運賃支払いには色々な方法がありますが、ここでは一番便利かつ簡単なICカードを利用した方法について紹介します。

まず、乗車時にホーム入口にある端末にICカードをかざして入場します。
MRTの改札機とは少し異なるデザインになっていますが、支払い方法は同じで簡単です。

「SENSOR ZONE」と書かれている部分にICカードをタッチします。

ピッと音がなったら、OKです。

降車時も同じように、ホームにある端末にICカードをタップします。

乗車時と降車時のどちらも端末にICカードをかざす必要があるので、忘れないように注意してください。
ドアの開け方

高雄ライトレールのユニークなところが、車両ドアの開け方。
車両ドアの外側と内側にボタンがあり、乗車する時や降車する時はボタンを押してドアを開けます。
外側で電車を待っている人も、内側にして降車する人のどちらもボタンを押すことができるようになっています。
MRTやバスに乗った時の感覚で自動でドア開くものだと思っていると、周りに誰も人がいない時に「ドアが開かない!」とパニックになるので、「ドアはボタンを押して開ける」と事前知識があると安心です。
ライトレール運賃支払いに利用できるICカード
高雄ライトレールの運賃支払いに利用できるICカードは、
- 悠遊カード(Easy Card)
- 一卡通(iPASS)
- 愛金卡(icash)
どのカードを購入しても大丈夫ですが、旅行者の人は空港で受け取りできる悠遊カードの購入が便利です。
ICカードを持っていない場合、現金を利用して乗車する方法もあります。この場合、ホーム内にある券売機を使って片道乗車券を購入することができます。ただ、ICカード利用の方が簡単なので、事前にICカード購入をおすすめします。
高雄LRT利用時の注意事項
高雄ライトレールには無人駅もあり、改札口で駅員さんが支払い状況をチェックしていないことが多いものの、無賃乗車などの不正乗車に対しては、違約金として乗車区間の運賃の50倍の罰金が課せられることになっています。
また、MRTと同じように、車内では飲食禁止となっているので注意してください。
飲食した場合も罰金が適用されます。
まとめ
高雄ライトレールは、MRTとは異なる改札やドアの開閉システムになっているので、はじめて利用する時は少し戸惑うことがあるかもしれませんが、基本的な情報を予備知識として事前に頭の中に入れておくと、現地でスムーズに乗車することができます。
以上、高雄ライトレールの乗車方法と注意事項についての紹介でした!
