川口春奈さん出演の「ビビビビ!台湾! 」のCM撮影地に使われた高雄三鳳宮。
夜のライトアップは壮観の一言です。
この記事では高雄三鳳宮の概要とアクセス方法について紹介します。
動画で見る高雄三鳳宮
提灯が真っ赤に染まる、そんな様に圧倒される高雄三鳳宮。
1階にある階段を使って上階に行くと、幻想的な雰囲気に包まれた三鳳宮を眺めることができます。
300年以上に及ぶ三鳳宮の歴史
古くは三鳳亭と呼ばれていた三鳳宮。
鄭成功が台湾を統治していた時代(明鄭)の1673年に建立した道教の宗教施設になります。
現在ある三鳳宮は1971年に場所を移して再建されたもので、この時に三鳳亭から三鳳宮に改名されています。
三鳳宮で祀られている神様
三鳳宮は中壇元帥(太子爺)を主神として祀る宮ですが、1階エリアには太子爺のほか、天上聖母(媽祖)をはじめとする様々な神様も祀られています。
さらに、上の階では釈迦三尊や観音菩薩、道教の最高神とされる玉皇大帝が祀られています。
三鳳宮の由来
三鳳宮の「三」は三塊厝という旧地名、「鳳」は繁栄の象徴であり縁起の良い鳳凰から取られ、三鳳宮と命名されたと言われています。
三塊厝は現在の高雄市三民区の西側周辺の古い地名になり、三鳳宮は古くから三塊厝の人々の信仰の中心地になっていました。
三鳳宮の読み方
三鳳宮は中国語でSān fèng gōng。
カタカナ表記にすると、サンフォンゴン。
拼音をベースにアルファベット化すると、sanfenggongになりますが、英語表記はSanfeng Templeのほか、実際の発音をベースにSanfong Templeと記載されていることもあります。
赤提灯のライトアップ
三鳳宮最大の見所はライトアップされる赤提灯。
1階のエリアから見ても綺麗ですが、階段を使って上の階に行くと1階とは異なる雰囲気を楽しむことができます。
こちらが上の階からの風景。
三鳳宮の内部では、宮殿を思わせるような音楽が流れていて、幻想的な雰囲気に包まれています。
ロケーション
住所:高雄市三民區河北二路134號
台鉄またはMRTの高雄駅(高雄車站)から徒歩で20分程度でアクセスできます。
高雄駅からバスに乗り換えて、アクセスすることも可能です。
車だと高雄駅から5分で到着します。
行きも帰りも歩いてみましたが、結構疲れたので、車利用がおすすめです。
高雄三鳳宮のアクセス方法
高雄駅から徒歩で三鳳宮にアクセスしたい人向けに行き方のポイントについて紹介します。
高雄駅を出たら駅前にある建國三路という大通りに沿って歩く。
駅前にあるAirline Innというホテル(上記画像の青い建物)を目印にして右側に曲がればOK
進行方向右側に高雄市立高雄高等学校があるので、そのまま建國三路を直進
三鳳中街が見えてくるので、アーケードのなかに入らず、そのまま建國三路を真っ直ぐ進む。大きな交差点が見えてくるので、ここで横断歩道を左に曲がり直進したのち、さらに左に曲がると三鳳宮に到着
三鳳中街から大きな交差点に行く途中で、脇にある小道を左に曲がって三鳳宮に行く方法もありますが、はじめて訪問する場合は、大通り経由で行く方がわかりやすいと思います。
少しだけ大回りになりますが、三鳳中街のアーケード内を突き抜けてアクセスすることもできます。
三鳳中街は乾物などを取り扱うお店が多く、独特のレトロな雰囲気がある場所です。
三鳳宮に行く途中にふらっと立ち寄ってみても良いかもしれません。
まとめ
高雄の人々の信仰の場として崇められている高雄三鳳宮。
観光客も訪問しやすい雰囲気があります。
以上、高雄三鳳宮についての紹介でした!