数多の蝶が飛び交う光景を間近で眺めることができるペナン島のEntopia(エントピア)。
この記事では、ペナン島のバタフライファームの見どころについて紹介します。
ペナン島のエントピア
60種以上15,000頭を超える蝶のほか、昆虫・動物・植物に触れることができる場所になっています。
ペナンバラフライファームからエントピアへ
Entopia(エントピア)の前身は、1986年に開園したペナンバタフライファーム。
David Gohさんがはじめたバタフライファームは、「エントピア」としてリブランディングしたのち、2016年に一般開放され現在に至ります。
今でも蝶が主役になっているバタフライファームであるものの、蝶々以外の要素もふんだんに盛り込まれています。
Entopia(エントピア)の見どころ
エントピアは、
- 屋外のNatureland(ネイチャーランド)
- 屋内のCocoon(コクーン)
…という2つの空間で構成されています。
ネイチャーランドはビバリウム(生態動物園)になっていて、園内に滝、池、洞窟、庭園があり、蝶、昆虫、爬虫類、動物、植物を鑑賞することができます。
一方、屋内展示場のコクーンは、学習の場になっています。
最大の見どころはネイチャーランドにいる蝶になりますが、ほかにも色々な見どころがあるのでいくつかピックアップして紹介します。
洞窟(Mistery Cave)
エントピアに入ってすぐの場所にあるミステリー洞窟。
このエリアには、カニなどの海洋生物、カエルなどの両生類、爬虫類、昆虫などが展示されています。
ミステリー洞窟にはへびもいるので、苦手な人はじっくり見学するよりも、このエリアはパパッと通り過ぎる方が良いかもしれません。
滝(Tigar Falls)
ミステリー洞窟の薄暗いエリアを抜けると、一転して明るい空間が視界に入ってきます。
滝と池があり、ここからふわふわ飛び交う蝶の姿を見ることができます。
池では、魚たちが悠々と泳いでいます。
庭園(David’s Garden)
さらに奥に進んで行くと、200種以上の植物がある緑豊かな庭園が広がります。
近くで蝶の姿を見ることができます。
時に蝶が顔をかすめるように飛んでいくこともあるくらい、ごく近くで蝶に接することができます。
ネイチャーランドには、青虫の飼育場があったり、オオトカゲや亀など様々な動物がいます。
学びの場のコクーン
学びの場となっているコクーン。
様々な展示物があります。
蝶の標本。
昆虫の標本。
展示スペースのあとには、お土産ショップ、レストラン、売店があり、これでエントピア全体の見学が終了となります。
バタフライファームの見学所要時間
エントピアはかなり広いので、見学に1時間程度の時間は必要です。
ネイチャーランドでじっくり生態系に触れたり、コクーンでしっかり展示物に目を通す場合は、1時間以上かかります。
エントピアのチケット料金
外国人とマレーシア人で料金が異なり、外国人向けの料金は以下の通り。(2024年2月時点)
- 大人(13歳〜59歳):RM75
- 子供(4歳〜12歳):RM55
- シニア(60歳以上):RM55
- 幼児(0歳〜3歳):無料
上記のほか、ファミリーパッケージもあり、家族(大人2人+子供2人など)で入場する際はファミリーパッケージを利用する方がお得になります。
お得な入場券情報
Klook(クルック)を利用すると、窓口で直接一般のチケットを購入するよりも安く購入することができます。
また、チケット窓口に並ぶ必要がなく、QRコードで入場可能です。
バタフライファームのロケーション
住所:830, Jalan Teluk Bahang, 11050 Pulau Pinang
ペナン島のTeluk Bahangという場所にエントピアがあります。
アクセス方法
バスの場合、101や102のバスが利用できます。
Escapeのバス停で下車し、そこから徒歩3分程度歩くとエントピアに到着します。
アンサナやバハンベイホテルなどTeluk Bahangにあるホテルに宿泊している人はバス利用で10分程度、Grabなど車利用で5分程度でアクセスできます。
バトゥフェリンギ方面からは、それほど遠くありません。
ジョージタウンからのバス利用は時間がかかるので、Grabなどの車利用をおすすめします。
まとめ
入場料はすごく安いとは言えないものの、蝶などの昆虫が好きな人には楽しい場所です。
以上、ペナン島のEntopia(バタフライファーム)についての紹介でした!