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本当は真っ白だった!マラッカのキリスト教会【概要&アクセス情報】

マラッカのキリスト教会(Christ Church Melaka))

マラッカのアイコンとも言えるキリスト教会(Christ Church Melaka)

賑やかなオランダ広場の中で、圧倒的な存在感を示す260年以上の歴史を持つ教会です。

赤レンガ色の鮮やかな外装が一際目を引くものの、建立当時はホワイトカラーの建物だったということは意外と知られていません。

この記事ではそんな裏話にも触れつつ、キリスト教会の概要とアクセス方法についてご紹介します。

マラッカのキリスト教会(Christ Church Melaka)の概要

赤い煉瓦色のマラッカのキリスト教会(Christ Church Melaka)

マラッカのキリスト教会(Christ Church Melaka)。

建物の中央部分、十字架の下に「1753」という数字が刻まれているように、オランダ統治時代の1753年に建立された260年以上の歴史を持つ教会になります。

オランダ改革派教会からアングリカンチャーチへ

現在はアングリカンチャーチ(Anglican Church・聖公会)になっていますが、建立当時はオランダ改革派教会(Dutch Reformed Church)だったという歴史があります。

なぜ、オランダ改革派教会からアングリカンチャーチに変化したのか?

この答えは、オランダ統治からイギリス統治に変化したというマラッカの歴史にあります。

キリスト教会の歴史

マラッカのキリスト教会(Christ Church Melaka)内にある教会概要

マラッカのキリスト教会の概要は教会内に展示されています。

ここに記載されている内容とWikipediaの情報をもとに、キリスト教会の歴史について紹介します。

オランダ領化100周年を記念して作られたキリスト教会

マラッカのキリスト教会は、オランダによるマラッカ占領化100年を記念して作られたものになります。

マラッカにおけるオランダ支配がはじまったのは1641年。

それから100年後の1741年に新しい教会を建設する計画が持ち上がり、キリスト教会はそれから12年後の1753年に完成しました。

ポルトガル領時代に作られたセントポール教会との関係

キリスト教会の近くにある高台にセントポール教会の跡地があります。

セントポール教会はもともとポルトガル支配時に作られたもので、イエズス会のフランシスコ・ザビエルも宣教活動拠点の一つにしていたというカトリック教会です。

オランダ占領時代のはじまりと共に、オランダ人が自分たちの宗教を信仰する場所としてオランダ改革派教会(プロテスタント教会)に変えたという歴史を持ちます。

その教会はBovenkerk(High Church)と知られ、1641年からキリスト教会が完成する1753年までの112年の間において、マラッカに住むオランダコミュニティの主要教会として機能していました。

オランダによるマラッカの領地から100年経過した時に、老朽化が進むBovenkerk(セントポール教会)に代わる教会を作ろうという計画が持ち上がり、新しいBovenkerkとして建設したものがオランダ広場にあるキリスト教会です。

❤︎セントポール教会の詳細はこちら↓↓↓

マラッカにあるセントポール教会とフランシスコ・ザビエル像

イギリス統治による教会の変化

1824年にマラッカの主権がオランダからイギリスに移行。

1838年、イングランド国教会・カルカッタの主教であるDaniel Wilsonにより聖別され、オランダ改革派教会からアングリカンチャーチになりました。

このタイミングでChrist Church(クライストチャーチ)にという教会名に改名されています。

ここがオランダ改革派教会からアングリカンチャーチに変化したポイントになります。

建立当時はホワイトカラーだったキリスト教会

独特の赤レンガ色がアイコンになっているキリスト教会ですが、はじめからサーモンピンクの華やかな色合いだったわけではなく、当初はホワイトカラーだったと言われています。

その当時の様子を示したものがこちら。

マラッカのスタダイスに展示されているホワイトカラーのキリスト教会

キリスト教会のすぐ近くにあるStadthuys(スタダイス)の博物館内に、オランダ領時代の歴史を説明するセクションがあり、そこに展示されている絵画になります。

中央にあるものがキリスト教会、向かって右側にあるものがStadthuys(スタダイス)です。

当初はキリスト教会もStadthuys(スタダイス)もホワイトカラーであったことを示しています。

キリスト教会内部と見所

マラッカのキリスト教会(Christ Church Melaka)の内部

✔︎天井部分の梁(はり)<それぞれ一本の木から切り出して作られている>

✔︎手彫りで精巧に作られた座席

✔︎祭壇の後方にある『最後の晩餐』の装飾物

✔︎ファンライトと呼ばれるアーチ型の窓

✔︎墓碑

…などが内部の見所になっています。

マラッカのキリスト教会は決して壮美なつくりではなく、質素でシンプルな教会です。

しかしながら、そこには静かに祈りを捧げる人の姿があり、落ち着きのある神聖な空間になっています。

マラッカ・キリスト教会のロケーションと行き方

住所:Gereja Christ, Jalan Gereja, Bandar Hilir, 75000 Malacca

マラッカ観光の中心地、時計台やStadthuys(スタダイス)のすぐそばにあります。

アクセス方法詳細

マラッカアートギャラリーとキリスト教会

キリスト教会の入口は教会とマラッカアートギャラリーの間にあります。

マラッカのキリスト教会(Christ Church Melaka)の入口

こちらが入口。

マラッカのキリスト教会(Christ Church Melaka)の入口を示す標識

教会の入口を示す標識があるので、表示に沿って歩いて行けばOKです。

入場料は無料です。

まとめ:マラッカのアイコニックなキリスト教会

マラッカのアイコニックな建築物であるキリスト教会。

セントポール教会やStadthuys(スタダイス)のすぐ近くにあることから、全て一緒にまわって観光することが可能です。

マラッカ観光の際は是非足を運んでみてください。

以上、マラッカのキリスト教会についての紹介でした!

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マラッカ観光特集
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