台湾旅行を計画している時、ガイドブックをパラパラめくりながら…
「結局、どこで何をすれば良いの…?」
「やりたいことが多すぎる…」
…と困ってしまうことはありませんか?
そんなあなたに向けて「台北でこれだけはやった方が良い!」と思うことを、グルメ+観光スポット+お買い物スポット情報を絡めつつ、10項目に絞ってまとめてみました。
満足度の高い旅にするための攻略ポイントも併せて紹介します。
台湾で何する?台北でやるべき&体験すべき10のこと
台北郊外に範囲を広げると10項目に収まりきらなくなるので、この記事では「台北市内中心部でできること」にフォーカスしています。(そのため、日本人に人気の九ふん観光は本記事では除外しています)
具体的な内容は以下の通りです。
- 小籠包を食べる
- 牛肉麺や魯肉飯を食べる
- 黒糖タピオカミルク&水果茶を飲む
- 台北101に行く& 象山から台北101を眺める
- 迪化街に行く
- 永康街に行く
- パワースポット巡り(龍山寺・行天宮・霞海城隍廟)
- 中正紀念堂や國父紀念館に行く
- 夜市に行く
- 台湾土産を買う
想定としては2泊3日。
この期間でこなすことができる内容にしてみました。
ただし、2泊3日で上記に記載した全てやろうとするとかなり疲れてしまうと思うので、興味と体力に応じてアレンジしてみてください。
各項目について、攻略ポイントを添えて紹介します。
小籠包を食べる
台湾旅行のテッパン中のテッパンである「小籠包を食べる」。
台北には色々な有名店がありますが、攻略ポイントとしては以下の2つ。
小籠包の攻略ポイント!
ディンタイフォンは台北市内にいくつか店舗があり、観光客が圧倒的に多い店舗は、台北101店と新生店です。
大混雑を避けたい場合は、新生店と101店以外の店舗に足を運ぶという選択肢も一つの手です。
鼎泰豐以外の小籠包を食べたいなら杭州小籠湯包
ディンタイフォン以外の小籠包を食べたい…
こんな時は杭州小籠湯包がおすすめです。
台北市内に2店舗あり、それぞれお店のコンセプトに違いがあります。
- 本店:大衆的なレトロスタイル(ワイガヤ系)
- 民生店:サービスが行き届いたレストランスタイル(洗練系)
本店は中正紀念堂近くにあるので、観光+食事のセットでスケジュールを組めるところがポイントです。
ただし、本店は混み合う上、お店の外で待つと夏場はかなり暑いので、ゆったりのんびりと食事したい場合は民生店の方がおすすめです。
牛肉麺や魯肉飯を食べる
台湾グルメの中ではずせない代表格は、牛肉麺と魯肉飯。
この2つは台湾グルメの「テッパン」なので、ぜひ食べてみてください。
牛肉麵や魯肉飯の攻略ポイント!
有名店ではないお店でも食べても「美味しい」と感じるものが多いものの、有名店のものは格別に美味しいです。
事前に下調べをして有名店に足を運ぶことで満足度がアップします。
黒糖タピオカミルク&水果茶を飲む
ドリンクスタンド天国の台湾。
日本にはないドリンクがたくさんある上、自分の好みに応じて甘さや氷の量、温度をカスタマイズできるので、カスタマイズにも挑戦してみてください。
イチオシのドリンクは黒糖タピオカミルクと水果茶(フルーツティー)。
黒糖タピオカミルクティーを飲むなら珍煮丹、水果茶を飲むなら一芳がおすすめです。
台北101に行く&象山から台北101を眺める
台北のランドマーク、台北101。
台北101の中には、アパレルをはじめとした一流ブランドの店舗、鼎泰豐などのレストラン、フードコート、スーパー、お土産屋さんなどが入っています。
展望台もあるので、台北の街を一望したい方におすすめのスポットです。
象山もおすすめ
象山から見る台北101とその景色もおすすめです。
象山は台北101の撮影スポットとして有名な場所で、「山の展望台」から台北の景色を一望できます。
青空を背景にした台北101も、夕焼けに照らされた台北101も、日没後のライトアップされた台北101も、象山から見る台北101はどれもちょっとした感動を覚えるくらい綺麗です。(カップルの方はデートスポットとしてもおすすめです)
象山は人気スポットなので、時間帯によりかなり混み合うことがあります。
迪化街に行く
台北の問屋街、迪化街。
台北観光の定番スポットです。
近年のめまぐるしい開発&リノベにより、レトロとモダンが融合した雰囲気に変化を遂げつつある迪化街は、乾物や漢方薬、お茶、カラスミを買うスポットだけにはとどまりません。
かわいい雑貨を販売するお店やリノベスポットが増え、それにプラスしてグルメありの色々な楽しみ方ができる楽しいスポットです。
永康街に行く
迪化街とはまた違った魅力のある場所が永康街。
永康街もグルメあり&ショッピングありの楽しい場所です。
パワースポット巡り
お参りするのであれば、龍山寺、行天宮、霞海城隍廟あたりがおすすめです。
日本とは少し違ったお参りスタイルなので、現地の人を見ながらお参りしてみてください。
龍山寺
龍山寺はパワースポットとして人気が高く、昼間だけではなく夜間もお参りする人が後を絶ちません。
ライトアップされた夜間は独創的な雰囲気が漂っていて趣がありますが、このエリア(萬華區)は治安が良いとは言えないので、夜間に参拝する場合は少し気をつけてください。
行天宮
行天宮はとても綺麗で、心が洗われるような非常に心地良いスポットです。
行天宮では体から飛び抜けてしまった魂を体に戻す「收驚」を無料で施してもらえます。
ちょっと不思議な体験ですが、スッキリした気持ちになれます。
霞海城隍廟
霞海城隍廟は迪化街のメインストリートの中にあるので、観光がてらお参りできる場所としておすすめです。
恋愛成就の神様、月下老人が祀られていることから、とりわけ女性に人気のパワースポットです。
中正紀念堂や國父紀念館に行く
衛兵を見ることができるスポットには、忠烈祠・中正紀念堂・國父紀念館がありますが、アクセスの良さと周辺の景観の良さで言えば、中正紀念堂がおすすめです。
衛兵交替式の攻略ポイント
忠烈祠・中正紀念堂・國父紀念館の衛兵交替は9時〜17時の1時間毎に行われます。(9:00、10:00という時間ピッタリに開始)
衛兵交替が見たいという場合は、タイミングを逃さないように気をつけてください。
夜市に行く
夕方以降は、夜市に足を運んでみてください。
夜市によって規模やお店の充実度が異なるので、どの夜市を選ぶのか?ということもかなり大切です。
歩きやすい&美味しいものが多いという意味でのおすすめは、士林夜市よりも寧夏夜市と饒河街觀光夜市。
士林夜市はスケールが圧倒的に大きく、独特のワクワク感があります。「スケールの大きい夜市に行きたい!」という場合は士林夜市を選ぶのも、もちろんありです。
寧夏夜市
最寄駅はMRT雙連駅またはMRT中山駅。台北駅からも歩いてアクセスすることができます。
非常にコンパクトな夜市ですが、迷うことがないので歩きやすい夜市です。
台北市の中心部にあってアクセスしやすいこと、美味しいものが多いところが寧夏夜市の魅力です。
饒河街觀光夜市
MRT松山駅のすぐ側というアクセスが最高に良いロケーションにあります。
夜市の近くに洋服問屋街の五分埔があるので、ファッションに興味がある方はついでに足を伸ばしてみてください。(洋服は韓国製などの輸入品も多いです。)
夜市の攻略ポイント
それぞれの夜市に名物と言われる有名なお店があります。
昔ながらの歴史あるお店であったり、新しいお店でも口コミの評判で人気店になったお店など様々です。
夜市を歩きながら気ままに購入して食べるスタイルでも良いですが、事前にお店の情報をチェックして、ロケーションを把握・ある程度計画して夜市に行くと満足度が格段に高まります。
ミシュラン台北2018の中でビブグルマンやミシュランおすすめのお店に選ばれた夜市のお店がいくつかあるので、そのようなお店を狙って行く形も一案です。
台湾土産を買う
購入対象が誰であるのかにより選ぶアイテムが異なりますが、万人受けするテッパンのお土産であれば、パイナップルケーキと台湾茶がおすすめです。
パイナップルケーキを購入するのであれば、スーパーよりも専門店に足を運んでみてください。
専業のお店の方が断然美味しいです。
台北であれば、サニーヒルズと佳德(ChiaTe)がおすすめです。
台湾茶を買う
質の良い茶葉を購入したい場合は、台北の大稻埕(ダーダオチェン)エリアがおすすめです。
お茶の問屋さんや長年商売を続けている老舗が多く、選択肢が豊富です。
台北お土産購入スポット攻略ポイント
迪化街や永康街などの観光スポットにお土産屋さんが多いので、雑貨類のお土産はこの2つのスポットで観光ついでに買ってしまう方が効率が良いです。
台湾土産にはどんなものがあるのかな?と疑問に感じたら下記の記事に目を通してみてください。
私自身が自宅用やお土産用に購入して、満足度の高かったものを紹介しています。
台北観光スポット攻略ポイント
時間がない時は、台北市内中心部+MRT駅近く+並ばずに入ることができるスポットという条件に絞って集中的に攻める方がおすすめです。
体力と時間を消費することなく、効率良く動くことができます。
具体的にどんな場所にどのようなコースでまわるのが良いのか?
…というモデルコースについては、以下の記事で紹介しています。
台北グルメ攻略ポイント
グルメに関わるキーワードで覚えておくと良い言葉は…
- 招牌(zhāopái)
- 排行榜(páiháng bǎng)
招牌(zhāopái)は中国語でお店おすすめの看板メニューという意味、排行榜(páiháng bǎng)は人気メニューランキングという意味があります。
メニューを見て、「どれがおすすめ?」と迷った時は招牌という文字がついているものや排行榜に記載されているものから選ぶと失敗しない確率が高めです。
まとめ:台湾でできることはたくさんある
この記事で紹介している内容は、行動範囲をほぼ台北中心部に限定したものになっているので、ガイドブックを見ながら興味・関心のあるスポットがあれば、好きなように追加して旅程を立ててみてください。
以上、台北でこれだけは体験したい10のこと&攻略ポイントについての紹介でした!