台湾旅行に便利な乗り物と言えば、高鐵(新幹線)。
少しでもお得な価格で切符を購入したい!
…という時は旅行者向けの特別な割引運賃が適用された切符や周遊券を購入することをおすすめします。
この記事ではお得な台湾新幹線切符の種類と乗車券への引換方法について紹介します。
目次
台湾高鉄のお得な切符&周遊券の種類
台湾高鉄(Taiwan High Speed Rail)が発行する旅行者向けお得な切符&パスの種類は以下の通り。
- 台湾高鉄片道割引切符
- 台湾高鉄3日パス
- 台湾高鉄フレキシブル2日パス
- 台湾高鉄・台湾鉄道標準5日ジョイントパス
- 台湾高鉄・台湾鉄道特級5日ジョイントパス
ざっくり分類すると、
✔︎割引片道切符
✔︎周遊パス
✔︎台湾新幹線+台湾鉄道の周遊パス
…という形になります。
切符やパスは台湾高鉄の公式サイトで手配できるほか、KLOOKや
KKdayなど台湾高鉄の公式パートナーから購入することができます。
台湾新幹線の片道運賃が20%オフになる切符
台北から台中など、ちょとした距離を移動したい、そんな時はこのタイプの割引切符がおすすめです。
周遊パスを利用するほど新幹線に乗車しない場合は、片道ベースの割引切符を予約するとお得になります。
>>KLOOK公式サイトで台湾新幹線割引切符の詳細を見てみる
台湾新幹線の周遊フリーパス
台湾旅行中にたくさん新幹線に乗って移動する予定がある場合は周遊フリーパスが断然お得です。
フリーパスには2種類あり、旅程に応じて適したものを選択することができます。
高鐵3日パス
高鐵3日パスは台湾新幹線が3日間乗り放題というパスです。
台北と高雄を往復するだけで元が取れる価格になっているので、台北から高雄まで足を伸ばす予定がある場合は、3日間乗り放題のパスを購入するとお得になります。
2日フレキシブルパス
フレキシブル2日パスは7日以内のお好きな2日間で使えるというパスです。
1週間以内の滞在で、3日間連続で新幹線に乗る予定がないものの、ある程度自由に動き回りたいという時におすすめのフリーパスになります。
台湾新幹線と台湾鉄道がセットになったパス
台湾旅行中に新幹線に加え、台湾鉄道(台鐵)も利用する予定がある方は、ジョイントパスという選択肢もあります。
ジョイントパスは台湾新幹線と台湾鉄道の両方が5日間乗り放題というもので、以下の2種類のパスがあります。
- 【標準】台灣高鐵・台湾鉄道5日ジョイントパス
- 【特級】台灣高鐵・台湾鉄道5日ジョイントパス
標準と特級は、台湾鉄道で搭乗できる車両に違いがあります。
標準のジョイントパスでは自強号列車、太魯閣(タロコ)号列車、普悠瑪(プユマ)列車、観光列車、郵輪式列車および台湾鉄道指定列車には乗車できないという制限があります。
一方で、特級は郵輪式列車および台湾鉄道指定列車には乗車できないものの、人気の高い太魯閣(タロコ)号列車と普悠瑪(プユマ)列車には乗車できます。
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台湾で電子バウチャーから乗車券に引き換える方法&手順
KKdayなどで予約すると、登録したE-mailに電子バウチャー(引換証)が送信されます。
電子バウチャーはそのままの状態で新幹線に乗車できるというものではなく、周遊券や片道切符に引き換える必要があります。
以下に電子バウチャーを現地で乗車券に引き換える方法について紹介します。
台湾新幹線の切符販売窓口に行く

こちらは台北駅にある台湾新幹線の切符販売カウンター。
HSR Ticketsというカウンターにある一般(Today’s TicketやAdvance Purchase)の列に並びます。
窓口で電子バウチャーを提示(印刷またはスマホで表示もOK)すると、乗車券を発行してくれます。
KKdayでチケットを購入後、オンラインで座席指定ができるようになっています。

こちらが片道切符の乗車券。
中に詳細事項が記載されたシールを貼り付けてくれます。
電子バウチャーから乗車券への引き換えはこれで完了です。
有人の改札を通る

有人改札を利用する必要があるため、駅員さんがいるところから入場します。
改札の近くにいる駅員さんに乗車券とパスポートを提示すると、乗車券+本人確認をした上で手動で改札を開けてくれます。

駅員さんによる確認時に、乗車券の裏面にある所定の場所にスタンプを押してくれます。
左側にある進站戴章は乗車駅での押印場所、右側にある出站戴章は降車駅での押印場所になります。
降車駅でも同様に有人の改札を利用し、所定の場所にスタンプを押してもらった上で外に出る形になります。
台湾新幹線を利用する時の豆知識
特に台北から台中や高雄に行く場合は、停車駅が少なく目的地に早く到着することができる直達車(zhídá chē)と呼ばれる特急列車を利用すると時短に繋がります。
直達車は1時間に1本しかないため、時刻表を使って事前に調べておくとスムーズな旅行ができます。
まとめ:台湾新幹線利用を計画している人におすすめ
台湾新幹線にはEarly Bird(アーリーバード)のシステムがあり、早め(乗車予定日の28日前〜5日前までに)に切符を手配することで、受けることができる割引制度があります。
しかしながら、旅行者の方は旅行者専用の特別割引が適用された切符を利用する形がおすすめです。
以上、台湾新幹線の切符を割引価格でお得に購入する方法についての紹介でした!
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