洋服の問屋街の五分埔(ウーフェンプー)は掘り出し物がたくさん!

五分埔にあるお店のショーウィンドウ

台北にある洋服問屋街の五分埔(ウーフェンプー)

バイヤーたちが仕入れのために大量の洋服を購入する場所ですが、掘り出し物が豊富で一般人にとっても楽しい場所です。

旅行者も多いので、「どんなものがあるのかな?」とふらっと立ち寄ってみることもおすすめの旅行プランです。

この記事ではそんな五分埔と、五分埔を訪れる上で気をつけた方が良いことについて紹介します。

台湾の洋服問屋・五分埔(ウーフェンプー)とは?

五分埔のゲート

台湾の洋服問屋街である五分舖(ウーフェンプー)

台北には忠孝敦化や永康街など、おしゃれな洋服を販売している路上ブティックがありますが、そこで販売されている洋服は、五分埔で調達された物が多いと言われています。

実際に五分舖に足を運んでみると、バイヤーさんらしき人たちの姿もよく見かけます。

上の画像は松山路沿いにある五分埔のゲートです。

五分舖へのアクセスが便利に

五分埔には、MRT後山埤駅と松山駅からアクセスが可能です。

以前はMRT板南線の後山埤駅からのアクセスのみになっていましたが、松山新店線の松山駅が開通後は、松山駅からもアクセスできるようになりました。

二つの駅からのアクセスを比較すると、個人的には松山駅からの方がわかりやすいと感じています。

永吉路にある五分埔のゲート

こちらは永吉路沿いにあるゲート。

五分埔全体に路地がたくさんあり、色々なところから入場することができます。

五分舖ってどんなところ?

五分埔の内部

五分舖に足を踏み入れてみると、お店の数の多さにびっくりする方がいるかもしれません。

至るところにずらっと問屋さんが並んでいます。

ふらふら歩いていると、迷子になって同じ店に戻ることが難しい…ということもあります。

五分埔にいるバイヤーたち

五分埔では、大きな袋にぎっしりと洋服を詰めて歩いている方の姿を見かけます。

彼らは洋服の仕入れをするバイヤーで、大抵がっつり購入しています。

大きな袋をバイクに何袋も載せて走っているバイヤーもいます。

五分埔のディスカウント商品

五分埔には韓国製の洋服も多いです。

上の画像にあるものは、NT$100で販売されている韓国製の洋服です。

値札に「小NG」と記載されていますが、これはアウトレットにあるようなちょっとした訳あり品という意味で、その分安くなっています。

激安商品は各お店の出先に、このように吊るされていることが多いです。

こんなところに掘り出し物が眠っていることもありますが、掘り出し物を見つけるには結構な根気が必要です…。

五分埔のあるお店のショーウィンドウ

いいなと思う洋服は、問屋街の中にあるブティックにあることが多いです。

ディスプレイも綺麗で、割と作りもしっかりしています。ただ、その分、激安感がないケースが多いです。

五分埔にあるマネキン

完全に流行遅れの洋服もたくさんある一方で、「かわいいな」と思う洋服もちらほらあります。

五分埔の洋服

各店舗のテイストが異なるため、それぞれ取り揃えている洋服が異なります。

そこが五分埔の魅力でもあります。

洋服の問屋街には男性服や子供服もある

五分埔にある男性物の洋服

圧倒的に女性モノの洋服が多い場所ですが、男性モノや子供服も少しあります。

靴やバッグ類も

五分埔で販売されている靴

数は多くないものの、靴やバッグを販売しているお店もあります。

五分埔で一休みしたい時はここ

松山進安宮

五分埔の色々なところにちょこちょこ飲食店がありますが、松山進安宮というお寺の周辺にもお店があります。

松山進安宮近くにある飲食店

麺線のお店など、ずらっと並んでいます。

松山進安宮の内部

少しだけテーブル席があります。

歩き回ってお腹が空いた時や一休みしたい時に使えるスポットです。

ただ、夜はとても混み合います。

五分埔のロケーション

住所:台北市信義區永吉路443巷9弄

MRT松山駅からの具体的なアクセス方法

ここではMRT松山駅からのアクセス方法を紹介します。

MRT松山駅の4番出口を出たら、大通りである松山路に沿って台鐵の松山駅(松山車站)がある方向に歩いて行きます。

饒河街觀光夜市がある方向と反対方向です。

そのまままっすぐ歩いて行くと、左手側に五分埔のゲートが見えてきます。

徒歩7分程度です。

まっすぐ歩いていくだけなので、迷うことはないと思います。

五分埔で気をつけること

五分埔で気をつけた方が良いと思うことやちょっとした情報について以下にまとめてみました。

バイクに注意

五分埔内の通路はバイクも結構走っています。

洋服に夢中になってバイクと接触することがないように、十分注意してください。

貴重品に注意

私は特に被害を受けたことはありませんが、特に夕方から夜にかけて混み合う場所なので、念のため貴重品に注意してください。

触ってはいけないものがある

お店によっては、 マネキンの洋服を触らないで!ということを示す「不要摸」という紙がつけられているところもあります。

この場合、触ると怒られてしまうので、気をつけてください。

不要は「〜しないで、いらない」という意味、 摸は「触る、撫でる」という意味があります。

無理に交渉しない

たくさん洋服を購入するのであれば価格交渉は可能であると思いますが、例えば、NT$100という激安のものを、さらに値下げしようとしても難しい…です。

既に安い価格で販売されているためであって、強引に価格交渉しようとすると、おそらくすごく嫌な顔をされる可能性が高いので、無理な要求はしない方がお互い気持ち良く買い物することができると思います。

返金不可、交換不可に注意

安い商品が多いので、返金不可・交換不可となっているものがたくさんあります。

購入する前にしっかりと洋服のコンディションを確認することが大切です。

代金を支払う際に店員さんが「返金不可、交換不可ですよ」と言ってくることもありますが、はじめから「恕不退款」、「恕不退換」と表示されていることもあります。

恕不退款は返金不可、恕不退換は交換不可です。

サービスに期待しない

台湾は全般的にサービスの質が高いものの、五分埔ではレストランやカフェで見られる笑顔のサービスではなく、割とドライな対応をする店員さんが多いです。(もちろん、店員さんによって態度や対応は異なります。)

販売している商品の価格帯が安いので、「お客様」という対応を期待せず、そういうものなんだと理解して割り切っておくと嫌な思いをしないと思います。

昼の五分埔もおすすめ

昼の時間帯の方が夜ほど混雑していないので、じっくり洋服を探したい場合は夜よりも平日の昼の時間帯の方がおすすめです。

五分埔は、お昼過ぎから営業しています。

観光客の方は夜市が始まる時間帯に合わせて五分埔と饒河街觀光夜市をセットで旅行プランに組み入れても良いと思います。

お手洗い

五分埔内にお手洗いはありますが、MRTの駅にあるトイレの方が綺麗です。

特に松山車站にあるCITY LINK(シティリンク)がおすすめです。

松山駅にあるCITY LINK

饒河街觀光夜市に行く時にも、こちらのお手洗いを使用することをおすすめします。

まとめ

私自身は洋服の品質やデザインの面において、日本で購入することの方が好きなので、五分埔で洋服を購入することは殆どなくなってしまっていますが、洋服が好きな方は一度は行ってみると面白い場所です。

あまり期待しないで行くと、思わぬ掘り出し物を見つけることができるかもしれません。

以上、洋服問屋街の五分埔についての紹介でした!

❤︎五分埔近くにある台湾式ハンバーガー店の詳細はこちら↓↓↓

台北にある松山割包の台湾バーガー(グアバオ)

❤︎饒河街觀光夜市の詳細はこちら↓↓↓

饒河街夜市
シェアしてくれると嬉しいです↓↓↓

季節の変わり目、ゆらぎ肌に悩んでいませんか?

「使った瞬間に虜になる」

…ハッとするような優しい使い心地で、一度使ったらやめられなくなるエトヴォス


はじめてエトヴォスを使うなら、エトヴォスの人気商品を詰め込んだパーフェクトキットがおすすめです。