小籠包・魯肉飯・牛肉麺・マンゴーかき氷
これらは台湾で堪能する定番グルメですが、台湾ローカルの人々が日々の暮らしの中で食べているグルメには、もっと美味しくてもっと面白いものがたくさんあります。
私自身、台湾で暮らす以前はド定番と言われるグルメしか知りませんでしたが、生活する中で
こんな食べ物もあるんだな。
…と知ることになった食べ物がたくさんあります。
この記事では「ローカルのように食を楽しむ」をテーマに、ジャンル別に厳選した台北で食べるおすすめ台湾グルメについて紹介します。
台湾で食べるべきおすすめグルメ
この記事ではおすすめグルメ40選として様々な台湾グルメを紹介していますが「台湾滞在中にそんなにたくさん食べれない!」というケースが多いと思います。
そこで、これだけは台湾で食べた方が良いなと思うおすすめグルメをピックアップしてみました。
- 小籠包
- 魯肉飯&雞肉飯
- 牛肉麺
- 福州乾麺
- 蔥抓餅
- 胡椒餅
- 黒糖タピオカミルク
- 水果茶
- 涼麺(夏)
- マンゴーかき氷(夏)
点心系グルメ
小籠包
- ピンイン:xiǎo lóng bāo
- カタカナ発音:シャオロンバオ
台湾で小籠包や点心系のものを食べるなら、以下のお店がおすすめです。
上記3店全てミシュランガイド台北2018でビブグルマンを獲得しています。
大定番は鼎泰豊。
いつ行っても、気持ちの良いサービス、そして美味しい料理を食べることができます。
シンガポール発のパラダイスダイナシティもおすすめ!
台湾発の小籠包のお店に拘らないのであれば、シンガポールの樂天皇朝(パラダイスダイナシティ)もおすすめです。
パラダイスダイナシティは日本にも進出していますが、鼎泰豐と比較すると、どこにでもあるというわけではないので、台北で食べるのもアリだと思います。
パラダイスダイナシティと言えば、やはりこのカラフルな8色小籠包。
一般的な小籠包と比較して、何個食べても飽きない楽しさ&美味しさがあります。
蔥油餅
- ピンイン:cōng yóu bǐng
- カタカナ発音:ツォンヨウビン
小麦粉に水を加えて作った生地の中に油と青ネギをミックして焼いた蔥油餅。
夜市や市場、レストランなど色々なところで販売されています。
蔥抓餅
- ピンイン:cōng zhuā bǐng
- カタカナ発音:ツォンジュアビン
蔥油餅と似た蔥抓餅。
材料は基本的に同じですが、作るプロセスに違いがあります。
蔥抓餅の抓には掴むという意味があり、生地を焼き上げる段階でフライ返しを使って生地を引っ張ったり中央に寄せたりして焼き上げます。
これにより蔥油餅とは異なるレイヤー感のある食感が生まれます。
蔥抓餅は永康街にある天津蔥抓餅が有名です。
ちなみに、台湾のスーパーでは冷凍の蔥抓餅も販売されていて、自宅で簡単に作ることができます。
冷凍食品であるものの、安くて美味しいです。
胡椒餅
- ピンイン:hújiāo bǐng
- カタカナ発音:フージャオビン
豚肉餡に青ネギと胡椒のほか、五香粉などを加え、タンドール窯のような容器の中に貼り付けて高温で焼き上げて作られる胡椒餅。
胡椒餅が有名なお店はいくつかありますが、饒河街觀光夜市にある福州世祖胡椒餅が有名です。
福州世祖胡椒餅はミシュランガイド台北2018でビブグルマンを獲得しています。
鍋貼
- ピンイン:guōtiē
- カタカナ発音:グオティエ
焼き餃子の鍋貼。
台湾で焼き餃子を食べるなら超安くて美味しい八方雲集がおすすめです。
包子
- ピンイン:bāozi
- カタカナ発音:バオズ
包子はあんまんや肉まんなどのように、餡を饅頭(マントウ)の生地で包んだ点心です。
台北観光のついでに便利なロケーションにあるお店は姜太太や姜包子。
ご飯系グルメ
ご飯系グルメにも美味しいものがたくさんあります。
魯肉飯
- ピンイン:lǔròu fàn
- カタカナ発音:ルーローファン/ルーロウファン
台湾で食べるご飯系グルメの代表格、魯肉飯。
観光客の間では金峰魯肉飯がよく知られていますが、私は黃記魯肉飯が美味しいと感じています。
豬腳(豚足)が有名な富霸王豬腳というお店の魯肉飯も絶品です。
雞肉飯
- ピンイン:jīròu fàn
- カタカナ発音:ジーローファン
魯肉飯よりもさっぱり食べることができる雞肉飯もおすすめです。
梁記嘉義雞肉飯の雞肉飯が有名ですが、私が気に入っているお店は饒河街觀光夜市近くにある司機俱樂部というお店の雞肉飯。
深夜営業しているので、真夜中にお腹が空いた時でも雞肉飯を食べることができます。
油飯
- ピンイン:yóu fàn
- カタカナ発音:ヨウファン
台湾おこわの油飯。
油飯もいくつか有名店があり、迪化街(大稻埕)エリアにある林合發油飯粿店や珠記大橋頭油飯が有名&人気です。
饒河街觀光夜市の中に入っている東發號も有名で、ミシュランガイドのおすすめのお店として紹介されています。
肉粽
- ピンイン:ròu zòng
- カタカナ発音:ロウゾン
ちまきの肉粽。
端午節に食べる定番グルメです。
台湾でも北部と南部で調理方法が異なるので、台北に加え南部を旅する予定があれば、色々な場所で肉粽を試してみても面白いと思います。
麺系グルメ
台湾でよく食べられているメジャーな麺の種類には、意麵・麵線・陽春麵・油麵、そして刀削麺や米苔目などがあります。
それぞれの麺が様々なスタイルで各種麺料理に使われています。
麺料理も色々なものがありますが、おすすめをいくつかピックアップして紹介します。
牛肉麺
- ピンイン:niúròu miàn
- カタカナ発音:ニューロウミエン
牛肉麺には大きく分けけて、清燉と紅燒という2種類のスープがあります。
清燉は上の画像のようなクリアスープタイプのもので、あっさりしています。
こちらは紅燒に分類される牛肉麺。
これにトマトが加えられたものもよくあり、番茄牛肉麵と呼ばれています。
お店によって使われている麺が異なり、刀削麺からストレート麺まで様々です。
牛肉麺については、台北に人気店がたくさんありますが、おすすめはMRT國父紀年館駅近くにある清誠中國牛肉麺食館の清燉牛肉麺。
また、牛肉麺はスープの方がメジャーですが、汁なしの牛肉麺もあります。
汁なしの牛肉麺は乾拌牛肉麵と呼ばれています。
乾麺
- ピンイン:gānmiàn
- カタカナ発音:ガンミエン
汁なし混ぜそばの乾麺。
乾拌麵と呼ばれることもあります。
乾麺と言ってもお店によって使われている麺や味が異なり、色々なお店で乾麺を食べる楽しさがあります。
乾麺の中でも特におすすめは福州乾麺。
一般的な乾麺との違いはそのシンプルさと食べ方の違いです。
福州乾麵は茹でた麺に油と青ネギを加えた状態で提供され、後はテーブルにある調味料で好みに応じてアレンジを加えていきます。
福州乾麵を台北で食べるなら小南門エリアがおすすめです。名店が軒を連ねているエリアです。その他に宜品福州乾拌麵というお店も美味しいです。
麺線
- ピンイン:miàn xiàn
- カタカナ発音:ミエンシエン
日本のそうめんのような麺線。
大腸蚵仔麵線と言って、大腸や牡蠣がミックスされた麺線がポピュラーです。
麺線が有名なお店は、台北の西門町にある阿宗麵線。
観光客の方が多く常に行列ができている人気店として有名です。
クセがない麺線を食べたい時におすすめです。
擔仔麺
- カタカナ発音:ダンザイミエン
- ピンイン:-
台湾の台南を発祥とする担仔麺。
南部の料理であるものの、台北でも食べることができ、定番人気は度小月。
上の画像にある担仔麺は迪化街にある永樂担仔麵のもので、永樂担仔麵は孤独のグルメの台湾出張編で取り上げられたお店の一つになります。
涼麵
- ピンイン:liáng miàn
- カタカナ発音:リャンミエン
夏場におすすめの麺料理、涼麺。
台湾の冷やし中華です。
涼麺は台北の松山区に美味しいお店が多いので、このエリアに足を運ぶことをおすすめします。
擔擔麺
- ピンイン:dàn dàn miàn
- カタカナ発音:ダンダンミエン
日本でも人気の担々麺。
台北では鼎泰豊をはじめ、色々なレストランで食べることができますが、一味違う担々麺を食べるなら、餘記麵館というお店がおすすめです。
絶品担々麺を食べることができます。
紅油抄手麺
- ピンイン:hóng yóu chāoshǒu miàn
- カタカナ発音:ホンヨウチャオショウミエン
紅油抄手は四川料理に分類されますが、台湾でもよく食べられている料理です。
ワンタンにチリオイルや花椒を混ぜて作ったソースを絡めた料理が紅油抄手で、麺を加えたものを紅油抄手麵と呼んでいます。
台湾で食べるなら、パラダイスダイナスティのものが美味しいです。
こちらは麺なしの一般的な紅油抄手。
担々麺で紹介した餘記麵館の紅油抄手で、花椒の香りが強いタイプの紅油抄手です。
米粉湯
- ピンイン:mǐfěn tāng
- カタカナ発音:ミーフェンタン
あっさりしたスープ麺の米粉湯。
米粉(ビーフン)というと一般的に細いビーフンを思い浮かべる方が多いと思いますが、粗米粉と呼ばれる少し太めの米粉が使われていることもあります。
民生社区の市場の中に入っているお店の米粉湯が美味しいと感じています。
ただし、上記のお店は観光客の方には使いにくい面もあるので、観光ついでに米粉湯が食べたい場合は、迪化街にある民樂旗魚米粉の方が便利です。
雞絲麺
- ピンイン:jī sī miàn
- カタカナ発音:ジースーミエン
いわゆるチキンラーメンのようなもので、食べたことがなくても何となく懐かしい味がする不思議な麺です。
例えるなら、駄菓子屋さんにあるようなインスタント麺。
台北であれば政江號がおすすめです。
高雄に行く機会があれば、阿財雞絲麵に足を運ぶことをおすすめします。
スープ系グルメ
中華圏のスープは「体に優しいな」と感じることができるものが多いです。
漢方ががっつり使われたスープからあっさり系のスープまで色々なものがあります。
四神湯
- ピンイン:sì shén tāng
- カタカナ発音:スーシェンタン
四神湯は茯苓(ブクリョウ)、淮山(山芋)、芡實、蓮子という4つの漢方成分をベースに、ハトムギや豚の小腸を加えて作られた薬膳スープです。
四神湯は色々なところで食べることができるので、メニューを見て四神湯があれば注文してみる形がおすすめです。
鼎邊銼
- ピンイン:dǐng biān cuò
- カタカナ発音:ディンビエンツオ
上の画像にある白いテロテロっとしたものが特徴的なスープの鼎邊銼。
お米(ライスミルク)が原材料になっていているもので、大きな鍋で蒸して作られています。
鼎邊銼は基隆の廟口にあるお店が有名ですが、迪化街のすぐ側にある慈聖宮でも美味しい鼎邊銼を食べることができます。
同じお店のしらすチャーハンも素朴な味で美味しいです。
魚丸湯
- ピンイン:yú wán tāng
- カタカナ発音:イューワンタン
フィッシュボールスープの魚丸湯。
上記画像のスープは迪化街にある佳興の三色丸湯で、お店で手作りしたふかふかのフィッシュボール(つみれ)がとても美味しいです。
肉焿(肉羹)
- ピンイン:ròu gēng
- カタカナ発音:ロウガン
豚のひき肉に魚のペーストを混ぜて作られた練り物が入ったとろみスープの肉焿(肉羹)。
カタカナ発音にはロウガンと書きましたが、正しい発音は少し異なり、「geng」という音を日本語っぽく「gan」と発音してしまうと、ちょっと悪い意味の言葉に聞こえてしまうので、グーグル翻訳などで正しい音を確かめてみてください。
肉羹は豚のひき肉がベースですが、肉羹以外にもバリエーションがありイカに魚のペーストをあえた魷魚羹もあります。
三合一湯
- ピンイン:sān hé yī tāng
- カタカナ発音:サンハーイータン
味噌・貢丸(豚のつみれ)・溶き卵の3つがミックスされたスープの三合一湯。
台北では涼麺とセットで注文するスタイルが定番です。
三合一は英語で言うthree in one(3 in 1)という意味です。
軽食系グルメ
軽食系グルメを紹介します。
割包
- ピンイン:gē bāo
- カタカナ発音:グァバオ
台湾式ハンバーガーの割包。
長崎の角煮まんじゅうのようですが、酸菜・パクチー・ピーナッツパウダーなどのトッピングが加えられ、独特のハーモニーを醸し出しています。
角煮まんじゅうよりもクセが強いので、好き嫌いが分かれるグルメです。
台湾式ハンバーガーは藍家割包が有名ですが、MRT松山駅近くにある松山割包は藍家割包と同じクオリティの割包を食べることができる上、並ばずに食べることができる穴場としておすすめです。
蚵仔煎
- ピンイン:-
- カタカナ発音:オアジェン
牡蠣オムレツの蚵仔煎。
台湾語の発音でオアジェンと呼ばれています。
蚵仔煎は寧夏夜市にある圓環邊蚵仔煎が有名です。
肉圓
- ピンイン:ròu yuán
- カタカナ発音:ロウユエン
肉圓は台湾語の発音でバーワンと呼ばれることも多いです。
地域によって作り方が異なり、肉圓を蒸すだけの調理法の他、蒸したものを油で揚げる調理法があります。
肉圓が有名な彰化のほか、台湾中部は揚げるスタイルがメジャーで、南部に行くと蒸すスタイルが一般的です。
上の画像にある肉圓は高雄スタイルの蒸した肉圓で、揚げた肉圓と比較してあっさりしています。
豆漿&油條
- ピンイン:dòujiāng & yóutiáo
- カタカナ発音:ドウジャン & ヨウティアオ
豆漿は豆乳、油條は揚げパンになります。
豆漿には油條を浸して食べることが多いので、セットで購入して一緒に食べてみてください。
台北では阜杭豆漿の豆乳や塩っぱい鹹豆漿(シエンドウジャン)が有名です。
阜杭豆漿よりも個人的におすすめのお店は四海豆漿大王で、四海豆漿大王の鹹豆漿もかなり美味しいです。
蛋餅
- ピンイン:dàn bǐng
- カタカナ発音:ダンビン
豆漿&油條のほか、蛋餅も朝ご飯としてよく食べられています。
フランチャイズ展開している美而美に行くと、蛋餅に加え、ハンバーガー・サンドイッチなど定番の朝食を食べることができます。
サイドディッシュ系グルメ
台湾では飲食店に「小菜」と呼ばれる前菜料理にあたる一品料理が置いてあるところが多く、自分の好きな小皿料理をセルフサービスで自由に取るという形になっています。
小菜にはキュウリや豆乾など色々なものがあります。
ここでは小菜以外に、ローカルの人が普段よく食べているサイドディッシュをピックアップして紹介します。
黒白切
- ピンイン:hēi bái qiē
- カタカナ発音:ヘイバイチエ
黒白切はサイドディッシュを総称する表現で、米粉湯を提供するお店をはじめ、小吃店で提供されていることが多い料理です。
お店によって品揃えが多少異なりますが、豚のいくつかの部位(嘴邊肉・五花肉など)のほか、内臓、ソーセージ、豆腐、海鮮、野菜など色々な具材があり、欲しいものを指定して盛り合わせにしてもらうことができます。
おすすめ具材は、豚の頬周り肉の嘴邊肉。
黒白切の由来
台湾語で「適当・好きなようにする」という意味を持つ「烏白(オーペッ)」という言葉が元になっていて、黑白切は直訳すると「適当に切ったもの」という意味になります。
実際にお店で黒白切を注文すると、具材をササっと切ってお皿によそって提供されます。
ちなみに、オーぺッという表現は色々な使い方ができ、例えば台湾語で「話す」という意味を持つ「講(コン)」を加えて、「烏白講(オーペッコン)!」と言うと、「適用なこと言ってる!」「でたらめなこと言っている!」という意味になります。
注文方法
例えば、豆腐なら「一份(一個)豆腐」という形で欲しいものを欲しいだけ指定するか、「NT$100分下さい」などと金額を言ってお任せにしてもらうこともできます。
お任せにすると内臓部分など欲しくないものが盛り合わせになってしまうことがあるかもしれないので、欲しいものを指定した方が安全です。
以前、お任せにした時にかなりエグイ部位が出てきて、食べられなかったことがあります。
燙青菜
- ピンイン:tàng qīngcài
- カタカナ発音:タンチンツァイ
湯がいた野菜の燙青菜。
滷肉汁とにんにくで和えたり、お店によってソースなどを加えて味つけします。
上記画像は地瓜葉(さつまいもの葉)の燙青菜。
台湾ではごく一般的に食べる野菜になります。
ドリンク系グルメ
台湾はドリンクスタンド天国です。
日本にはないとってもクリエイティブなドリンクがたくさんあります。
金桔(キンカン)系のドリンクや青蛙下蛋という夜市によくあるドリンクも定番人気ですが、ここでは定番のタピオカミルクティーのほか、おすすめのドリンクについて紹介します。
珍珠奶茶
- ピンイン:zhēnzhū nǎichá
- カタカナ発音:ジェンジューナイチャー
タピオカミルクティーの珍珠奶茶。
台湾の国民ドリンクのような位置づけの飲み物です。
春水堂、50嵐、CoCoをはじめとしたドリンクスタンドでタピオカミルクティーが販売されています。
黑糖珍珠鮮奶
- ピンイン:hēitáng zhēnzhū xiānnǎi
- カタカナ発音:ヘイタンジェンジューシエンナイ
黒糖タピオカミルクは珍煮丹というお店のものが美味しいです。
黒糖のコク、そして黒糖タピオカのもっちり加減が最高です。
タピオカミルクティーよりも黒糖タピオカミルクの方が美味しいなと感じています。
水果茶
- ピンイン:shuǐguǒ chá
- カタカナ発音:シュエイグオチャー
フルーツティーの水果茶。
水果茶は一芳ものが美味しいです。
一芳は日本にも進出しているので、台湾でしか飲むことができないものではなくなっているものの、やっぱり台湾に来たら飲んで欲しいなと思うドリンクです。
フルーツ&デザート系グルメ
日本では高級であったり希少な果物でも、台湾では安く購入して食べることができます。
また日本にはないデザートも色々あるので、気になったものを試してみてください。
芒果
- ピンイン:mángguǒ
- カタカナ発音:マングオ
マンゴーが旬の時期は様々な品種を食べることができるチャンスです!
旬の時期はスーパーがマンゴーのワンダーランド化しているので、興味がある方は現地のスーパーをのぞいてみてください。
定番人気デザートのマンゴーかき氷もおすすめですが、マンゴーだけで食べる方がおすすめです。
火龍果
- ピンイン:huǒlóng guǒ
- カタカナ発音:フオロングオ
ドラゴンフルーツの火龍果。
ホワイト・レッド・イエローがありますが、台湾でよく見るのはホワイトとレッドです。
上の画像の左側にあるものがレッド、右側にあるものがホワイトのドラゴンフルーツです。
レッドドラゴンフルーツはホワイトよりも甘みが強くとても美味しいです。
湯圓
- ピンイン:tāngyuán
- カタカナ発音:タンユエン
湯圓は白玉団子のようなプレーンなものから、中にゴマペーストや小豆餡が入ったものがあったり、豚肉餡が入ったおかず系ものなど様々なものがあります。
冬至や元宵節に必須の定番デザートですが、年中よく食べられています。
杏仁豆腐
- ピンイン:xìngrén dòufu
- カタカナ発音:シンレンドウフー
杏仁豆腐を観光ついでに食べるなら迪化街にある夏樹甜品というお店が便利です。
また、于記杏仁豆腐という杏仁専門店の杏仁豆腐や杏仁茶もコクがあって美味しいです。
鳳梨酥
- ピンイン:fènglí sū
- カタカナ発音:フォンリースー
パイナップルケーキの鳳梨酥。
オリジナルフレーバーのほか、色々なフレーバーのパイナップルケーキを販売しているお店もあります。
芋頭酥
- ピンイン:yùtou sū
- カタカナ発音:ユートウスー
タロイモケーキの芋頭酥。
タロイモケーキは台中が有名ですが、台北でも購入できます。
阿聰師や先麥食品のタロイモケーキがおすすめです。
鍋物系&おまけのグルメ
鍋物&上記に分類しにくいと感じたグルメを追加で紹介します。
麻辣鍋
- ピンイン:málà guō
- カタカナ発音:マーラーグオ
鍋料理は台湾の人に愛されている料理の一つで、特に麻辣鍋は定番人気です。
花雕雞
- ピンイン:huādiāo jī
- カタカナ発音:ホワディアオジー
麻辣鍋と比較するとそこまでメジャーではないのですが、冬になると食べたくなる料理が花雕雞。
一品花雕雞というお店は花雕雞に加え、サイドディッシュがとても美味しいです。
菱角
- ピンイン:língjiǎo
- カタカナ発音:リンジャオ
ヒシの実の菱角。
そのブラックな見た目から敬遠されがちなヒシの実ですが、甘さ控えめでホコホコしていて美味しいです。
冬になると菱角を販売するお店を見かけるようになります。
滷味
- ピンイン:lǔwèi
- カタカナ発音:ルーウェイ
観光客の方はあまり口にしないジャンルに分類されますが、ローカルの人がよく食べているグルメが滷味。
鹽水雞や鹹酥雞と共に夜食の定番とも言える料理です。
もっと冒険してみたい人は・・・
鴨血や豬血糕などの内臓系のものだったり、鶏の足にあたる鳳爪だったり、まだまだ冒険できるグルメがほかにもあります。
鴨血や豬血糕は見た目で苦手に感じてしまうことがあるかもしれませんが、口にしてみると意外と美味しいです。
また、匂いが強烈であるものの、臭豆腐を食べてみたいという人は、ぜひ台湾でトライしてみてください。
伝統的な台湾料理が食べたい時におすすめのお店
台北で伝統的な台湾料理が食べたい時は、金蓬莱や興蓬莱が特におすすめです。
金蓬莱はミシュラン1つ星を獲得しているミシュラン常連店で、すごく人気です。
興蓬莱は金蓬莱とルーツが同一のお店で、メニューや価格帯が類似していて、料理のクオリティが高いです。
ミシュラン・ビブグルマンを参考にしても○
星付きのレストランなどは予約が必要であったり、価格が高いものが多いものの、お手頃価格で楽しめるビブグルマンは気軽に挑戦することができます。
ビブグルマンを中心に台北グルメを攻めてみる方法もおすすめです。
まとめ
この記事で紹介しているものはディープなものではなく、普通に美味しく食べることができるものばかりです。
気になるものがあれば台北で食べてみてください。
以上、台湾のおすすめグルメ40選でした!