サクサク食感の揚げ物は、とにかく美味しい!
…ものの、ダイエットや健康面を考えた時に、どこか罪悪感を覚え、食べることを我慢してしまうことがあるかもしれません。
マレーシアには、「そんなのどうでもいい!」と思える美味しい揚げ物スナックがたくさんあります。
この記事では、マレーシアのストリートスナック特集として、美味しい揚げ物系スナックについて紹介します。
マレーシアの揚げ物系ストリートスナック
ここでは、マレーシアで食べられているマレー系、中華系、インド系のストリートスナックをまとめて紹介します。
Pisang Goreng
マレーシアを代表するストリートスナックのPisang Goreng(ピサンゴレン)。
いわゆるバナナフリッターで、バナナ+揚げ物という最強のコンビネーションは、期待を裏切りません。
万人受けするスナックです。
Cempedak Goreng
Cempedakと呼ばれる果物に衣をつけて油で揚げたCempedak Goreng。
1年中食べることができるピサンゴレンとは異なり、Cempedakには旬があるため、限られた時期に食べることができるものです。
油で揚げたCempedakは種まで食べることができ、種が栗を思わせるホクホク食感になるところがCempedak Gorengのユニークなポイントです。
Cempedak Gorengは、ピサンゴレンを販売しているお店で販売しているケースが多いです。
Kuih Keria
さつまいもを使ったドーナツのKuih Keria。
さつまいもの優しい甘みが味のアクセントになっているKuih Keriaは、小麦粉を使う普通のドーナツよりも美味しいです。
グラマラッカ(ココナッツパームシュガー)を使ったKuih Keriaは、Kuih Keria Gula Melakaと呼ばれていて、黒っぽい色をしています。
Kuih Keria Gula Melakaは、グラマラッカが持つコクのある甘さが加わり、より美味しいです。
Curry Puff
カレーパフも、マレーシアで大定番のストリートスナックです。
英語でCurry Puff(カリーパフ)ですが、マレーシアではKaripap(カリパップ)という呼び方も定番です。
Cucur Udang
エビフリッターのCucur Udang。
かき揚げのようにして作る料理で、日本人の口に合うスナックです。
Fried Popiah
揚げ春巻きのFried Popiah。
マレーシアのポピアは、Jicama(ヒカマ)という野菜をメインの具材に使っていて、日本の春巻きとは少し異なります。
揚げていない普通のポピアもすごく美味しいので、ぜひ食べてみてください。
Cekodok Pisang
バナナボールのCekodok Pisang。
外側をサクサクにしたバナナブレッドのようなイメージのスナックになります。
地瓜球(Sweet Potato Balls)
台湾で定番の地瓜球。
標準中国語でdìguā qiú(ディーグワチョウ)と呼ばれるもので、ペースト状にした地瓜(さつまいも)を油で揚げるスナックです。
台湾の夜市に行くと売っていることが多いものですが、マレーシアでも購入することができます。
芝麻球(Sesame Balls)
胡麻団子の芝麻球(セサミボール)。
点心の1つである芝麻球は、マレーシアの点心レストランで提供していることが多い一方、揚げ物スナックを販売している露店などでも購入することができます。
ごま餡のほか、あんこや蓮の実ペーストを使った芝麻球(セサミボール)もあります。
炸年糕(Kuih Bakul)
春節に食べるお餅の年糕。
年糕を油で揚げたものを炸年糕と呼びます。(マレー語ではKuih Bakul)。
年糕のトロトロっとした溶けるような食感が美味しいスナックです。
油條(Youtiao)
「中国の揚げパン」と形容される油条。
豆乳やお粥と一緒に食べたり、マレーシアではコーヒーに浸して食べたりします。
鹹煎餅(Ham Chim Peng)
中国式ドーナツの鹹煎餅。
中国・広東省で定番のスナックで、広東語でhaam4 zin1 beng2と発音します。
マレーシアでは、Ham Chim Peng(ハムチムペン)と呼んでいます。
鹹煎餅のフレーバーは、あずき、五香粉、もち米が定番です。
あんこ入りのHam Chim Peng。
日本のあんドーナツの生地をぺらっと薄くして、フィリングのあんこをごく少なめにしたようなイメージです。
もち米入りのHam Chim Peng。
もち米ドーナッツのようなもので、日本人の感覚からすると、ユニークな組み合わせです。
鹹煎餅のなかでは、あんこ入りが一番美味しいと感じています。
なお、鹹煎餅(Ham Chim Peng)は、油条を販売しているお店で一緒に売っていることが多いスナックになります。
Samosa
インドのストリートスナックとして知られるSamosa(サモサ)。
じゃがいもをベースにした餡をスパイスで味つけし、皮に包んで揚げるスナックです。
ストリートスナックはクアラルンプールのどこで食べる?
伝統的な販売スタイルは道端の屋台形式で、昔ながらのお店はその場で揚げ物を作っていることもある一方、ショッピングモール内にあるお店で購入できるものもあります。
購入場所はたくさんありますが、ここではクアラルンプールにある便利な購入スポットについていくつか紹介します。(旅行者の人がアクセスしやすい場所にある…という観点でお店をピックアップしています。)
I LOVE YOO!
ショッピングモール内で営業していることが多いI LOVE YOO!。
油条が看板メニューのお店ですが、鹹煎餅、胡麻団子、カリーパフなどの揚げ物スナックも充実しています。
Nyonya Heritage
KLセントラル駅近くで営業しているNyonya Heritage。
様々な伝統菓子(クエ)や軽食を販売していて、揚げ物系スナックも豊富です。
Brickfields Pisang Goreng
Nyonya Heritageのすぐ近くで営業しているBrickfields Pisang Goreng。
クアラルンプールで有名なピサンゴレンのお店で、Pisang Raja(ピサンラジャ)というバナナを丸ごと使ったピサンゴレンを販売しています。
また、胡麻団子、カリーパフ、炸年糕も販売していて、どれも美味しいです。
寛記(Imbi Kuih Bakul)
炸年糕に関しては、ICC Puduで営業している寛記(Imbi Kuih Bakul)というお店が特におすすめです。
ICC Puduは中華系グルメを楽しめる場所です。
Nyonya Colors
ニョニャクエをはじめとした伝統菓子やスナック、軽食を販売するNyonya Colors。
Cecodok、Samosa、Cucur Udang、Kuih Keria、カリーパフなど定番のスナックが一通り揃っているお店です。
ニョニャクエや軽食は美味しいものが多い一方、揚げ物系の味はまぁまぁという印象ですが、ロケーションの良さとアクセスのしやすさ、メニューの豊富さの観点からおすすめのお店です。
まとめ:これだけは食べたいストリートスナックとは?
個人的なおすすめは、
- Pisang Goreng
- Kuih Keria
- Curry Puff
- 炸年糕
また、上記で紹介した以外にも、揚げワンタン、Murukku、Keropokなどもマレーシアで親しまれている揚げ物系スナックになります。
気になるものがあれば、ぜひ試してみてください。
以上、マレーシアのストリートスナックについての紹介でした!