マレーシアで昔から食べられているKaya Puff(カヤパフ)。
欧米のペイストリーをベースに、南洋で生まれたカヤを織り込んだフュージョンとも言える食べ物です。
Kaya Puff(カヤパフ)とは?
生地のなかにカヤジャムを包み、オーブンでサクサクに焼き上げて作るKaya Puff(カヤパフ)。
中国語表記は咖椰角(または加央角)で、マレーシアではKaya Kokと呼ぶこともあります。(Kokは角を広東語で発音した時の音になります)
カヤパフの美味しさを決定づけるもの
- サクサク&ホロホロ食感のフレーキーな生地
- カヤの美味しさ
…この2つがカヤパフの美味しさの決め手になります。
特にカヤジャムの美味しさが重要で、美味しいカヤを使って作られたカヤパフはとても美味しいです。
カヤパフはマレーシアのどこで買える?
カヤパフは、街のベーカリーや焼包を販売するお店で一緒に販売されていたりすることが多いです。
イポーに有名なお店があるほか、割と色々なところで販売されていますが、ここではクアラルンプール近郊の購入スポットについていくつか紹介します。
亜洲焼包(Siew Pow Master)
焼包が有名な亚洲烧包(Siew Pow Master)。
焼包の発祥地として有名なNegeri Sembilanのスレンバンにあるお店で、そのカヤパフは非常に美味しいです。
クアラルンプール中心部から車で1時間以上かかり、アクセス面があまり便利でないため、カヤパフを買いに行くためだけに足を運ぶというよりも、スレンバンに行く機会がある時についでに立ち寄る形がおすすめです。
溏記海南茶室
クロワッサンカヤバターが美味しい溏記海南茶室。
そのカヤパフも美味しいです。
焼包王
焼包が美味しい焼包王。
亚洲烧包や溏記海南茶室のカヤパフと比較して、焼包王のカヤパフの生地は油っぽさが少なく、かなりライトな食感であっさりしています。
カヤの味が良い点がおすすめポイントです。
KLのチャイナタウン
クアラルンプールのチャイナタウンにも、カヤパフを販売しているお店がいくつかあります。
有名な露店はSwiss Roll And Kaya Kokですが、品泉茶室(Bunn Choon Restaurant)、鳳凰餅家(Fung Wong Biscuit)、麗豊茶餐室(Lai Foong Kopitiam)などのお店でも取り扱いがあります。
(ただ、味がまぁまぁというお店も多いので、個人的なおすすめは亚洲烧包と溏記海南茶室です)
ベーカリー
街のパン屋さんでもカヤパフを取り扱っていることが多いです。
上記画像は、スーパーのVillage Grocerに併設されているベーカリーで販売されているカヤパフ。
生地のサクサク感はそこまでなく、なかに入っているカヤも少なめですが、味は悪くないです。
Village Grocerは色々な場所にあるスーパーであるため、買いやすさがおすすめポイントです。
まとめ:カヤパフは美味しい伝統ペイストリー
カヤジャムの定番の食べ方はカヤトーストですが、ペイストリーとして食べるカヤパフも一味違う美味しさがあります。
カヤパフはティータイムにぴったりのおやつで、カヤが好きな人やペイストリー好きの人におすすめすることができます。
以上、マレーシアのカヤパフについての紹介でした!