マレーシア定番朝食の1つであるNasi Lemak。
マレー系の料理であることから、Nasi Lemakと一緒に食べるおかずは鶏肉料理や牛肉、イカなどのシーフードが一般的ですが、非イスラム教徒のオーナーが経営するNasi Lemakのお店のなかには豚肉料理を提供しているお店もあります。
例えば、Chow Kit市場にあるTaste Legendary Nasi Lemak Chow Kit Market。
Taste Legendary Nasi Lemak Chow Kit Market
Chow Kit市場の片隅で営業するTaste Legendary Nasi Lemak Chow Kit Market(中国語の店名は秋傑路巴剎 炸肉椰漿飯)。
中華系の人が経営するお店で、現在お店を取り仕切るのは3代目のご主人になります。
Nasi Lemakのつけ合わせのきゅうりやアンチョビのIkan Bilis(イカンビリス)。
お店のテーブルに並べられているおかずから好きなものを選ぶと、お店の人が取り分けてくれます。
お持ち帰りがメインのお店
注文する時に持ち帰りかその場で飲食するのか聞かれるので、好きな方を選びます。
持ち帰りをする場合は持ち帰り用に包んでくれ、その場で飲食する場合はお皿にご飯をよそってくれます。
Taste Legendary Nasi Lemak Chow Kit Marketのお店には飲食スペースはありませんが、近くにあるコピティアムのスペースで飲食が可能です。
ただ、お持ち帰りする人が多いお店です。
優しい味のココナッツライス
上記画像のNasi Lemakはおかずを追加していないベーシックな状態(Nasi Lemak Biasa)のものです。
きゅうり、茹で卵、アンチョビに、空芯菜のおかずが添えられています。
蒸して作ったご飯はふかふかに仕上がっています。
ココナッツの香りはそこまで高くなく、ほんのりとしたココナッツの味です。
Taste Legendary Nasi Lemak Chow Kit MarketのNasi Lemakを口にした時に一番印象に残るのは、唐辛子のソースであるSambal(サンバル)。
ご飯の味は普通…という印象ですが、サンバルは美味しいです。
看板メニューの客家炸肉
上記画像のNasi Lemakはおかずにカリーチキンと客家炸肉を選んだものになります。
看板メニューの客家炸肉(Hakka Zha Yuk)。
客家炸肉は客家(ハッカ)スタイルの豚肉料理で、下味をつけた豚のバラ肉を油で揚げ、紅腐乳や五香粉、オイスターソースやダークソイソースなどを使ったベースに加えて煮込む料理です。
豚肉の食感はホロホロして、柔らかく仕上がっています。
カリーチキン(カレーチキン)も美味しいです。
ロケーション&行き方
住所:Pasar Transit Zone C, Jalan Raja Bot, Chow Kit, 50300 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur
Chow Kitの市場があるメインスペースではなく、飲食店が入っている建物のなかにTaste Legendary Nasi Lemak Chow Kit Marketのお店があります。
アクセス方法詳細
Jalan Raja Botという市場の裏側にある通りに、Pasar Transit Zone Cの入口があります。
この入口からまっすぐ歩いて行くと、階段があるエリアに到着します。
階段を下に降りて、右手側にある通りを歩いて行くと、そのつきあたりにTaste Legendary Nasi Lemak Chow Kit Marketがあります。
まとめ
客家炸肉というユニークな料理を提供するTaste Legendary Nasi Lemak Chow Kit Market。
そのユニークさに加え、価格の安さも人気の理由です。
以上、Taste Legendary Nasi Lemak Chow Kit Marketについての紹介でした!