クアラルンプールで食べるべきローカルグルメの一つ、チリパンミー(辣椒板麵)。
マレーシアで一般的な板麺(Pan Mee)をアレンジして誕生したチリパンミーは、Restoran Kin Kinで誕生したクアラルンプールの名物料理です。
この記事ではチリパンミー発祥の名店、Restoran Kin Kinについて紹介します。
Restoran Kin Kin(建記辣椒板麵)
Chow KitエリアのそばにあるRestoran Kin Kinの本店。
従来の客家スタイルの板麺はフラットな形状の麺を使ったアンチョビベースのスープ麺料理ですが、Restoran Kin KinのオーナーであるTan Kok Hongさんが麺の形を変えたりチリや卵を加えるなど独自のアレンジを加えて1980年代に作り上げたものがドライチリパンミーになります。
名物のドライチリパンミー
Restoran Kin Kinのドライチリパンミー。
Ikan Bilis(アンチョビ)・ポーチドエッグ・豚挽肉・青ネギが入っています。
ドライチリパンミーとセットになっているスープ。
スープの中に入っているものは马尼菜(mani chai)。
マレー語でsayur manisと呼ばれる马尼菜(mani chai)は一般的な客家板麺に使われている葉野菜です。
チリパンミーの味を支える影の主役であるチリ。
チリを加えることで、味が引き締まります。
好みに応じてチリを加え、よく混ぜ合わせてから食べます。
Restoan Kin Kinの麺はフラットではなく丸みをおびた太麺になっていて、もっちりとした食感になっています。
これがチリやトロトロの卵、そしてアンチョビなどの具材とよく絡みます。
スープパンミー
スープバージョンのパンミーもあります。
スープパンミーは優しい味で美味しいものの、Restoran Kin Kinで食事をするなら、ドライの方が断然おすすめです。
そのほかのメニュー
Restoran Kin Kinにはメインディッシュである板麺(パンミー)のほかに、サイドディッシュがあります。
フィッシュボールやポークボール。
優しい味のスープが美味しいです。
ドリンク類はハーバル系のものがいくつかあります。
亀苓膏涼茶。
竹蔗馬蹄水。
Restoran Kin Kinのロケーション
住所:40, Jalan Dewan Sultan Sulaiman, Kampung Baru, 50300 Kuala Lumpur
最寄駅はモノレールのMedan Tuanku駅。
最寄駅からのアクセス方法詳細
Medan Tuanku駅のC出口から真っ直ぐ歩いて行きます。
バス停を通り過ぎたすぐ近く、右手側に上記の通路があるのでここで右に曲がります。
その先に広がる上記の道を歩いて行くと、右手側にRestoran Kin Kinがあります。
Restoran Kin Kinは本店のほかにも、Publikaなどいくつか店舗があります。
クアラルンプールにあるチリパンミーが美味しいそのほかのお店
Restoran Kin Kin本店の斜め前にはRestoran Super Kitchenというチリパンミーのお店があり、このお店のチリパンミーも美味しいです。
Restoran Kin KinやRestoran Super Kitchenの本店の雰囲気は、どちらも大衆的なローカル感がありますが、もう少し綺麗な環境でチリパンミーが食べたい時は面対面(Face to Face Noodle House)というお店が使いやすいと思います。
まとめ
Restoran Kin Kinはやや塩っぱいと感じることがありますが、元祖であり有名店であるため、はじめてチリパンミーを食べる時は本店に足を運んでみても良いと思います。
チリパンミーはシンプルさのなかに旨みがギュッとつまった料理で、繰り返し食べたい衝動に駆られるローカルグルメです。
美味しいチリパンミーが多いクアラルンプールでぜひ食べてみてください。
以上、Restoran Kin Kinのチリパンミーについての紹介でした!