「ここ、本当に台北市?」
…と感じる山のなかにある南港茶葉製造示範場。
新北市との境に近い場所にある南港茶葉製造示範場は、台湾茶史や製茶方法を学ぶことができる展示場であり、南港包種茶を茶農家から直接購入できる場所でもあります。
台北にある南港茶葉製造示範場
山道をのぼった場所にある南港茶葉製造示範場。
入場すると係の人が展示場の概要について丁寧に紹介してくれます。(対応言語は中国語になります)
台北市政府が運営に関わっている施設で、入場料は無料です。
展示場周辺には、茶園や金木犀の歩道があり、天気が良い日は散策が楽しめます。
茶園やキンモクセイが有名
台北市南港区にある南港茶葉製造示範場周辺は、南港包種茶の産地として有名で、包種茶に適した青心烏龍の茶葉が栽培されています。
台北101が見える
展示場からは台北101が見えます。
撮影時は雨が降っていて天候が良くありませんでしたが、晴れの日は台北101がはっきり見えます。
蛍の鑑賞スポット
南港茶葉製造示範場周辺は、静かで綺麗な水がある場所であることから、蛍が生息しています。
例年4月〜5月にかけて蛍を鑑賞することができます。
南港茶葉製造示範場の見所
休憩スポット
南港茶葉製造示範場の内部。
茶器の展示物のほか、座席に座ってのんびりできる休憩スペースがあります。
図書室。
茶道教室の部屋。
台湾茶について学ぶスポット
南港茶葉製造示範場のなかには、台湾茶について学ぶことができる展示物があります。
製茶について学ぶスポット
製茶に関する展示物。
製茶に使う機械もあり、これらは実際に南港にある茶農家の方々が使用しているものになります。
ロケーション
住所:南港區舊莊路2段336號
MRT南港展覧館駅から車で20分でアクセスできます。
また、南港駅や南港展覧館駅からバスを利用することもでき、小5または小5区のバスで30分程度になります。
まとめ
予約が必要になりますが、南港茶葉製造示範場では製茶体験もできるそうです。
また、展示場内で茶農家の方が茶葉の販売をしているので、試飲の上、茶葉を購入できます。
南港包種茶の取り扱いもあり、実際に購入してみたところ、とても美味しかったです。
台北市内中心部でも製茶の工場見学ができる場所がありますが、南港茶葉製造示範場では製茶に使用する機械を間近で見ることができ、周辺の大自然の雰囲気を楽しむという一味違う体験ができる場所です。