近年のトレンドとしてマレーシア各地に広がるストリートアート。
Ernest Zacharevicさんがペナンで描いたウォールアートが最も有名であるものの、ペナン以外の場所でも様々なストリートアートを目にすることができます。
この記事ではマラッカで見るストリートアートについて紹介します。
Kiehl’s(キールズ)のウォールアート
創業1851年、160年以上の歴史を持つアメリカのスキンケアブランド、Kiehl’s(キールズ)。
上記のカラフルなストリートアートは、キールズがマレーシアの世界遺産を祝うプロジェクトの一つとして2015年に取り組んだものになります。
「Kiehl’s」の文字が描かれた”扉”の前が人気のフォトスポットになっています。
こちらもKiehl’s(キールズ)によるストリートアート。
ストリートアートを描いたのはマレーシア出身のアーティスト、Fritilldeaさんになります。
Kiehl’s(キールズ)ウォールアートのロケーション
住所:Jalan Tukang Besi, 75200 Melaka
オランダ広場の対面、橋を渡った川沿いにあります。
オランウータンのウォールアート
マレーシア出身のアーティスト、Charles Chamさんのアトリエ&ショップに描かれたオランウータン。
こちらも人気のウォールアート&フォトスポットです。
オランウータンハウスのロケーション
住所:59, Jalan Hang Jebat, 75200 Melaka
上記で紹介したKiehl’s(キールズ)のストリートアートから見て、道路を挟んだ対面にあります。
リバーサイドのウォールアート
市内中心部を流れるマラッカリバー沿いにも様々なストリートアートがあります。
川沿いの散策やクルーズを楽しみながら、建物の壁に描かれたストリートアートに注目してみてください。
上記はマラッカの戦士、Hang Tuah(ハン・トゥア)を描いたウォールアート。
路地裏のストリートアート
Jalan Hang Kasturiの近くにある路地裏にもストリートアートがあります。
このエリア一帯にたくさんのストリートアートが描かれています。
カップを持った男性とSia Basketと呼ばれる伝統バスケットを持った女性のウォルアート。
動物と子供。
マレーシアの紙幣と男性。
窓から飛び出す動物。
子供たち。
水牛。
鍛冶屋。
オランウータン。
窓の外に描かれたバラと窓から顔を出す女性。
日曜大工をする男性。
船と労働をする人々。
颯爽と走る馬。
路地裏にあるストリートアートのロケーション
住所:1938, Jalan Kampung Kuli, 75200 Melaka
モスクや寺院が立ち並ぶハーモニーストリートと呼ばれるJalan Tukang EmasとJalan Hang Kasturiが交わる交差点からすぐのところにあります。
こちらのストリートアートの対面に細い道があり、そこに上記で紹介したウォールアートがあります。
馬のストリートアートに関しては、Jalan Hang KasturiとJalan Kumpung Pantaiが交わる場所にあり、少しだけ離れています。
MAMEE(マミー)のワイヤーアート
マラッカ発祥の企業、MAMEE(マミー)のコンセプトストアであるMAMEE Jonker House(マミージョンカーハウス)の横に、ちょっとしたワイヤーアートがあります。
「MAMMY(マミー)」と呼ばれるかも?!と期待したお母さんと、期待に反し「MAMEE」と言った赤ちゃんを描いたワイヤーアートです。
MAMEEワイヤーアートのロケーション
住所:46 & 48, Jalan Hang Jebat, 75200 Melaka
ジョンカーストリートの中にあります。
まとめ:素朴なマラッカのストリートアート
独特の素朴さがあるマラッカのストリートアート。
Ernest Zacharevicさんが描くあの何とも言えない芸術的なストリートアートと比較すると見劣りするところがあるものの、マラッカのストリートアートはさらっと見てまわることができるので、興味がある方は街歩きを楽しみつつチェックしてみてください。