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台湾総統府の見学方法【時間、入口、セキュリティチェック、アクセス情報など知っておくべき情報】

台湾政治の要、総統府。
政府官邸の一部のスペースは一般公開されていて、見学が可能です。
この記事では台湾総統府の見学方法について紹介します。
- セキュリティチェックで身分証明書が必要なので、パスポートを忘れずに!
- 平日の9時〜12時(最終入場11時30分)または指定された平日以外の日に見学が可能
見学が可能な台湾総統府

総統が執務を行い、政治の指揮をとる総統府。
総統府の前身は日本統治時代の臺灣總督府になります。
日治時代に火災が発生したほか、1945年の台北大空襲に見舞われた際に建物の正面左側部分が破壊されてしまったものの、本体部分は無事で度重なる修復作業を経て現在に至ります。
総統府見学入口の位置【地図】とアクセス方法

台北市中正區重慶南路1段122號-三號門
寶慶路と博愛路が交わる場所にある総統府の三號門(3番ゲート)が見学用の入口になっています。
総統府へのアクセスにはMRTやバスが利用でき、MRTを利用する場合、
- MRT西門駅3番出口
- MRT台大醫院駅1番出口
いずれかの駅からアクセス可能です。
MRT西門駅3番出口から見学入り口までの行き方

3番出口を出たら、そのまままっすぐ歩いていくだけです。
徒歩で5分程度の歩いて行くと…

3番ゲートに到着します。
遠目からパッと見るとゲートだとわかりませんが、見学者の行列ができているので、「ここだ」を気づくことができると思います。

個人のセルフガイドで見学する場合、「現場排隊(No prior booking)」と書かれた場所に並び、セキュリティチェックに進めばOKです。
見学の種類
総統府の見学には個人と団体があります。
15名未満であれば個人枠、15人以上であれば団体枠になります。
個人と団体でそれぞれセルフガイドツアーとガイド付きツアーがあります。
予約が必要なツアー
15名以上の団体で訪れる場合、3開庁日前の予約が必要です。(予約日、参観日、閉庁日は含まない3日前になるので注意してください)
総統府公式サイトから予約受付しています。
個人で見学する場合、予約は不要です。
総統府見学時間【2025年】
基本的に月〜金(平日)の9時〜12時(最終入場は11時30分)が一般(個人)の見学時間になっています。
また、特定の週末や祭日に見学が行われることもあります。
2025年の場合、以下の日程も見学が可能となっています。
- 9月20日(土)9時〜16時
- 10月18日(土)9時〜16時
- 11月1日(土)9時〜16時
- 12月6日(土)9時〜16時
詳細および最新情報は総統府公式サイトの「參觀總統府」→「參觀資訊」から確認できます。
見学前に最新見学スケジュールを確認することをおすすめします。
団体やガイド付きの場合の見学時間

ガイド付きの場合や団体の場合、見学時間が定められています。
種類 | 見学時間 |
---|---|
ガイド付き個人 | ・平日:9:00/10:00/11:00 ・見学が許可された平日以外:9:00/10:00/11:00/13:00/ 14:00/15:00 |
セルフガイド団体 | ・平日:9:00/10:00/11:00 ・見学が許可された平日以外:9:00/10:00/11:00/13:00/14:00/15:00 |
ガイド付き団体 | ・平日:9:30/10:30 ・見学が許可された平日以外:9:30/10:30/13:30/14:30 |
種類 | 見学時間 |
---|---|
ガイド付き個人 | ・平日:9:00/10:00/11:00 ・見学が許可された平日以外:9:00/10:00/11:00/13:00/ 14:00/15:00 |
セルフガイド団体 | ・平日:9:00/10:00/11:00 ・見学が許可された平日以外:9:00/10:00/11:00/13:00/14:00/15:00 |
ガイド付き団体 | ・平日:9:30/10:30 ・見学が許可された平日以外:9:30/10:30/13:30/14:30 |

個人参観でガイド付きのツアーに参加する場合、各時間枠は最大30人までになっています。
私はガイド付き見学ツアーに参加しようとして、時間に合わせて訪問したのですが、参加方法がよく分からず、気づいたら個人一般の見学に誘導されていて、そのままセルフツアーで総統府を見ました。
このあたりがよく分からなかったので、ガイド付きツアーに参加したい場合は係の人に確認してみてください。
ただ、セルフツアーでも建物内の説明書きにじっくり目を通すことができたので、十分楽しめました。
見学方法
- 3番ゲートの入口に並ぶ
- セキュリティチェック
- 見学
…というシンプルな流れになっています。
意外だったのは、セキュリティ前の入口部分に行列ができていたことで、結構混んでいました。
セキュリティチェック
セキュリティチェックでは、身分証明書の提示が求められます。
日本人の場合、パスポートが必要になるので、忘れないようにしてください。
また、手荷物チェックもあり、水筒やペットボトルなどの飲料を持っている場合は、安全確認のためその場で一口飲むように指示されます。

セキュリティチェックが終わると、ボランティアの人が総統府の建物の入口まで誘導してくれます。
ボランティアの人は親切で、日本人だとわかると日本語で話しかけてくれる人もいました。
見学可能な総統部の内部
正大門、敞廳、大禮堂、南苑、北苑、一樓展覽室、回廊部分が見学可能です。

建物内部には台湾民主化に関わる歴史、歴代総統、台湾の生態系や技術に関する展示室のほか、総統府の建築に関する展示があるので、これらを見学する形になります。

台湾の歴代総統の写真。
初代の蒋介石から日本人にも馴染み深い李登輝さん、2025年現在総統を務める賴清德さんなどの写真が展示されています。

建物の内部。
ここに様々な展示室があります。

回廊部分には総統府の歴史や構造についての説明があり、建築に興味がある人は興味深く見学できます。
展示物の言語は中国語と英語になります。
なお、総統府の建築ポイントやこれまでの改修工事については、総統府公式サイトでも詳しく紹介されています。

総統府の中庭。
南側は南苑、北側は北苑と呼ばれています。

出口付近にはギフトコーナーがあり、お土産や記念品を購入することができます。
総統府のギフトコーナーにはかわいいものが多いので、ぜひ覗いてみてください。

台湾総統府は無料で見学できる?
総統府の見学は無料です。
総統府観光所要時間は?
セルフガイドで展示物にある程度しっかり目を通す場合、1時間程度かかります。
展示物にあまり目を通さない場合はもっと早く見学が終了しますが、1時間程度の時間を確保することをおすすめします。
台湾総統府見学の服装は?注意事項はある?
総統府公式サイトにあるガイドラインでは、
適切な服装をすること
と定められています。
常識ある服装をすればOKで、スーツ着用やおしゃれなワンピースを着るなど過剰なドレスアップは必要はありません。
日本人の感覚で言う普通の服装、つまり普段着であれば問題なく、Tシャツでも大丈夫です。
また、ガイドラインでは「手荷物は最小限に」とも書かれていて、あまりたくさんの手荷物を持ち込まないようにと注意書きがあります。
総統府内へのペットや食べ物の持ち込み、喫煙、ガムを噛むことは禁じられています。
まとめ
無料で見学することができる台湾総統府。
建築に関する興味深い資料があるほか、総統府の中庭から見る風景は特別なものなので、ぜひ足を運んでみてください。
すぐ近くには二二八和平公園もあり、総統府見学の後に公園散策を楽しむこともできます。

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