龍と虎のパゴダ(龍虎塔)が人気観光スポットになっている蓮池潭。
龍虎塔以外にもハッと目をみはるような見所がある場所です。
この記事では、高雄の蓮池潭風景区について紹介します。
高雄の蓮池潭風景区

高雄市左營区にある蓮池潭。
大きな池の周りにパゴダや孔子廟が立ち並び、蓮池潭風景区として散策を楽しむことができる場所になっています。
蓮池潭の読み方(発音)
蓮池潭の読み方はLiánchí tán。
拼音に沿った発音をするとリエンチータンになりますが、台湾らしい南部の発音だと「池」を意味する“chi”の”h”の音を抜いてリエンツータン。
これは好吃をハオチーと言うかハオツーと言うかの違いで、chiの音を発音する時に口を横に広げつつ「ツー」と発音すれば正しい音になります。(日本語のうの発音をする時の口の形ではなく、口を横に広げて発音します)

英語表記はLotus Pond(ロータスポンド)。
漢字で蓮、英語でLotusという言葉が使われている通り、池には蓮があります。
龍虎塔(2025年までリノベーション中)

観光客に人気の龍虎塔(パゴダ)。

リノベーションが行われていて、工事終了予定は2025年になっています。
高雄で龍虎塔を見ることを楽しみにしている場合、「パゴダがリノベーション中なんだ…。」とガッカリするかもしれませんが、蓮池潭には龍虎塔以外にも十分楽しめる場所があるので、以下に見所を紹介します。
春秋閣

龍虎塔から歩いてすぐの場所に位置する春秋閣。

撮影スポットとしておすすめの場所です。

夜になると幻想的なスポットに変化する場所で、素敵な写真が撮れます。

春秋閣の対面にある啓明堂。
関羽を祀る場所になります。
元帝廟北極亭(玄天上帝神像)

春秋閣からさらに奥に位置する元帝廟北極亭。
蓮池潭に浮かぶように見える玄天上帝神像の存在感に圧倒されます。
もっと奥に歩いて行くと、高雄左營孔子廟があり、孔子廟も見所の1つになっています。
元帝廟北極亭にあるユニークなおみくじ

元帝廟北極亭には、様々な種類のおみくじがあります。

台湾語でお願い事をしないといけないと書かれているものもありますが、コインを入れるだけの簡単なおみくじもあります。

上記画像はコインを入れると、なかにいる人形がおみくじを運んでくれるタイプのおみくじになります。

金の卵のなかにお守りが入った金鶏招財蛋。
けたたましい鶏の鳴き声と共に金の卵が落ちてくる、ユニークなおみくじです。
どちらのおみくじも、エンターテイメント性があります。

人形がおみくじを運んでくるタイプのものは、おみくじが出た後に機械にある専用の道具を使って、おみくじを開封します。
上記画像のネジのような部分におみくじを押し込むと、外側のパッケージが破れて、なかに入っている紙を取り出すことが可能です。

こちらがおみくじ。
おみくじの解説書もあります。
蓮池潭風景区のロケーション
蓮池潭の最寄駅は台鉄の左營駅。
なお、台鉄には左營駅と新左營駅があり、左營駅からの方が蓮池潭に近いです。
台鉄の新左營駅と同じエリアにある高鉄(新幹線)の左營駅から蓮池潭までタクシーやUberを利用する場合、約10分くらいで蓮池潭風景区の入口に到着します。
蓮池潭は池の周りを歩いているだけでかなり疲れるので、蓮池潭へのアクセスは車をおすすめします。
まとめ
長いリノベーションが続いている龍虎塔。
「龍虎塔の写真が撮りたかったのに…」
…と残念がる人も多い場所ですが、龍虎塔の完璧な写真が撮れなくても十分楽しむことができる場所です。
特に夜に訪れる蓮池潭は幻想的でとても素敵な場所なので、日が沈んでから足を運ぶ形がおすすめです。
日中は暑くなり、蚊が多い場所でもあるので、夏場に訪れる場合は紫外線&熱中症対策と虫除けをしっかりするようにしてください。
