「図書館じゃないみたい…」
こんな第一印象を抱く高雄市立図書館。
建築美がキラリと光るその図書館は、観光客にもおすすめの足を運ぶべきスポットです。
この記事では高雄市立図書館について紹介します。
高雄市立図書館の概要
台湾の劉培森(Ricky Liu)さん率いる設計事務所と日本の竹中工務店の協働で造られた高雄市立図書館。
元々、別の場所にあった旧高雄市立図書館の老朽化に伴い、高雄のニューベイエリアに新しく造られたものが現在の高雄市立図書館になります。
新高雄市立図書館は2014年にプレオープンしたのち、2015年に正式に開館しました。
図書館のフロアマップ
図書館の構造は地下1階から8階まで、そして屋上に庭園があります。
1階エリアにあるカフェの翰林茶館。
図書館の3階にはZone Caféがあります。
図書館の内部。
中央にある螺旋階段が象徴的なデザインになっています。
図書館内には、多くの座席があり、本を読んでいたり、勉強していたり、寝ている人もいます。
当たり前ですが、とても静かで、物音一つ聞こえないような静寂さに包まれています。
屋上にあるニューベイガーデンと空橋
高雄市立図書館の屋上には、新湾花園(ニューベイガーデン)と空橋(スカイウェイ)があります。
上記画像はニューベイガーデンやスカイウェイへの道のりを示す案内表示。
こちらがニューベイガーデン。
ちょっとした散策を楽しむことができます。
上記画像にある高層ビルは承億酒店(TAI Urban Resort)で、インターコンチネンタルホテルもすぐ近くにあります。
文創会館と承風書局(City Wind Books)にアクセスできる
屋上エリアには空橋(スカイウェイ)があり、文創会館と承風書局(City Wind Books)にアクセスできます。
こちらが空橋。
承億酒店(TAI Urban Resort)の7階にあるブックストアの承風書局(City Wind Books)。
なかにはちょっとしたカフェスペースもあります。
カフェメニューは飲み物が中心で、食べ物は数種類のケーキだけだったのですが、注文時にお腹が空いていて「食べ物のメニューはありませんか?」と聞いたせいか、店員さんが注文していないビスケットをサービスしてくれました。
気を遣わせてしまった…と申し訳なくなりましたが、店員さんがすごく優しくて親切だったので、承風書局(City Wind Books)はおすすめの休憩スポットです。
こちらはレモンのパウンドケーキ。
とても美味しかったです。
夜に足を運ぶべき図書館
高雄市立図書館を訪れるなら、絶対に夜の時間帯がおすすめです。
昼間とは異なる雰囲気になり、建築物としての美しさがより際立ちます。
夜の高雄の風景を楽しむために、屋上に足を運ぶ形もおすすめです。
夜の時間帯はカップルが多めです。
高雄市立図書館の開放時間
開放時間は10:00〜22:00。(土曜日と日曜日は21:30に入館停止)
祝日は10:00〜17:00(16:30入館停止)になっています。
また、休館日は毎週月曜日になっているので注意してください。
最新の開放日情報については、高雄市立図書館公式サイトで確認できます。
ロケーション
住所:高雄市前鎮区新光路61號
最寄駅はライトレールの高雄展覧館駅。
高雄展覧館駅から徒歩3分〜5分程度で図書館に着きます。
また、MRTの三多商圏駅から徒歩8分でアクセス可能です。
高雄図書館のすぐ近くに承億酒店(TAI Urban Resort)とインターコンチネンタルホテルがあり、どちらも高層ビルでどこから見ても目立つので、迷うことはないはずです。
まとめ
美しさに圧倒される高雄市立図書館。
観光客でも入りやすい雰囲気がある場所で、館内では“禅”を感じる静かで落ち着いた時間を過ごすことができます。
以上、高雄市立図書館についての紹介でした!