海産物が有名な高雄の旗津。
そんな旗津への定番の行き方が鼓山フェリーターミナルから船に乗ってアクセスする方法です。
この記事では旗津行きフェリーの乗り方、料金、所要時間について紹介します。
高雄のフェリー料金と支払い方法
フェリー料金の支払い方法は、現金またはICカード。
現金で支払う場合は、小銭を準備してください。
フェリー料金の一覧がこちら。(バイクや自転車に乗っていない時の料金)
現金で支払う場合の一般料金はNT$30、ICカードを利用して支払う場合はNT$20になるので、ICカード利用がおすすめです。
フェリーの料金支払いに利用できるICカードは、
- 悠遊カード
- 一卡通(iPass)
- icash 2.0
…になります。
フェリーの乗り方
鼓山フェリー乗り場(鼓山輪渡站)に着いたら、「鼓山魚市場」がある方向に歩いて行きます。
「旗津&棧貳庫 行人侯船室 Passenger Waiting Room to Cijin & KW2」という黄色い看板があるので、これも目印になります。
こちらが待合室の入口。
待合室前にある改札。
ICカードで支払いする時は、「Sensor Zone」を書かれているところに、カードをタッチします。
船が到着するまでは待合室の中で待機し、乗船できるようになると係の人が案内してくれます。
フェリーが到着したら、船に乗り込みます。
フェリーにはバイクや自転車のまま乗り込むこともできるため、フェリー1階部分はバイクや自転車に乗った人が乗り物に乗った状態で乗船しています。
バイクにも自転車にも乗っていない場合、2階に上がるとゆっくり座ることができます。
こちらが2階の座席。
数は少ないものの、屋外にも座席があるので、外の空気を吸いたい場合や風景を撮影したい場合は外に座る形がおすすめです。
船が旗津に到着したら、そのまま下船します。(ICカードで乗船した場合、船に乗る時に既に料金が差し引かれているので、下船する時にICカードをタッチする必要はありません)
また、下船時に歩行者とバイクで下り口が分かれているので、歩きの人は「行人」のサインに沿って外に出ます。
こちらが旗津側にあるフェリーターミナルの旗津輪渡站。
旗津老街をぶらぶらして観光を楽しむほか、時間に余裕がある場合は、灯台の方まで足を運ぶ形もおすすめです。
旗津輪渡站から鼓山輪渡站に戻ったあとは、上記の出口に帰ってくる形になります。
乗船時間は何分?
乗船時間自体は5分程度で短いです。
ただ、時間帯にもよりますが、フェリーターミナルに船が到着して出発するまでの待機時間を含めると、トータルで15分くらいかかります。
船に乗り込むタイミングでも待機時間が少し変わりますが、概ね10分〜15分程度と考えておくと良いです。
フェリーの頻度と運行間隔
フェリーは朝早くから夜遅くまで運行しています。
平日と休日、また時間帯によって運行間隔が異なりますが、ピーク時間は5分〜7分間隔、それ以外は7分程度〜15分程度の間隔で運行しています。
割と頻繁に往来しているので、どのタイミングで行ってもそれほど待つことはありません。
最新の情報と詳細はフェリー運行会社の高雄市輪船股份有限公司の公式サイトで確認することができます。
公式サイトでは、自転車やバイクに乗って乗船する時のフェリー料金の詳細も確認できます。
ちなみに、自転車に乗って乗船する場合、現金はNT$40、ICカードはNT$30になります。(2024年5月時点)
船の揺れは気になる?
揺れに弱い人は、「フェリーは揺れる?」
…と船の揺れ具合が気になるかもしれません。
強い風が吹いていない普通の天候の状態で言うと、船の揺れはほとんど気になりません。
ただ、船が出発するまで10分くらい船のなかで待機していた時に、(私自身が揺れにそこまで強くないため)わずかな揺れが気になりました。
長い時間待つわけではないので、普通の人は船酔いすることはあまりないと思いますが、揺れにすごく弱い場合は、出航ギリギリまで外で待ってから船に乗る方が良いかもしれません。
鼓山フェリーターミナルのロケーション&アクセス方法
MRT西子湾駅またはライトレールの哈瑪星駅から徒歩8分程度でアクセス可能です。
MRT西子湾駅の1番出口から鼓山フェリーターミナルに行く場合、出口のすぐそばにある麗雄街という通りをまっすぐ歩いて行き、つきあたりを右に曲がるとフェリーターミナルが見えてきます。
鼓山フェリーターミナルの近くに海之氷というすごく有名なかき氷屋さんがあるので、ふらっと立ち寄ってみる形もおすすめです。
棧貳庫フェリーターミナルからも旗津に行ける
駁二芸術特区の近くにある棧貳庫KW2付近のフェリーターミナルからも旗津行きのフェリーに乗ることができます。
棧貳庫フェリーターミナルからは、旗津行きのフェリーのほか、鼓山行きのフェリーもあります。
上記画像は海上巴士(Sea Bus)の運行スケジュールで、上記で紹介した鼓山-旗津線よりも本数が少なく、また料金も高めになっています。(片道NT$80)
ただし、棧貳庫フェリーターミナルはMRT西子湾から徒歩3分、ライトレールの哈瑪星駅や駁二蓬萊駅から徒歩2分でアクセスできるので、駅から鼓山フェリーターミナルまで歩く時よりアクセスが楽です。
特に、駁二芸術特区エリアから旗津行きのフェリーに乗りたい場合に便利な乗り物になります。
また、棧貳庫からは紅毛港へのフェリーもあります。
まとめ:港町の高雄だからこそフェリーは乗るべき
気軽に乗船し、ちょっとした船旅を楽しむことができる旗津。
港町ならではの楽しさがある場所です。
鼓山フェリーターミナルから旗津に行くフェリーの乗り方についての紹介でした!