多民族国家らしい多様な朝食が食べられているマレーシア。
日本人の感覚で言うと、
これ、朝に食べるの?
…という驚きの食べ物もあります。
この記事では、マレーシアで定番の朝食について紹介します。
マレーシアの定番朝食
マレー、中華、インド、ママッ系など様々なジャンルが存在するマレーシア料理のなかから、あらゆるジャンルをカバーする形で、定番の朝食を選んでみました。
Nasi Lemak
ご飯を使ったマレーシアの定番朝食は、Nasi Lemak。
忙しい朝にパパッとお持ち帰りができるよう、あらかじめ包まれたNasi Lemak Bungkusも定番です。
Roti Canai
インド系イスラム教徒のMamak(ママッ)の料理であるRoti Canai。
深夜に夜食として食べても美味しいロティチャナイですが、朝食の定番です。
Kaya Butter Toast
パン好きにおすすめの朝食は、カヤバタートースト。
カヤバタートーストを注文する時は、ハーフボイルドエッグとKopi(コピ)やTeh(テー)を一緒に注文する形が定番です。
Fried Beehoon
米粉(ビーフン)料理も朝食によく食べられています。
炒米粉(Fried Beehoon)は、ビーフンを炒めたシンプルな料理ですが、ペロッと食べることができる美味しい食べ物です。
炒米粉もNasi Lemak Bungusのように包まれて販売されていることが多いです。
また、同じく米粉を使ったMee Siamも朝食に食べることが多いビーフン料理になります。
Wonton Mee
麺料理も朝食の定番で、その代表格は雲呑麺(ワンタンミー)。
雲呑麺だけではなく、様々な麺が朝食に食べられています。
ペナンであれば、福建蝦麺や粿條湯も定番の朝食です。
Bat Kut Teh
「朝から、これ食べるの?」と感じる料理が肉骨茶(バクテー)。
ガッツリとした肉料理ではあるものの、朝に食べると力がみなぎります。
マレーシアの肉骨茶の発祥地として有名なKlang(クラン)に行くと、たくさんの肉骨茶のお店があり、人気店は朝から混み合っています。
Dim Sum
点心(ディムサム)も朝に食べます。
点心レストランだけではなく、マレーシアのコピティアム(コーヒーショップ)でも包子や焼売、糯米鶏を販売しているので、気軽に点心を楽しむことができます。
コピティアムで販売されている包子については、豆沙包、叉焼包、肉包、大包、蓮蓉包、加央包(Kaya包)あたりが定番です。
日本のあんまんのようなものが豆沙包、肉まんが肉包になります。
マレーシアで包子を食べるなら叉焼包がおすすめです。
Thosai
Thosai(トーセイ)も、Roti Canaiのように朝食に定番のRoti(ロティ)になります。
Roti Canaiよりも、健康的だな…と感じる食べ物です。
Chicken Rice
マレーシアやシンガポールで食べる人気料理のチキンライス。
朝ごはんや昼ごはんに食べることが多い料理です。
Nasi Kerabu(*マレーシア東海岸)
マレーシア全体ではNasi Lemakがご飯モノの定番朝食ですが、マレーシアの東海岸には特別な料理があります。
その1つがNasi Kerabu。
ユニークなテイストを持つ東海岸の名物料理です。
Nasi Dagang(*マレーシア東海岸)
Nasi Dagang(ナシダガン)も東海岸の名物料理で、Nasi Kerabuと同じように朝食に食べられています。
まとめ:これだけは食べたいマレーシアの朝食はこれ!
上記で紹介した食べ物以外にも、色々なものがありますが、これだけは食べるべき!というマレーシアの朝食は、
- Nasi Lemak
- Roti Canai
- Kaya Butter Toast
…です。
以上、マレーシアの定番朝食についての紹介でした!