近年、続々とリノベーションが行われ、新しい観光スポットへと変化を遂げている高雄港の倉庫群。
この記事では、棧貳庫KW2と大倉庫410について紹介します。
高雄港にある棧貳庫KW2
2018年に開業した棧貳庫KW2。
高雄港第二埠頭にある棧貳庫は日本統治時代に砂糖の保管庫としてして使われていた場所で、100年以上の歴史を持つ倉庫を修繕し、飲食店やお土産屋さんのほか、ホステル(桟二沐居 KW2 HOSTEL)も備えた商業施設になります。
なお、棧貳庫の英語表記はKW2で、Kaohsiung Port Warehouse No.2を略したものになります。
埠頭エリアならではの風景を楽しむことができる棧貳庫KW2。
棧貳庫KW2には居酒屋風のお店からレストランまで色々な飲食店がありますが、みんなでワイワイ食事したい時におすすめのスポットが参埕参 桟二庫。
上記画像はビールの表面にホイップをのせた奶蓋啤酒で、クリーミーでとても美味しいです。
棧貳庫KW2には、すぐ近くにフェリーターミナルがあり、船に乗って旗津や鼓山のフェリーターミナルや紅毛港へ行くことができます。
ただ、旗津に行くなら、鼓山フェリーターミナルから船に乗る方が料金が少し安いです。
大港倉410
2022年に開業した大港倉410。
大港橋(グレードハーバーブリッジ)のすぐそばにあるアウトレットモールになります。
大港倉にはKD7、KD8、KD9、KD10という4つの倉庫があり、それぞれ異なるテーマでビジネスが営まれています。
アパレル商品を販売する大港倉7。
飲食店がある大港倉8。
大港倉410では、スヌーピー商品を扱っているほか、所々に大きなスヌーピーが設置されていています。
ウッドストックもいて、スヌーピー好きには楽しいフォトスポットになっています。
大港倉410にある船の碇。
昔のものをそのまま捨ててしまうのではなく、オブジェの一部として活用しているところも大港倉の見所の1つです。
ロケーション
棧貳庫KW2は、ライトレールの哈瑪星または駁二蓬萊駅、MRTの西子湾駅から徒歩でアクセス可能です。
大港倉はライトレールの駁二大義駅が最寄駅になり、大港橋を超えたところに位置しています。
どちらも駁二芸術特区観光と合わせて、一緒にまわる形がおすすめです。