クアラルンプールにあるKELATE KITCHEN。
溢れるようなモコモコの蜂蜜入りミルクティーをはじめ、マレーシア東海岸のクランタンの郷土料理が楽しめるお店です。
クランタン料理を提供するKELATE KITCHEN
店名の一部であるKELATEは、マレーシア東海岸にあるクランタン州で使われている方言になります。
kelate=kelantanで、Kelantan(クランタン)は方言でKelateと呼ばれています。
KELATE KITCHENはその店名通り、クランタン州の郷土料理を提供するお店になります。
KELATE KITCHENの座席。
お店の外側にもいくつかテーブル席があります。
お店の目の前で焼いているグリルチキン。
KELATE KITCHENのメニュー
少し見にくいですが、左側がご飯ものや単品メニュー、右側がドリンクメニューになります。
ご飯系メニューの価格はかなり安いです。
ご飯やおかずを販売しているコーナー。
ここで料理の注文をします。
注文後、お皿を持ってお店の奥にある支払い専用カウンターで精算します。(セルフサービスになっているので、自分でお皿をカウンターに持っていき支払いする形になっています。)
ドリンクについてもお店の奥に専用のカウンターがあるので、そちらで注文をして、会計カウンターで精算します。
モコモコの泡!蜂蜜入りミルクティー
KELATE KITCHENの看板メニューの1つである蜂蜜入りミルクティー。
メニュー名はTeh Beng Jebok(Madu Ori)。
Teh ais Madu(テー アイス マドゥ)と言っても通じます。
maduはマレー語で蜂蜜という意味があります。
Teh Beng Jebokは、Teh Tarik(テータレッ)のように液体を引っ張る動作を繰り返してグラスに注ぐため、表面が泡でモコモコの状態になっています。
マレーシアで普通に飲まれている紅茶にコンデンスミルクを入れたTeh(テー)でもかなり甘いものの、それにプラスして蜂蜜を加えているため、Teh Beng Jebokはさらに上をいく甘さがあります。
正直、甘過ぎる…と感じるところがあるものの、疲れている時には美味しい一杯です。
なによりも見た目のインパクトが強く、目で楽しむことができるドリンクになります。
Nasi Kukus(ナシ ククス)
Nasi Kukus King(ナシ ククス キング)。
蒸したご飯、カレーソース、フライドチキン、Tempeh Goreng(テンペ ゴレン)、サンバルソースなどがセットになっています。
上記画像の左端にあるものはTempeh(テンペ)を揚げたテンペゴレン。
テンペはインドネシアを起源とする食べ物ですが、最近ではヴィーガンの人をはじめテンペを食生活に取り入れている人もいる発酵食品です。
Nasi Kerabu(ナシ クラブ)
KELATE KITCHENのNasi Kerabu(ナシクラブ)もおすすめです。
上記画像のNasi Kerabu(ナシクラブ)は、グリルチキン(Ayam Bakar・アヤム バカー)をセットにしたNasi Kerabu Ayam Bakarになります。
Nasi Kerabuはご飯の色づけにバタフライピーを使った青いものが定番ですが、KELATE KITCHENのナシ クラブはターメリックを使った黄色い(kuning)タイプのものになります。
個人的にNasi Kerabuが大好きでよく食べていますが、KELATE KITCHENのNasi Kerabu(ナシ クラブ)は香りが良く、とても美味しいです。
フィッシュカレーが美味しいNasi Penarik
蒸しご飯にフィッシュカレー(Gulai Ikan Tongkol)がセットになったNasi Penarik。
Gulai Ikan TongkolはNasi Dagang(ナシダガン)に合わせることが多い甘口のフィッシュカレーです。
KELATE KITCHENののGulai Ikan Tongkolもおすすめです。
KELATE KITCHENのロケーション
住所:Plaza Prima Setapak, B-G-7 & B-G-8, Jalan Prima Setapak 1, Taman Setapak, 53100 Kuala Lumpur
クアラルンプール市内中心部から少し離れたところにあり、ロイヤルスランゴールビジターセンターから車で6〜8分くらいの距離にあります。
まとめ
安くて美味しいクランタン料理を提供するKELATE KITCHEN。
クアラルンプール中心部から離れたロケーションにあるものの、ナシククスもナシクラブもとても美味しく、クアラルンプールで食べるクランタン料理のお店としておすすめの1つです。
以上、KELATE KITCHENについての紹介でした!