クアラルンプールのPudu(プドゥ)にある168茶餐室。
このコピティアム内に「クレイポットチキンライスが美味しい」と評判のお店があります。
168茶餐室にあるクレイポットチキンライス
Jalan Puduにある168茶餐室(Kedai Kopi Pudu Satu Enam Lapan)。
このコピティアム内に1980年頃から営業し、40年以上の歴史を持つクレイポットチキンライスの有名店があります。
168 Claypot Chicken Riceでは、伝統製法である炭火を使って、1つ1つ丁寧に調理しています。
お店のオーナーが何十個もある土鍋を1人で管理し、火入れ具合などを調整しています。
外と中にある168茶餐室のテーブル席
168茶餐室のコピティアム内にあるテーブル席。
道路を挟んだ反対側にも座席があります。
クレイポットチキンライスの味
炭火で調理されたクレイポットチキンライス。
168 Claypot Chicken Riceのクレイポットチキンライスは、他店よりもご飯の分量がやや多めで、小サイズを注文しても大人2人で十分な量になります。(1人で行くと食べきれないかもしれません。)
クレイポットチキンライスは、鶏肉+中華ソーセージの臘腸(ラップチョン)+塩漬け魚の鹹魚(ソルテッドフィッシュ)がセットになって提供される形が基本です。
ただ、168茶餐室のクレイポットチキンライスのお店では、注文時にラップチョンやソルテッドフィッシュを加えるかどうか聞かれるので、好みに応じて注文してください。
ラップチョンもソルテッドフィッシュも加える形がおすすめです。
168茶餐室のクレイポットチキンライスは、ご飯に適度な硬さが残っていて、ほど良い歯応えがあります。
また、ダークソイソースの味がそれほど強くなく、ごま油の香りがふわっと立つ優しい味つけです。(全体的な味はほかのお店よりもあっさりめで、香りの良さ…という面では、やや物足りなさを感じるかもしれません。)
鶏肉は非常に滑らかで柔らかく仕上がっています。
スープや野菜も美味しい
クレイポットチキンライスと一緒に注文することをおすすめするメニューはスープと野菜。
どちらも非常に美味しいです。
大根入りのスープ。
上記のスープには、鶏の足のほか、干しイカがスープベースに使われていて、良い出汁が出ています。
菜心(チョイサム)。
野菜メニューには、菜心(チョイサム)のほか、レタスなどの選択肢があります。
ドリンクの人気はアンブラジュース
168茶餐室で提供されるドリンクには色々なものがありますが、人気はアンブラジュース。
緑色をしたドリンクがアンブラジュースになります。
168 Claypot Chicken Riceのロケーション
住所:21, Jalan Kancil, Pudu, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
最寄駅はPudu駅。
駅から徒歩で5分程度の距離に168茶餐室があります。
また、道路(Jalan Pudu)を挟んだ168茶餐室の対面にはSek Yuen Restaurantという、クアラルンプールで有名な広東料理のレストランがあります。
留意事項
クレイポットチキンライス自体が調理に時間がかかる料理であることに加え、ディナータイムの168茶餐室は非常に混み合います。
特に週末の夕食ピークの時間帯は長い待ち時間が発生することで知られるお店であるため、待ち時間を短くしたい場合はお店を訪れるタイミングがポイントになります。
クレイポットチキンライスのお店は午後4時頃に開店するため、開店後後すぐ〜5時前に足を運ぶと短い待ち時間で食事をすることができると思います。
まとめ
プドゥには168 Claypot Chicken Riceのほかに、禤記(Heun Kee)という有名なクレイポットチキンのお店があります。
禤記も炭火を使ったクレイポットチキンライスを提供するお店で、168 Claypot Chicken Riceと比較されることがありますが、ご飯の香りは禤記(Heun Kee)の方がやや良いかな…という印象です。
ただ、チキンの滑らかさや、スープや野菜などサイドディッシュの美味しさは168 Claypot Chicken Riceの方が上であると感じています。
どちらも美味しいお店なので、クレイポットチキンライスが好きな人は、双方のお店に足を運んでみても良いかもしれません。