台湾で購入する定番のお土産、台湾茶。
「おしゃれで美味しい台湾茶を購入したい!」
…こんな時のおすすめはウルフティー。
この記事では、台湾のウルフティー(wolf tea)の詳細とおすすめ商品について紹介します。
狼茶ではなく琅茶。琅茶が意味すること
ウルフティー(wolf tea)の中国語表記は琅茶。
発音はlangcha(ランチャー)。
琅茶というブランド名に込められた思い
「琅」という文字はウルフティーのオーナー兼デザイナーの阿玟(Arwen)さんのお父さんの名前から取られています。
なぜお父さんの名前がブランド名に使われているのか?
オーナーのお父さんは20年以上に及ぶ選茶経験を有する方で、オーナーがお父さんから受け継いだ知識がウルフティーの商品セレクションに反映されています。
狼茶ではなく琅茶となっているのは、お父さんへの尊敬の念が込められています。
ウルフティーの台湾茶の特徴
オーナーの阿玟さんは、台湾茶の名所として知られる阿里山出身で、幼い頃から台湾茶に親しんでいました。
そんな経験から、
同じ茶畑であっても、収穫する日が一日違うだけで茶葉の風味、味わいが微妙に異なる
…ということを理解し、ウルフティーで販売するお茶を探す時は、自分の足で歩き優れた茶畑の中から、
その時&その場で採れた他に同じものがない唯一無二のシングルオリジンの茶葉を厳選する
…そうです。
こんなところがウルフティー(wolf tea)のお茶の特徴であり、特別である所以です。
wolf teaの台湾茶の種類
- 烏龍茶
- 紅茶
…という2つのカテゴリーから選ぶことができます。
お茶の産地は阿里山をはじめ、色々な産地のものがありますが全て台湾産のシングルオリジンの茶葉です。
お店で試飲できる
メニューを見て、気になるお茶があれば試飲することができます。
店員さんはとても親切な方なので、遠慮せずにお茶の特徴を聞いたり、試飲をお願いしてみてください。
ウルフティーで購入するおすすめの茶葉
お店の方にお客さんに人気のお茶を聞いてみました。
烏龍茶カテゴリーのの人気商品
- 梨緻烏龍
- 桂香包種
梨緻烏龍は「梨山」という標高1,900メートルの高山にある茶区で収穫されたお茶。 口に入れる前、口に含んだ瞬間、飲んだ後で風味が変わります。とてもまろやかで繊細な味のお茶です。
桂香包種はまるで緑茶のような味わいですが、香りが豊かでスッキリとして爽やかな口当たりが特徴です。水出しで作り冷茶として飲む淹れ方がおすすめで、夏場にぴったりのお茶です。
桂香包種はいわゆる包種茶で、坪林産の茶葉が使われています。
紅茶カテゴリー人気商品
- 奶萱紅茶
- 薄荷紅玉
ミルキーなテイストを持つと形容される金萱(台茶12號)という品種が使われたお茶。
ウルフティーのメニューには、奶萱紅茶はミルキーな風味で「ミルク不要のミルクティー」のようなまろやかな味が特徴と記載されています。
実際に飲んでみると、一般的な紅茶とは一線を画す味わいです。お茶の渋みや尖った感じが全くなく、味が丸みを帯びているような、そんな優しいテイストです。
ただ、一般的なミルクティーを想像して飲むと、「ちょっと違う」と感じてしまうので、あくまでも「まろやかである」ということを覚えておくと良いかもしれません。
紅玉(台茶18號)と呼ばれる有名な品種が使われている台湾産紅茶の薄荷紅玉。
薄荷とシナモン、そしてほんのりと甘みのある独特な風味が特徴になっています。
台湾では紅玉がロールケーキなどのデザートにも用いられていることもある人気の高いお茶です。
どの台湾茶が一番美味しい?
人それぞれ好みがあるので「美味しい」と感じるポイントは異なると思いますが、私は梨緻烏龍が一番美味しいと感じています。
台湾高山茶を語る時に、産地の特徴を示す山頭氣という言葉がキーワードとしてよく使われますが、梨緻烏龍からは高山独特の山頭氣をしっかり感じ取ることができます。
また、悠韻烏龍という阿里山のお茶もおすすめです。
梨緻烏龍は繊細さを感じることができるお茶、悠韻烏龍は新緑のような爽やかな香りの中に独特のまろやかさを感じることができるお茶であると感じています。
ティーボトルや茶筒がかわいい
ウルフティー(wolf tea)ではお茶以外のアイテムも充実しています。
ティーボトル
茶葉を入れてお湯を注ぐと、茶葉がゆっくりと開いていく様子を目で見て楽しむことができます。
お茶を淹れるプロセスを楽しんで欲しいというウルフティー(wolf tea)の思いが込められた品です。
茶器
茶葉が入った茶筒と茶器のセット。
ギフト用におすすめです。
茶筒
カラフルな茶筒。
どれもかわいいので全て買いたい衝動に駆られます。
茶筒のカラーに込められた思い
カラーバリエーションが豊富なウルフティー(wolf tea)の茶筒。
それぞれの色にテーマや思いが込められています。
例えば、 白色は1周年用に作った茶筒で「クリーン」「ピュア」というテーマで作られています。
茶筒をシェルフに無造作に置いておくだけで、一つのインテリアになる、素敵なデザインが魅力です。
新色の茶筒が登場!
2017年11月末に発表されたモスグリーンの茶筒は、ウルフティー(wolf tea)の創業4周年を記念して作られたものになります。
「豆香碧綠」という緑茶と淡いグリーンの茶筒がセットになっています。
2年以上前からコツコツとリサーチをして、台湾でも生産量の少ない緑茶の中から、さらに希少な豆香碧綠というお茶を見つけたそうです。
若葉のような初々しいカラーに込められた思い
豆香碧綠の文字の中にある碧という言葉は青緑色を示します。
さらに、ブランドの立ち上げからまだ4周年ということで種から発芽した若い芽というイメージとお茶の色味が限定品の茶筒の色に反映された形になっています。
ちなみに、4周年のテーマは原点回帰。
ペーパーボックスもかわいい
茶筒無しでも、こんなにかわいいペーパーボックスに入れられて茶葉が販売されているので、お土産におすすめです。
店舗ロケーション
琅茶本舖(Wolf Tea Shop + Gallery)
住所:台北市民生東路四段 97巷 6弄 8號 1F
台北の松山空港の近くにあり、富錦街観光と組み合わせる形がおすすめです。
まとめ:wolf teaはこんな人におすすめ
ウルフティーはお茶の品質が良いことに加え、商品のパッケージ、手提げ袋、取り扱い説明書、ウェブサイトなど、ありとあらゆるものの中にデザインに対する強いこだわりを感じることができます。
デザイン性の高さという意味において、お土産としておすすめのブランドです。
ただ、コスパという意味ではそれほど良くなく、茶葉の質とコスパの良さを求めるのであれば、台北の大稻埕(ダーダオチェン)エリアにあるお茶屋さんでお買い物することをおすすめします。
以上、ウルフティーについての紹介でした!