台湾で購入する美味しい高山烏龍茶。
高山茶には色々なものがありますが、その最高峰と言われるものが大禹嶺。
この記事では、大禹嶺の茶葉の詳細と味の特徴について紹介します。
台湾高山烏龍茶の最高峰、大禹嶺とは？
台湾高山茶の最高峰、大禹嶺。
茶葉が育つ限界区域に近いと言われる、台湾で最も高い大禹嶺茶区で採れたお茶になります。
大禹嶺の読み方
日本語読みをするとだいうりょうになりますが、中国語ではDà yǔ lǐng（ダーユーリン）になります。
大禹嶺茶区はどこにある？
大禹嶺茶区は、台湾の中央山脈が連なる中部の花蓮・南投・台中の境界に位置しています。
大禹嶺茶区の海抜（標高）
海抜2,500〜2,800メートル程度にある大禹嶺茶区。
日中の寒暖差が大きく、その土壌は有機質が豊富で、葉が厚くそして柔らかく育ち、特有の甘みを生み出しています。
茶葉が育つこれらの気候と土壌が、大禹嶺の特別な味を作り出します。
大禹嶺（だいうりょう）の味
澄み切った透明感と茶葉の青々とした清涼感があり、ほんのりとした甘みが後味に残るお茶です。
大禹嶺のお茶は、香りが口の中に留まり、余韻を長く楽しむことができる点も特徴です。
大禹嶺茶と梨山茶の味はどう違う？
台湾で購入する高山烏龍茶としては、梨山茶も非常に有名です。
どちらも澄んだ味の非常に美味しいお茶で、類似しているところがありますが、より力強い清涼感を感じることができるのは大禹嶺茶の方で、梨山茶はもう少しすっきりとした余韻があります。
いずれも高海抜で育つ茶葉であるため、高山茶特有の山頭氣 （茶葉が育つその風土からもたらされる香りや風味の特徴）を思う存分堪能することができます。
このあたりは、台湾高山茶のなかでも阿里山や杉林渓の茶葉と比較すると明確な違いがあります。
大禹嶺のお茶はいくら？価格情報
購入場所によって販売価格が異なりますが、台湾では1斤（600g）あたりNT$4,000以上します。
4兩（150g）を最低購入量としているお店が多いので、150gあたりの価格はNT$1,000。
2023年8月25日の為替レート（1TWD=4.58円）で換算すると、NT$1,000は4,580円くらいになります。
梨山の茶葉もNT$4,000程度で販売しているお店が多く、大禹嶺はさらに高い価格に設定されていることが普通なので、安くはないお茶です。
楽天市場などでも大禹嶺を取り扱っているお店がありますが、少量の茶葉でも高額に設定されています。
大禹嶺のお茶は台湾のどこで購入する？
台湾のお茶専門店では、梨山のお茶を最高級として販売していることが多いものの、大禹嶺の茶葉は販売していないことの方が多く、希少な茶葉になります。
ただ、お茶の問屋さんが多い台北の大稻埕に行くと、一部のお店で大禹嶺を取り扱っていることがあります。
下記の記事で紹介している大稻埕にあるお店で大禹嶺を購入したことがあり、店内でじっくり試飲させてもらうことができました。
台湾で大禹嶺をお得に購入する方法
大禹嶺の茶葉を台湾で安く購入したい時は、蝦皮（Shopee）でオンライン購入する方法が一番おすすめです。
実際に購入した人の口コミが多く評判の高いお店で購入してみたところ、今まで購入した台湾茶のなかで一番満足度が高く、最もコスパが良かったです。
購入した商品は、4兩（150g）x4パックの合計1斤（600g）で、NT$1,500。（日本円で約6,800円程度）
しかも、おまけで150gの大禹嶺を1パックサービス、さらにかぼちゃの種と茶筒、18g程度の茶葉を2パックもつけてくれました。
750gもの大禹嶺の茶葉をNT$1,500だけで購入できたので、非常にお得でした。
購入する前は「こんなに安くていいの？」と心配だったものの、実際に飲んでみてとても美味しかったので、台湾在住の人におすすめの購入方法です。
短期滞在の旅行者の人には難しいかも購入方法かもしれませんが、少し長めに台湾に滞在する予定があれば、検討してみても良いかもしれません。
注文してから発送、受け取りまでのスピードは早かったです。
まとめ：台湾高山茶の美味しさを堪能できる茶葉
海抜が最も高いだけではなく、その味も最高峰の大禹嶺茶。
台湾高山茶のなかでも、格別な繊細さに触れることができる美味しい烏龍茶です。
ぜひ、台湾で購入してみてください。
