クアラルンプールにある基叔云吞面家(Kei Suk Wantan Mee)。
長い待ち時間が発生する雲呑麺の有名店として知られています。
基叔云吞面家(Kei Suk Wantan Mee)
クアラルンプールのPudu(プドゥ)にある基叔云吞面家(Kei Suk Wantan Mee)。
店名にある基叔(Kek Suk)は、かつてお店を切り盛りしていた店主の愛称で、基叔(Kek Suk)が作る雲呑麺が多くのお客さんを魅了していました。
基叔(Kek Suk)は90歳を超えていたこともあり、数年前に引退してしまったものの、現在も同店のワンタンミーを求めて、多くのお客さんが朝から順番待ちをする人気店になります。
基叔云吞面家の叉焼雲呑麺
叉焼雲呑麺(チャーシューワンタンミー)。
基叔云吞面家の叉焼(チャーシュー)は、脂身がやや多めのジューシータイプです。
麺にはコシがあります。
ソースに加えているラードがやや多めであるため、油っぽさが強めという印象を持つ雲呑麺です。
スープと雲呑は美味しいです。
基叔云吞面家の水餃麺
基叔云吞面家(Kei Suk Wantan Mee)には、水餃子もあります。
水餃子だけの注文のほか、麺を加えた水餃麺を注文することもできます。
雲呑と同じように、水餃子も美味しいです。
1時間程度の待ち時間を覚悟する必要がある
雲呑麺自体は調理時間が短く、ぱぱっと提供される料理であるため、一般的に長い待ち時間が発生することはありません。
しかしながら、基叔云吞面家では、長い待ち時間が必至です。
私自身、はじめて基叔云吞面家に足を運んだ時は40分待ちと言われて諦め、その次に行った時はお昼前に売り切れ、そして3回目に朝一番で行き、1時間以上待ってやっと食べることができました。
開店前からお客さんが席で待っている
朝の7時過ぎには、テーブルで開店を待っているお客さんがいます。
朝の7時20分に到着した時には、既に半分くらいのテーブルが埋まっていて、7時50分頃には満席になっていました。
この時点で、お店の人はワンタンを作ったりするなど、開店準備をしています。
8時少し前から注文を取りはじめる
7時50分頃になると、ようやくお店の人が各テーブルをまわり注文を聞きにきます。
開店前にテーブルに座った順番をお店の人が記憶しているようで、先に着席したお客さんから料理の提供が開始されます。
私は7時20分に到着、注文をとってもらったのが8時過ぎ、料理がテーブルに配膳されたのが8時30分頃だったので、合計80分待ちました。
はじめから長い待ち時間を覚悟していたので、長時間待つことができましたが、待ち時間が発生することを知らない状態で行くと、我慢できない長さかもしれません…。
飲み物が先に注文できる
同じコピティアム内には飲み物を提供しているお店があり、ドリンクの注文は基叔云吞面家の開店前から可能です。
座席を確保したら、飲み物を注文して、のんびり待つ形になります。
ここのKopi(コピ)が意外と美味しいです。
相席が当たり前
多くのお客さんで混み合う基叔云吞面家では、相席が当たり前になっています。
2人掛けの席に2人で座っている分には問題ありませんが、例えば4人掛けのテーブルを2人で利用していると、相席になる可能性が高いです。
Kei Suk Wantan Meeのロケーション
住所:Jalan Brunei, Pudu, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
最寄駅はPudu駅になります。
まとめ
基叔云吞面家のワンタンミーは、美味しい・美味しくないで言えば、「美味しい」と言うことができます。
ただ、1時間程度待つ価値があるか問われると、少し疑問が残り、待ち時間の長さはやはりネックです。
長い待ち時間が発生するワンタンミーのお店として本記事で取り上げてみたものの、どうしても基叔云吞面家のワンタンミーを食べてみたい!という強い興味&関心がある人以外には、おすすめできないお店だと感じました。
もし、基叔云吞面家(Kei Suk Wantan Mee)に行ってみたいという場合は、長い待ち時間を覚悟して足を運ぶようにしてください。