マレーシアのおでんと形容されるLok Lok(ロクロク)。
マラッカには一般的なLok Lokとは少し異なるサテーソースを使ったSatay Celupと呼ばれる名物料理があります。
この記事では万里香沙爹朱律(Ban Lee Siang Satay Celup)という老舗について紹介します。
万里香沙爹朱律(Ban Lee Siang Satay Celup)
はじめて万里香沙爹朱律(Ban Lee Siang Satay Celup)を利用する人の多くが直面すること。
それは同じエリアに「BAN LEE SIANG」という冠がついた店舗が横並びになって、「同じお店?」「それとも違うお店?」と混乱してしまうことです。
実際のところ、
- 万里香沙爹朱律茶餐室(Kedai Makanan Dan Minuman Ban Lee Siang)
- 正宗万里香沙爹朱律(Restoran Ban Lee Siang)
という別々のお店になっています。
画像の右側にある①がオリジナルのお店、②は後からオープンしたお店になり、オーナー同士は兄弟という繋がりがありますが、お店の商標の件で揉めた過去を持ち、それぞれ別経営になっています。
こちらがオリジナルと言われるお店、万里香沙爹朱律茶餐室(Kedai Makanan Dan Minuman Ban Lee Siang)。
正宗万里香沙爹朱律(Restoran Ban Lee Siang)。
正宗万里香沙爹朱律(Restoran Ban Lee Siang)の店内。
どちらも多くのお客さんで賑わっているお店ですが、ここでは正宗万里香沙爹朱律(Restoran Ban Lee Siang)で食べるSatay Celupについて紹介します。
正宗万里香沙爹朱律(Restoran Ban Lee Siang)のメニュー
正宗万里香沙爹朱律(Restoran Ban Lee Siang)のメニュー。
ドリンク関連はソフトドリンクのほか、ハーバルティーやフルーツジュース、アルコールがあります。
注文方法
空いている席に座り、まずはドリンクを注文。
後はセルフサービスで店内にある冷蔵庫の中から好きな具材を取るだけです。
店内にある冷蔵庫。
この中にスチームボートに使う具材が入っています。
野菜やきのこ、練り物の具材。
シーフード系の具材。
ホルモン系の具材もあります。
サテーソースが使われたLok Lok(ロクロク)、Satay Celup。
グツグツと煮立ってきたら、具材を鍋の中に入れます。
日本の串カツ屋さんのように、一度口に入れた串は二度づけ禁止なので、火が通ったことをしっかり確認してからお皿に取り出します。
青梗菜。
練り物、ブロッコリー、空芯菜。
空芯菜はボールのようにクルッと丸まっています。
イカ。
支払いについて
食事が終わったら店員さんに声をかけて会計します。
串の数を数えて支払い額を算出してくれます。
食べ終わった串はテーブルの上にまとめて置いておけば大丈夫です。
万里香沙爹朱律(Ban Lee Siang)のロケーション
ジョンカーストリートがあるマラッカの中心部から車で7分程度の距離にあります。
万里香沙爹朱律茶餐室(Kedai Makanan Dan Minuman Ban Lee Siang)も正宗万里香沙爹朱律(Restoran Ban Lee Siang)も、手招きしてお客さんの取り合いをしているので、好きな方に足を運んでみてください。
また、夕食の時間は混み合うので、開店後できるだけ早い時間帯に足を運ぶことをおすすめします。
もし、車利用せずマラッカ中心部でSatay Celupが食べたい場合は、Restoran Capitol Satayの方が便利なロケーションにあります。
オランダ広場から徒歩5分程度です。
まとめ:マラッカ名物のサテーソースのおでんは美味しい
Satay Celupは、一般的なLok Lok(ロクロク)とは一味違う美味しさがあります。
マラッカの料理というと、ニョニャ料理がクローズアップされることが大半ですが、Satay Celupもおすすめです。
マラッカに遊びに行く機会があれば、Satay Celupを試してみてください。