マレーシアで食べるローカル飯、ペナン発祥のNasi Kandar(ナシカンダー)。
その独特な雰囲気と注文スタイルから、
ちょっとハードルが高い…
…と感じてしまうことがあるかもしれません。
そんな時におすすめのお店がNasi Kandar Pelita。
色々な場所に店舗があり、とりわけクアラルンプールのKLCCエリアにある店舗は旅行者の方にも使いやすい場所になっています。
この記事ではNasi Kandar Pelitaの詳細について紹介します。
ペナン発祥のNasi Kandar Pelita
Nasi Kandar PelitaのルーツはペナンのPeraiという街。
創業1995年。
地元で評判になったNasi Kandar Pelitaはフランチャイズ化を進め、現在ではマレーシア最大のナシカンダーフランチャイズ店になっています。
クアラルンプールにおいては、KLCCの近くやBangsar、Desa Sri Hartamasなどに店舗があるほか、クアラルンプール郊外にもお店がたくさんあります。
また、海外進出も果たし、海外1号店をインドのチェンナイにオープンしています。
この記事で紹介するPelitaのお店はペトロナスツインタワーの近く、Jalan Ampangにある店舗。
24時間営業しているので、「お腹空いた…」という時にいつでも利用できます。
Jalan AmpangにあるNasi Kandar Pelitaのお店からはペトロナスツインタワーが見えます。
広々とした店内。
夜遅くでも、食事を楽しむお客さんで賑わっています。
Nasi Kandar Pelitaにおける注文方法
まずは、Nasi Kandar(ナシカンダー)の注文方法について紹介します。
ナシカンダーを注文する時は「Nasi Kandar」のコーナーに行きます。
行列ができていることもあるので、その場合は最後尾に並びます。
お店の人がお皿にご飯をよそってくれるので、あとは食べたいおかずを選びます。
料理の名前がよくわからない時は指差しでも大丈夫です。
おかずのチョイスが終わったら、会計プロセスに進みます。
カウンターの奥、上記の画像で言うと手前に立っている店員さんが計算担当の方になります。
お皿に盛った内容を見て、ぱぱっと計算、金額をスクリーンに打ち込んでカードを発行してくれます。
そのカードを持ってすぐ近くにあるレジカウンターで会計します。
こちらが会計用のカード。
Jalan Ampangの店舗はカード式が採用されています。
ドリンクの注文はテーブルで行う
ドリンク類の注文についてはテーブルで行います。
空いている席に着席すると、ドリンク担当の店員さんが注文を取りに来てくれます。
ドリンクの配膳と共に上記のカードを一緒にもってきてくれるので、後ほどカウンターで会計します。
Nasi Kandar(ナシカンダー)以外のもの、例えばロティチャナイやナンなどもドリンクと一緒にテーブルで注文できます。
Nasi Kandar Pelitaで楽しむグルメ
いくつか紹介します。
Nasi Kandar(ナシカンダー)
魚(フィッシュカレー)をメインディッシュに選んだナシカンダー。
Nasi Kandar Pelitaのフィッシュカレーは美味しいです。
Nasi Kandar(ナシカンダー)は好きなものを好きなだけ選ぶことができるので、気分に応じておかずをモリモリにしたり、シンプルにしたりできます。
Roti Canai(ロティチャナイ)
Rotiのメニューには色々なものがありますが、代表的なものがロティチャナイ。
甘いものが好きな方はRoti Bom(Parata Bom)やバナナ入りのParata with Bananaもおすすめです。
Roti Bom(ロティボム)。
Roti Bomの甘みとカレーがマッチして、食が進みます。
Naan(ナン)
Nasi Kandar Pelitaのナンも美味しいです。
ナンにはカレーとミントチャツネがセットになっています。
Roti系のメニューはランチタイムに提供していないケースがあるので、その点に注意してください。
Tandoori Ayam Kampung(タンドリーチキン)
タンドリーチキン。
ナンと一緒に食べると美味しいです。
ミーゴレンやマギーゴレン
焼きそば的なものを食べたい場合は、Mee Goreng(ミーゴレン)やMaggi Goreng(マギーゴレン)がおすすめです。
マギーゴレンはインスタント麺のMaggi(マギー)を炒めたものになります。
シンプルな料理ですが美味しいグルメです。
Teh Tarik(テータレッ)
ナシカンダーのお店で飲むべきドリンクはTeh Tarik。
コンデンスミルク入りのミルクティーで、辛いものを食べた時にぴったりのドリンクです。
また、ロティチャナイにもよく合います。
TehはTea、TarikはPull(引っ張る)という意味があり、ドリンクが入った2つの容器を上から下に動かす動作を繰り返して混ぜ合わせて作られるTeh Tarikは、表面が泡立っていることが特徴です。
クアラルンプールにある店舗情報
マレーシアにおいては、ペナンのほか、クアラルンプールやその近郊都市を中心にいくつか店舗がありますが、ここではクアラルンプール中心部にある店舗をピックアップして紹介します。
Jalan Ampangにある店舗
住所:149, Jalan Ampang, Kuala Lumpur, 50450 Kuala Lumpur
上記で紹介したペトロナスツインタワーの近くにある店舗です。
最寄り駅はBukit Nanas。
駅から徒歩7分程度になります。
Bangsarにある店舗
住所:2, Jalan Telawi 5, Bangsar Baru, 59100 Kuala Lumpur
Bangsar(バンサー)にある店舗にアクセスする場合は車利用がおすすめです。
KLセントラル駅周辺から車で10分程度の距離にあります。
公共交通機関を利用してNasi Kandar Pelitaを利用したい場合は、Jalan Ampangにある店舗利用の方がおすすめです。
Bangsarの店舗ではJalan Ampangにある店舗のようなカード式の清算方法ではなく、上記の紙の注文票をレジに持って行って清算する形になっています。
注文したものがテーブルに届いた後に注文票を持ってきてくれます。
Nasi Kandarについては、Nasi Kandarのコーナーに行って欲しいものをよそってもらった後、会計担当の店員さんがテーブルに来て料金をぱぱっと計算して注文票に記入してくれます。
まとめ
Nasi Kandar Pelitaはナシカンダーのほか、ロティチャナイなどのロティ系のメニューが充実している便利なMamak Stall(ママッストール)です。
特にKLCCエリアにある店舗(Jalan Ampang)は、観光客が多く旅行者の方にも比較的使いやすいという意味においておすすめです。
クアラルンプール滞在中にNasi Kandar(ナシカンダー)に挑戦してみたいな…という時は、是非足を運んでみてください。
以上、クアラルンプールのKLCCエリアにあるNasi Kandar Pelitaについての紹介でした!